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映画評と映画与太話

彼が二度愛したS(2008)

2008-11-20 | 映画評・ヒュー
原題がThe Tourist → The List → Deceptionところころ変わって、邦題が「彼が二度愛したS」。なんでやねん。こんな題名にするから流行らないんじゃ? とか思ってしまった。公開1ヶ月たたずにおしまいだよ。
rukkiaとしては「The List」でよかったのではないかと。
登場人物たちが秘密クラブのことを「List」と呼んでいたのだ。

まあ、内容もですね、出来はいまいち、うーん。ヒューとジョン・パレルモ氏のシード・プロダクションがかんでいる作品なのでちょっと期待していたのだが。
役者も演技も悪くないけど、なんかね、サスペンスに捻りが足りないというか。
半端に人間ドラマにしようとして失敗した? みたいな。
ただ、ヒューとユアンを鑑賞したかった人にはそれなりにいいんじゃないでしょーか。
背広姿も運動シーンも上半身!シーンもあるし。
でもやっぱりね、役に情が移らないことには萌えないです…。
脚本が練れてないのか、監督の力量が足りないのか。 > 本作が初監督作品のようだが…。

今回は珍しくヒューは悪者の役。
まじめに仕事している会計士ジョナサン(ユアン・マクレガー)にちょっかいだしにくる弁護士ワイアット(ヒュー・ジャックマン)、口が悪くて人懐っこいやり手な感じが胡散臭い…。
ええと、字幕が口の悪さについてってなかった気がする。
で、ジョナサンは図らずも秘密クラブに参加してしまうわけだが…。

サスペンスなのでストーリー展開については黙っておこう。
この貫禄あって色っぽい婆さんは誰だと思ったらシャーロット・ランプリングだったり、
アクションしないぞマギーQ、もったいない、とか
エグゼクティブには見えないけどいいのか、ミッシェル・ウィリアムズ、とか。
…ミッシェル・ウィリアムズのことをしばらくジェシカ・ビールだと思ってたことは内緒だ。ちょっとこじんまりしたか、ジェシカ?とか思ってた(^^;

素人の勝手な思いで言うと、刑事さんがもうちょっと活躍すればおもしろかったかも。

マリファナを吸うシーンがあるので米国ではRがついているがえっちシーンはたいしたことないので日本ではPG-12。他の国でもそんなもの。
なので、秘密クラブ活動を期待して見るとがっかりするかも。あ、それで男性客が少なかったのか? < こら


萌え度:せっかくヒューがいっぱい出てくるのに…
好き度:
鑑賞:劇場(2008.11)


原題:Deception
監督:マーセル・ランゲネッガー
配役:ユアン・マクレガー(ジョナサン・マコーリー)
   ヒュー・ジャックマン(ワイアット・ボーズ)
   ミッシェル・ウィリアムズ(S)




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3 コメント

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Deception (misao)
2008-11-21 00:26:57
いや、微妙な出来でした。というかサスペンスにしては詰めがたらん、というか・・・・突っ込みどころが多すぎて、 いくら私でも未だにDVD買う気にならず。(だってヒューの出番が少ないし、脱ぎ足らん(おっと)
ま、とにかくヒューは今年のThe Sexiest man alive ですから・・・・‘Australia’に期待するか。元々カウボーイもの好きだしさ。
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題名について (野吾徹)
2008-11-21 02:56:53
すみません、ハリウッド弱いので。題名に絞ります。秘密クラブが、The List。個人情報保護法案って、もしかしてメンバー・リスト作ると、それだけでご法度?忠実に守りリスト作らないと、それだけで、何もかも完璧な秘密クラブ?ところで、最初の題、旅行者の何故?なんですが、異邦人がストーリーの中、鍵を握ってるんですか?Sって何の頭文字なんですか?旅行者・一覧・まやかし。まやかしの旅行者の一覧。わたしたちは、岩間から染み出た泉に過ぎない。永劫のある時、干乾びる。西脇順三郎です。小泉信三と共産党宣言。信三のS、宣言のS。二度愛した人を私は知っています。
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詐欺ってそのまんま (rukkia)
2008-11-21 22:50:51
misaoさん>
 やや、misaoさんにとっても微妙でしたか。
後半は突っ込むのも面倒な感じで(^^;
そうですか、Sexiest Manになりましたか。
おや、ダニエル・クレイグが2位なんですね。Peaple誌は渋好みなのかな。

野吾徹>
 なにが気になったのかなー。
「Tourist」というキーワードが映画の中にでてきたかどうかはわかりませんでした。でも、制作が発表されてからしばらーくはその題名だったんです。

あとは映画サイトで粗筋でも読んでいただければ…。
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