女の生き方

2005年11月30日 | ひとりごと
今20代後半。
周りを見渡してみるといろんな友達がいる。

仕事頑張ってて、彼氏も探してるよー♪って子。
仕事頑張ってて、彼氏もいて。でも今後どうしよう?って悩んでる子。
彼氏と結婚を決めて、仕事を辞めようとしてる子。
結婚して、仕事も家庭も!って頑張ってる子。
結婚して、仕事を辞めて主婦で家庭を守ってる子。
結婚して、子供ができて、仕事やめちゃったけど子育て奮闘中の子。
結婚して、子供できて、でも仕事も頑張ってる、仕事・家庭・子育て3足のわらじの子。

いろんな「女の人生」だよね。

女の人は、産む、産まない、または産める、産めない、いろいろな事情はあるけれど
女性として男性にはできない妊娠して出産するという機能が備わってる。
それに、男女平等といいながらやっぱり日本って男性優位な社会。
そのおかげで歩く道が男の人に比べて多種多様なのは仕方ないのかな。

どんな道を選んでも、大変なことに変わりはないけれど・・・・

昔はね。
仕事は子供が生まれるまででいいって思ってた。

私はお母さんにそうやって育ててもらったんだ。
お母さんは私たちを産むまでお父さんと同じ会社で仕事してた。
できる人だったって聞いてるし、
生活をみてれば仕事ができるかどうかもわかる。
時間を無駄にしないし、段取りを考えて動くし、優秀な人だっただろうと思う。
(ストレートな人だから人間関係難しいときはあったかもしれないけど


お母さんと話したことがある。
私「仕事、続けたかった?」
母「うーん。楽しかったしね。でもあんたらの方が大事やったし、
  子育ては仕事より難しいからね。」
私「後悔してる?」
母「いやー?何歳でも仕事はできるしやる気があれば勉強して資格も取れるしね。
  あのときやめてなかったらどうやったかな?って思ったことはあったけど
  後悔したことはないよ。
  子育てって最中は一生続くんじゃないかと思うくらい大変やけど、
  終わってみたら本当に大変な時期はほんの少しやし
  親が子供のそばにいられる時間なんてわずかなものやねんから、
  その時期に離れるなんて最初から考えてなかったし、間違ってなかったって今も思ってるよ。」

母は実際、私たち兄弟が学校に行き始めてから着実に社会復帰した。
最初は内職。訪問販売もしてた。化粧品も扱ってた。
お料理やさんでお掃除してた。勉強して資格を取った。
今は資格を生かしてヘルパーをしてる。
まだ上を見て、新しい資格を勉強して来年試験を受けるらしい

仕事をしながらいろんなことを経験していろんなことを学んで、
その一方で私たち兄弟は高校卒業頃までほとんど冷凍食品とか
インスタント食品とか、自分で望まない限りは食べることもなかった。

結婚して実家を離れて、転職して仕事の楽しさを知ったけど、
同時に家庭との両立の難しさも知った。

改めて、母をすごい女性だなぁと思う。

と同時に、自分を省みる。


母のような生き方はできないかもしれない。
私は母ほど意志が強くないし、タフでもないと思うから

だけど絶対まねしたいのは「後悔しない生き方を選ぶこと」
だからちゃんと自分と向き合いたいし
その倍くらい気をつけて、彼とも向き合いたいと思う。

何で倍くらい気をつけるかというと・・
どんなに大切な人でも、彼は私じゃないからね、
「わかったつもり」にならないように・・・。