萌映画

映画評と映画与太話

2010年に見た映画

2013-02-04 | 映画評・その他のジャンル
6月に見たアイアンマン2までしか書いてなかった。

アデル/ファラオと復活の秘薬(2010)
 ガリガリ姐さんが、涼しい顔して図々しく物事をひっかきまわす映画、だったと思う。
あまり新鮮味はなかった、ような。
続きがありそうだったのに続編の話を聞かないなぁ。

萌え度:…忘れた
好き度:それなりに面白かった
鑑賞:劇場(2010.7)

原題:Les Aventures Extrraordinaires D'Adele Blanc-Sec
監督:リュック・ベッソン
配役:ルイーズ・ブルゴワン(アデル・ブラン・セック)
   マチュー・アマルリック(ドュールヴー)
   ジル・ルルーシュ(カポニ警部)


ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010)
 …もはやどこまでのどんな話だったか忘れた…。
 校長先生が亡くなってからというもの、話が暗いのなんの。

萌え度:…誰かいたかもしれないけど、忘れたので…
好き度:
鑑賞:劇場(2010.12)

原題:Harry Potter And The Deathly Hallows: Part 1
監督:デヴィッド・イェーツ
配役:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
   ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)
   エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)


ロビン・フッド(2010)
 ロビン・ロングストライドが伝説の義賊ロビン・フッドになるまでの話。
なかなかよかったと思ったのだが、詳細は忘れた。

萌え度:凛とした奥方マリアン
好き度:
鑑賞:劇場(2010.12)

原題:Robin Hood
監督:リドリー・スコット
配役:ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド)
   ケイト・ブランシェット(マリアン)
   マーク・ストロング(ゴドフリー)


…感想はすぐ書いとかないとだめえすねぇぇぇぇ。
特にはりぽたはPART2と混じってしまってるし。

2011年に見た映画

2013-01-15 | 映画評・その他のジャンル
2011年に見た映画。
あまり中身を覚えてないな…。

ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2010)
 なんかあんまり覚えていない。
カスピアンが王っぽく成長したかな、くらい。
もう一度、DVDで見たい。

萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2011.3)

原題:The Chronicles O Narnia: The Voyage Of The Dawn Trader
監督:マイケル・アプテッド
配役:ジョージー・ヘンリー(ルーシー・ペベンシー)
   ベン・バーンズ(カスピアン)
   リーアム・ニーソン(声:アスラン)


パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉(2011)
 ペネロペ・クスル、かっこええ。
お嬢様と刀鍛冶が出てこない分、人魚(アスリッド・ベルジュ・フリスベ)と修道士(サム・クラフリン)なのかな、とか思ったりしたけど。

萌え度:
好き度:それなりに面白い
鑑賞:劇場(2011.5)

原題:Pirates Of The Caribbean: On Stranger Tides
監督:ロブ・マーシャル
配役:ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
   ペネロペ・クルス(アンジェリカ)
   イアン・マクシェーン(黒ひげ)


X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011)
 マグニートとプロフェッサーXの若い頃の話。
イアン・マッケランの若い頃がミハイル・ファスベンダーで、パトリック・スチュワートの若い頃がジェームス・マカヴォイってどうよ、って思ってたけど、この話のエリックとチャールズはこの二人でぴったりだと思った。
意志が徹底しているエリック、若かりしミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が惚れてしまうのもわかる。
しかし、チャールズ、若いころは結構チャラ男だったのねん(^^;
X-MENシリーズはキャラ立ちのわりは大味だったり、主義主張のわりに厚みがなかったりと作品トータルとしてはいまいちだったのだが、これはよくできていたと思う。ウルヴァリンのスピンオフ作品よりさらによかったと思う。
X-MEN3もこの監督でやってたらなーと、もったいなく思えた。
そうそう、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)もちらっと出てくる。いかにも彼らしい反応で。
…そして、実は悪役の記憶がない。もう一度見ないと(^^;

萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2011.6)

原題:X-MEN: First Class
監督:マシュー・ヴォーン
配役:ミハイル・ファスベンダー(エリック・レンシャー/マグニート)
   ジェームズ・マカヴォイ(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX)
   ケヴィン・ベーコン(セバスチャン・ショウ)


