龍の声

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「春ウコンと秋ウコンの違い」

2016-03-31 08:46:23 | 日本

精油成分豊富な春ウコン、クルクミン豊富な秋ウコン
お酒を飲まれる方、また日々の健康生活に長く根強いウコン。
ウコンは、以前まで沖縄以外ではあまり知られていない植物だった。

今でこそ名の通ったウコンだが、世界には実に様々な種類があり、中国では約20種類、インドネシアでも20~30種類ほど見つかっていると言われている。

その中で、主に用いられていたウコンは2種類です。

それは、春に咲く「”春ウコン」 と、 秋に咲く「”秋ウコン」がある。”


◎春ウコンは

春ウコンは、精油成分、ミネラルが豊富である。

4月から5月にピンク色の花を咲かせ、その正式名称を「キョウオウ」という。

漢字で書くと「姜黄」

これは、そのまま口に入れると、舌が強い苦味と辛さがある為、食用には不向きなので主に健康食品などに使われていて、その検証結果等が多く報告されていると言われる。

実際に使われるのは根茎部分で、外側が白っぽく、切ると、切り口は黄色をしている。

秋ウコンに比べてクルクミンの量は少ないが、ターメロン・シネオール・アズレン・カンファーなどの100種類以上の精油成分が豊富に含まれ、また、カルシウム・カリウム・鉄・マグネシウム・リンなどのミネラルが豊富である。

■精油成分とは?
植物の葉や茎、根等に含まれる成分で、様々な働きを持つと言われる。
この精油成分が動脈硬化予防やコレステロールの分解、またガンの抑制になるとも言われている。
これは秋ウコンにはない働きである。

食物繊維も春ウコンには豊富に含まれている。
現在も、春ウコンに関する研究はさらに進められている。

春ウコンは紀元はじめ頃にはすでに利用されていたようだが、近年、その働きはさらに注目を集めている。


◎秋ウコンは、

秋ウコンは、クルクミンが豊富である。
7月から8月に花を咲かせ、正式名称は「ウコン(鬱金)」。

健康維持に役立つとされるクルクミンが豊富に含まれているが、クルクミン含有は春ウコンの約10倍以上となっている。

お酒を飲まれる方には「秋ウコン」、ということも言われるが、それはこのクルクミンが豊富だからである。

ただ秋ウコンは、健康な方が飲まれる分には良いが、体の機能をよりよく働かせる作用があるので、体の悪い方が飲まれると、逆に負担をかけてしまうので、飲まれない方が良いと思う。
医者様とよくご相談されたほうがよい。

■クルクミン(Curcumin)とは?
カレーなどに使用される香辛料ターメリックに含まれる黄色色素で、ポリフェノールに分類される。
サビつきを防ぐということもでも知られている。
日本では「お酒を飲むときに」ということだけで広く知られているが、日本を含むアジアや、またアメリカ等でもクルクミンに関する研究がすすめられている。

食用(カレー粉やたくあんなどの着色料の原料)として使われるほか、鮮やかな黄色を持つことから天然の食用色素としても利用され、また布や紙を染色するためにも利用されてきた。
根茎は外見上、春ウコンとほとんど変わらないが、中身は濃いダイダイ色で、苦味もほとんどない。

クルクミンは脂溶性なので水で摂取しても溶けにくく、そのまま摂取してもあまり体内に吸収されず排出されるので、お腹にご飯が入っている状態(食後または飲食中)にお召しあがりいただくと良い。

ちなみに、カレー約5杯分にクルクミン30㎎程が含まれるといわれる。
1日に摂取しても良いと言われるクルクミンの量だが、国連の食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)の合同会議により、体重1㎏に対して、0mg~3mgを推奨している。
例えば体重60kgの人の場合、1日の上限目安摂取量は180mgが限度ということである。ただ、一度にまとめて摂られても意味はない。
一度に身体が摂取できる成分の量には限りがあるので、例えば一回に180mgを摂っても全て摂取できるものではなく、過剰な分は体外へ排出されてしまう。
よって1日数回に分けて摂られるほうが、クルクミンをしっかり摂取できる。


◎春ウコンと秋ウコンに含まれる成分の割合

春ウコン、秋ウコンは成分含有量の違いから、働きも変わってくる。

クルクミンや精油成分はともに、様々な働きがあると言われている。


◎春ウコン
 ・クルクミン   0.3%
 ・精油成分    6.0%
 ・ミネラル成分  6.0%
・その他(タンニン、食物繊維など)


◎秋ウコン
 ・クルクミン   3.6%
・精油成分    1.0%
 ・ミネラル成分  0.8%







「ハンドケアの方法」

2016-03-31 08:45:33 | 日本

1。両手の指をしっかり組み、脳が意識するようにする。
2。各々の手の甲をマサージする(感謝の言葉を言いながら)
3。各々の両指を外側にねじる。
4。片方の指先で、もう一方の指の爪の生え際のツボをはさむようにして横と縦をしっかり押さえる。
5。片方の手の掌に、もう一方の手をグーにして包み込む。そしてグルグル回す。
6。親指と人差し指の間(万年ツボ)をしっかりと押さえる。
7。両の手の甲をマッサージ(感謝の言葉を出して)する。


<効用>
・ボケ防止
・若返り法