龍の声

龍の声は、天の声

「日本はこれから好景気になると思いますか?」

2024-03-25 06:57:12 | 日本

内藤 真さんが、なかなかいい話をしている。
以下、掲載する。


私見ではありますが、いろいろなデータを見た上での推論です。皆様も一緒に考えてください。できるだけ、突飛で無理がある推論がないように配慮したつもりですが、もしあればご自分で修正して考えてください。

1.超長期的には、日本は発展すると考えるのが合理的です。というのは、地理的条件というのは、テクノロジーが発展しても変わらないです。つまり、地球儀を見て、人間が暮らしやすい「温帯湿潤気候」自体が希少価値です。

2.実は石油資源より、水資源のほうが貴重です。なぜ、日本のトイレットペーパーが世界一の品質なのか。それは、紙を作るには大量に安くて混じり気のない水が必要だからです。現在、ほとんどの電気製品が中国製になってしまいましたが、トイレットペーパー・ティッシュペーパーだけは、完全にMADE IN JAPANです。そして、石油は涸れるときが来るかも知れませんが、日本全体として、日本が砂漠化することは、万が一でもないでしょう。ただし、折角の水資源を守るために、日本の空が大気汚染されることは避けなければなりません。

3.国民性(民族性)というのは、そう簡単にかわりません。中国の国民性が近年変わったように見えるのは、実は中国が多民族国家だからでしょう。たとえ、製造地が中国でも、日本ブランドを被せて売っている場合、検品がしっかりしているので、日本ブランドのものを買って「外れを引く」というのは少ないはず。自動車についても、たとえ、ドイツ車(実は中国製かも。もう昔のドイツ車を連想してはなりません。たとえ、ベンツでも、今のベンツの外装はプラスチックの箱です。どうしても、力学的に金属のような耐久性はありません。)を買うにしても、ヤナセから買ったほうが安心。他のルートで買うと、結構な確率で「ハズレ」を引く羽目になる。

さて、これだけの基礎要素があることを考えると、2040–2060年の谷さえ乗り越えれば、日本は安定的に、ポスト工業社会を生きられそうに思います。2040–2060年の谷を乗り越えるのに必要なのは、AIとロボットではないかと推測しています。
「クララとお日さま」をぜひ、お読みください。読みごたえのあるSFです。




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