磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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中公新書ラクレ87 「愛国」問答-これは「ぷちナショナリズム」なのか-

2009年07月02日 | 読書日記など
『中公新書ラクレ87 「愛国」問答-これは「ぷちナショナリズム」なのか-』
   香山リカ、福田和也・著/中央公論新社2003年

「愛国心」にもいろいろあるだろうに……。
--日本のマスコミで力のあるイデオロギーの人たちの「愛国心」を扱っているのでは?



「勝ち組」になれそうという……。下「」引用。

「今は「負け組」に甘んじている人もちょっと背伸びをすれば「勝ち組」になれそうであるし、「勝ち組」歴の短い人たちは所得以外の部分でも早くそれらしいライフスタイルや価値観を身につけて、「勝ち組」の地固めをしなければならない、と考える。」

この時代でも、なれそうになったボクですね……。

精神科医である香山。下「」引用。

「ベンチャー企業の若き社長に「精神障害者を簡単に退院させられては、私たちは安心して暮らせませんよね」と-略-「あの……、精神障害者が危険だ、なんていうのは完全な誤解なんですが。それに、いろいろな人たちがいてこその健全な社会、と言えるんじゃないでしょうか」と言ってみた。」

話題をかえられたという。しかし、この人がハゲタカ・ファンドとかかわりのある人なら、彼こそ危険人物だったともボクには思えるが……。

格安のアパート……。下「」引用。

「生活レベルが悪化してこれまでより安いアパートに移った人は、これまで感じなかった「安全上の不安」におびえることになるだろう。派遣社員の仕事が途絶え、オートロックのマンションから家賃格安のアパートに移った女性は、引っ越したあとでそこが以前、空き巣の被害にあった部屋であることを知った。-略-」

怖いですね……、たしかに……。

でも、金持ちも最近では、不安では……。

正論』は「六十歳無職」みたいな人が頑張って読んでいると大塚英志……。

ネットでえげつない批判と中傷をされても、伝わってこないという。
--そりゃ、そうでしょうね……。
デリケートな人は、それに傷ついて、ネットから消えた人もいますね……。
残念ですね。

諸君!』のことがよく出てくるが、これは休刊ですよね……。

今じゃ、力を失ってきているという……。
--だから、ネットなどでかなりきつい表現をされているのか?

だから、よけいに逃げるのか?

ケンタッキー……。下「」引用。

「福田 中国はケンタッキーがすごい人気があるんです。マクドナルドよりも。上海なんて角ごとにケンタッキーがありますからね。」

中国のケンタッキーは安いの?
--何年も食べてないなあー。
別に食べなくてもいいけど……。(笑)

「あとがき」 下「」引用。

「元来、右翼の貧乏くささが嫌いで、右翼になったようなものだった。
 三島由紀夫とドリュ・ラ・ロッシェル。-略-」

しかし、精神の貧困な三島由紀夫……。

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裏表紙に書かれてあります。下「」引用。

「9・11以降の米国は、得体の知れない恐怖に生活を脅かされた結果、「他者」を切り捨てた。最後に残るのはアメリカ人とは何者か? そして私たちは、最後に残るニッポン人となるのだろうか?」

異常な考え方ですね……。






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