マイティー・ソー(2011)
 ソーは”Thor"なので、慣れ親しんだ言い方でいえば「トール」ですね、北欧神話の雷神。
北欧神話のロキは神様の兄弟ではないのだけれど、ここではトールと兄弟という設定になっている。まあ、元はアメコミなのでそういうことで。
ジェーン(ナタリー・ポートマン)のキャラクターがちょっと痛いなぁと思ったりしたが、娘のほうがちゃっかりしている。
…って、あれ、今調べたらあの女性は娘じゃなくてアシスタント!? > ダーシー・ルイス(カット・デニングス)という名前だったとしたら < 名前は覚えていない
浅野忠信がソーの仲間として出てくるけど、あまり活躍しない。彼である必要があったのか?
まあ、話は薄いですが(アメコミだから)、それなりに楽しいです。
ジェーンを助けてくれるおじさん(父の親友・セルヴィッグ教授:ステラン・スカルスガード) とか、
ソー(クルス・ヘムズワース)の美しい胸板とか。 < ちょ
でもやっぱり、来たる「アヴェンジャーズ」のために急いで作った感が否めない…。

萌え度:胸板 < こらこら
好き度:この手の話はもうちょっと悪役が怖くないと…。
鑑賞:劇場(2011.7)

原題:Thor
監督:ケネス・ブラナー
配役:クリス・ヘムズワース(ソー)
   ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター)
   トム・ヒドルストン(ロキ)


SUPER8/スーパーエイト(2011)
 何がスーパーなのかなと思っていたら8ミリ映写機の話だった。
映写機で映画撮りをしていた子どもたちが、列車事故に遭遇して映しちゃたアレが!
といった、青春ものなのかホラーなのかエイリアンものなのかよくわからない作品。
映写機の中のアリス(エル・ファニング)が魅力的なのだけはわかる。

萌え度:萌えなかったかも
好き度:サスペンスとしてそれなりに面白かったけど。
鑑賞:劇場(2011.7)

原題:Super8
監督:J・J・エイブラムス
配役:ジョエル・コートニー(ジョー・ラム)
   エル・ファニング(アリス)
   カイル・チャンドラー(ジャクソン・ラム)


ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011)
 ハリー・ポッター最終作。ついに名前を言ってはいけないあの人とサシの勝負!
みんなが隠しに隠しているハリーの運命は別に隠さなくても自明のような気がするが。
これだけ原作を読んでないので…。
スネイプ先生……。

萌え度:萌えキャラはいなかったような…
好き度:
鑑賞:劇場(2011.7)

原題:Harry Potter And The Deathly Hallows: Part2
監督:デヴィッド・イェーツ
配役:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
   レイフ・ファインズ(ヴォルデモード)
   アラン・リックマン(セブルス・スネイプ)


トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011)
 いつのまにかカノジョが変わってたんですけど、いいんでしょーかー。
敵が強すぎて恐怖倍増な感じがしたことだけ覚えている…。

萌え度:一人だけ正気の男レノックスの出番がちょっと増えてた、かな
好き度:
鑑賞:劇場(2011.8)

原題:Transformers: Dark Of The Moon
監督:マイケル・ベイ
配役:シャイア・ラブーフ(サム・ウィトウィッキー)
   ジョシュ・デュアメル(ウィリアム・レノックス)
   ロージー・ハンティントン・ホワイト(カーリー・スペンサー)


メカニック(2011)
 孤高の仕事人というステイサムのステロタイプな役どころ。
それに、へなちょこがしっかりしてくるかにみせかけてやっぱりへなちょこが合っているベン・フォスターが絡む。
…X-MEN3でいまいちイケてないエンジェルやってた人だ。
ステイサム映画を見たい人にだけお薦め(^^;

萌え度:もちろんいつものステイサム
好き度:
鑑賞:劇場(2011.8)

原題:The Mechanic
監督:サイモン・ウェスト
配役:ジェイソン・ステイサム(アーサー・ビショップ)
   ベン・フォスター(スティーブ・マッケンナ)
   ドナルド・サザーランド(ハリー・マッケンナ)


キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アヴェンジャー(2012)
 素直すぎるぜ、スティーブ(クリス・エヴァンス)。
筋肉増強実験第1号のキャプテン・アメリカ誕生のお話。しかし、慰問役とかやらされて気の毒なキャプテン・アメリカ…。
一方、相変わらず人間を越えた悪役で大活躍のヒューゴ・ウィービング(レッド・スカル役)。素顔わからないじゃん!クレジット見るまで気づかなかったよ。
で、レッド・スカル配下のスパイ(ハインツ・クルーガー)役でリチャード・アミティッジが出てくる。エリートっぽいイカした役だったような気がする。
全くおちゃらけないクリス・エヴァンスって初めてみたかも。

萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2011.11)

原題:Captain Amerika: The First Avenger
監督:ジョー・ジョンストン
配役:クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャーズ/キャプテン・アメリカ)
   ヒューゴ・ウィーヴィング(シュミット/レッド・スカル)
   ヘイリー・アトウェル(ペギー・カーター)


三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011)
 三銃士って落ちこぼれだったの?
って、昔活躍したけど今は活躍の場がなくなった銃士、アトス(マシュー・マクファーデン)とポルトス(レイ・スティーヴンソン)とアラミス(ルーク・エヴァンス)。
アトスを手球にとってドロンするミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。
そしてめずらしく悪役のオーランド・ブルーム(バッキンガム男爵役)。
主人公のダルタニアン(ローガン・ラーマン)は若くてぴちぴちしている。
王妃(ジュノー・テンプル)が健気です。
なんか続きそうな終わり方だったんだけど、続編の話、聞こえてこないよね。

萌え度:お好みに応じていろいろ…
好き度:
鑑賞:劇場(2011.11)

原題:The Three Musketeers
監督:ポール・W・S・アンダーソン
配役:ローガン・ラーマン(ダルタニアン)
   ミラ・ジョヴォヴィッチ(ミレディ)
   マッツ・ミケルセン(ロシュフォール隊長)


タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011)
 アニメなのだがモーションキャプチャーを多用したらしく実写っぽい動きをする。かつ、アングルがアニメでしかできないようなものになっていて斬新。
ピーター・ジャクソンがプロデュースしてスピルバーグが監督ってなんだか凄い組み合わせだな…。
声の出演を見るに…、ええとアニメじゃなくて実写でやってくれないかなと思ったり。

萌え度:萌えない
好き度:とりあえず冒険ものは好き
鑑賞:劇場(2011.12)

原題:The Adventures Of Tintin: The Secret Of The Unicorn
監督:スティーヴン・スピルバーグ
配役:ジェイミー・ベル(声・タンタン)
   アンディ・サーキス(声・ハドック船長)
   ダニエル・クレイグ(声・サッカリン)


リアル・スティール(2011)
 メインイベントはロボット格闘技。
ヒュー・ジャックマンがダメパパからよい父親へ変貌するところが涎…。 < こら
あ、息子役の人は、マグニートの子供の頃をやっていた人だったんだ。

萌え度:パパなのでこれくらいで。
好き度:
鑑賞:劇場(2011.12)

原題:Real Steel
監督:ショーン・レヴィ
配役:ヒュー・ジャックマン(チャーリー・ケントン)
   ダコタ・ゴヨ(マックス・ケントン)
   エヴァンジェリン・リリー(ベイリー)


ああ、こうして見ると一番萌えたのはミハイル・ファスベンダーのマグニートということか…。

2012年に見た映画

2013-01-08 | 映画評・その他のジャンル
映画の感想を書かなくなって久しいが、映画を見ていないわけではない。
見る本数はとても減っているし、レンタルDVDは全然見てない。
とりあえず忘備録。今後、DVDで再び見たりしたら独立して記事にするかも。

ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011)
 あ、敵役がどんなだったか忘れた!
とりあえず、チームの備品があっちこっちに隠してあって、その場所をイーサン(トム・クルーズ)がいちいち把握していることに驚き。驚異の記憶力!
と、あとなんだっけ…。
まあ、アクション映画なので普通におもしろかった。

萌え度:文官なふりしてデキるあの人
好き度:
鑑賞:劇場(2012.2)

原題:Mission; Impossible - Ghost Protocol
監督:ブラッド・バード
配役:トム・クルーズ(イーサン・ハント)
   ジェレミー・レナー(ウィリアム・ブラント)
   ポーラ・パットン(ジェーン・カーター)


アンダーワールド:覚醒(2012)
 相変わらずセリーン(ケイト・ベッキンセイル)はかっこよかった、ということだけ覚えている。
まだ続きそうなんだが、どうなんだろう。

萌え度:とりあえずセリーン
好き度:
鑑賞:劇場(2012.3)

原題:Underworld Awakening
監督:モンス・モーリンド、ビョルン・スタイン
配役:ケイト・ベッキンセイル(セリーン)
   スティーヴン・レイ(レーン博士)
   マイケル・イーリー(セバスチャン刑事)


