磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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木と日本人のくらし

2009年03月26日 | 読書日記など
『木と日本人のくらし』
   日本木材学会・編/講談社1985年

日本書紀のことが、この本でも書かれてあった……。
--文化とは持続可能なものとしたら、木は有力な資源ですね……。



環境問題にも関わることですね……。下「」引用。

「-略-現に無尽蔵と思われる砂利や砂さえもがすでに品薄となり、廃コンクリートの再使用や海砂の小がコンクリート建造物に種々問題を起していることは耳目に新しい。石油に替わる新エネルギーとされる原子力さえが、公害問題はさておくとしても、ウランという量少ない埋蔵資源に頼っているのである。-略-」

このこと、みどり砂漠ということでも理解できると思う。下「」引用。

「よく、自然保護論者の中には、木を切ること自体が罪悪であるかのこどき言辞を吐く人がいるが、これはいささか短見であろう。山は放置しておけば最良の状態になるものでは決してない。場違いなので詳説は避けるが、森林は適切な管理をすることによってこそ健康な状態に保たれるのだし、適宜に切って更新(若返らせる)することは適切な管理の中でも重要な項目なのである。」

「和樽・桶の歴史」
--木の香りはよいものですね。

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米スギというのがあるしい……。下「」引用。

「米スギは大正十二年の関東大震災後から急速に輸入され、一時は外国産の健具材で最も多く使用された。戦時中を除いて、戦後ふたたび大量に輸入されたもので、大径木であることに大きな魅力がある。-略-」

楽器の材料として……。下「」引用。

「楽器の材料として木材が最も重要な役割をしているのは、ヴァイオリン・ギター・ピアノ・ハープ・箏(そう)・琵琶などの弦楽器の響板である。リュート類の中には三味線のように動物の皮を張ったものがあるが、大方の弦楽器の響板には木材が使われている。」

田下駄はスギが使われた。

水に強いクリノキ下駄。

適材適所という言葉がありますね……。

それで使い分けていた日本の職人……。

もちろん、環境にもよかったし、人体にもよかっただろう……。











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