テルマエ・ロマエ(2012)
 濃い顔の日本人が演じるローマ人、真剣にやっているだけに笑える。原作の漫画は読んでいないが、映画はとてもいい味が出ていたんではないかと思う。かなり気に入った。人にもオススメする!
…市村正親が出てきただけで世界がミュージカルになる(見える)のは、ある意味、すごいと思う。rukkiaは市村氏のミュージカルは見たことがないんだけど…。

萌え度:平たい顔族の職人魂に乾杯
好き度:
鑑賞:劇場(2012.5)

監督:武内 英樹
配役:阿部 寛(ルシウス)
   上戸 彩(山越真実)
   市村 正親(ハドリアヌス)


タイタンの逆襲(2012)
 タイタンの戦いの続編。今回活躍するアンドロメダ(ロザムンド・パイク)は前回のアンドロメダとは違う女優さんだが、ボンドガールである。ギリシャ神話ものにはボンドガールがつきものということか。
…サム・ワーシントンは丸刈りのが似合うな。本作はちょっと伸びている…。
神様兄弟(リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ)がなんとも…。爺萌向き(^^;

萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2012.5)

原題:Wrath Of The Titans
監督:ジョナサン・リーベスマン
配役:サム・ワーシントン(ペルセウス)
   リーアム・ニーソン(ゼウス)
   ロザムンド・パイク(アンドロメダ)


バトルシップ(2011)
 面白くなかったわけではないが、萌えないと好き度もあがらないな(^^;
アレックス(テイラー・キッチュ)は能力はあるのに、怠け者というかチャラいというか、そんなアメリカンな青年。優秀な兄(アレキサンダー・スカルスガード)のツテで海軍に入るのだが…。
合同演習をやっていた日米海軍がエイリアンに立ち向かうという話。日本側の艦長役を浅野忠信がやっている。まあ、そこそこな感じだ。アレックスの小隊のメンバー役をやっているリアーナも頑張っている。
あー、またリーアム・ニーソンが「おとうさん」役ですなぁ。提督の娘で結構切れ者のサム(ブルックリン・デッカー)がなんでこんなチャラい主人公に惚れるのか、rukkiaにはよくわからなーい。あめりかんすたんだーど?

萌え度:萌えない…。
好き度:
鑑賞:劇場(2012.5)

原題:Battleship
監督:ピーター・バーグ
配役:テイラー・キッチュ(アレックス・ホッパー)
   リーアム・ニーソン(シェーン提督)
   ブルックリン・デッカー(サム)


ジョン・カーター(2012)
 なんと、バトルシップの主人公をやっていた俳優さんが本作も主人公をやっている。こっちのがずっと似合う(^^;
X-MENでガンビットをやっていた人だから、ええと、長髪のが似合うということだろうか。 < ちょ
原作はエドガー・ライス・バローズのスペースオペラの火星シリーズ。ヒロイン(リン・コリンズ)の衣装を見た時、「これを実写化したかったのねん」とか思った…。
なんか鳴り物入りのわりには流行らなかったようなのでどうかと思ったが、rukkiaには十分おもしろかったぞ。なんでダメだったのかな。スターウォーズの二番煎じっぽいところかな。 > 原作はこっちのが古いのでこっちが元祖だと思うのだが…

萌え度:あんまり萌えなかった
好き度:
鑑賞:劇場(2012.5)

原題:John Carter
監督:アンドリュー・スタントン
配役:テイラー・キッチュ(ジョン・カーター)
   リン・コリンズ(デジャー・ソリス)
   マーク・ストロング(ドミニク・ウエスト)


崖っぷちの男(2011)
 普通の人間をやるサム・ワーシントンが見たくて見た映画。 < ちょ
ええと、設定は普通の人間ですが、結構スーパーマンでしたね(^^;
兄とはうってかわってナヨ男の弟ジョーイ、だけど、やる時はやる奴。ジェイミー・ベルはこういうのうまいね。そして弟の彼女アンジー(ジェネシス・ロドリゲス)がかっこいい。

萌え度:ニックに惚れちゃうのはわかるが、萌えたかといわれると、ちょっと…
好き度:
鑑賞:劇場(2012.8)

原題:Man On A Ledge
監督:アスガー・レス
配役:サム・ワーシントン(ニック・キャシディ)
   エリザベス・バンクス(リディア・マーサー)
   エド・ハリス(デヴィッド・イングラング)


ダークナイト ライジング(2012)
 クリストファー・ノーランのバットマンは痛い。スケアクロウもジョーカーも痛かったけど、今回は敵はそのものずばり「ペイン」(トム・ハーディ)。痛いよ、目が痛いよ、心が痛いよ。
満身創痍で関節もすり減ってガタガタなブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)、バットスーツを着ると補強されるけどそれでも痛々しい。
かわって軽やかなのがセリーナ(アン・ハサウェイ)。クレジットでも映画の中でも言及はされていないがキャットウーマンだ。アン・ハサウェイがアクションもできる女優だとは知らなかった! かっこいい!!
そしてどこまでも父親なリーアム・ニーソン…。

萌え度:セリーナ♪
好き度:
鑑賞:劇場(2012.5)

原題:The Dark Night Rises
監督:クリストファー・ノーラン
配役:クリチャン・ベイル(ブルース・ウェイン)
   トム・ハーディ(ペイン)
   アン・ハサウェイ(セリーナ・カイル)


アベンジャーズ(2012)
 アベンジャーズのリーダーは生真面目なキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。まあ、そういうキャラなんだからそれはそれでいいのかもしれないけど、クリス・エヴァンスはもう少しチャラいキャラのが活きると思うんだけどなー。
…まあ、ここではチャラい役回りはアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)なので、仕方ないが…。
ソー(クリス・ヘムズワース)にハルク(マーク・ラファロ)も出てくるオールスターキャストなのになんか大味だったなぁ。ちょっともったいないなぁ。

萌え度:ナターシャ♪
好き度:
鑑賞:劇場(2012.8)

原題:The Avengers
監督:ジョス・ウェドン
配役:クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャーズ/キャプテン・アメリカ)
   スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)
   サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー)


プロメテウス(2012)
 見るまで知らなかったのだが、これってエイリアン・ビギニングなんでしょうか?
でも「エイリアンVSプレデター」の設定は2004年だったしなぁ…。
ミハエル・ファスベンダーの間ぶりが素敵です。
しかし、エリザベス(ノオミ・ラパス)、強い、強すぎる!

萌え度:デイヴィッド
好き度:
鑑賞:劇場(2012.8)

原題:Prometheus
監督:リドリー・スコット
配役:ノオミ・ラパス(エリザベス・ショウ)
   ミハエル・ファスベンダー(デイヴィッド)
   シャーリーズ・セロン(メレディス・ヴィッカーズ)


あと12月にすでにレビューを書いた007ホビットレ・ミゼラブルを見た。


紀元前1万年(2008)

2008-05-07 | 映画評・その他のジャンル
先史時代を勝手に描く「紀元前1万年」、rukkiaの得意分野である。
もうなんというかお約束満載で、最後までげらげらさせていただきました。あ、でもコメディーじゃありませんから(^^;

お約束を数え上げるとネタバレになってしまうので、やめておくが、今の時代に大金をかけてこんな映画をつくれるなんて幸せな監督ですね…。
ストーリーは期待したとおり、さらわれたヒロインを追ってどこまでもどこまでもいってついには生贄になりかけた美女を救出せよ! というものだった。
美女→生贄もお約束ですね。これは予告編を見れば明らかだから言ってもいいですよね(^^;(正確には生贄ではなく人質なのだが)

見所はマンモス。もうそれだけといってもいい。
監督、マンモスにはかなりこだわって力をいれていたみたいだ。(と、何かの記事に載ってた)
そして、「牙」はマンモスに予算をとられた、かも、とか思った。
まあ、マンモスに力をいれて正解だったと思う。rukkiaとしてはピラミッド建造に働くマンモスを見て満足(含む暴走場面)。

最初はへなちょこだった主人公がだんだんたくましくなっていくという物語でもある。そこんとこは主演のスティーヴン・ストレイはうまくやってたんじゃないかと思う。なんたって、最初はまったくイケてなかったのに、最後はちょっといいかもと思ったから > 目が慣れただけ?
俳優さんはほとんど無名の人たちを使っていると思われる。主人公のメンターの人(クリフ・カーティス)だけ見覚えのある顔だった。 > 「サンシャイン2057」や「ダイハード4.0」に出てた
色ボケの誘拐隊長も見たことある顔だなと思ったのだが、知っている人ではなく、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフに似ているだけだった…。

さて、映画はげらげらして終わったのだが、楽しみはそれだけではない。
時代考証検証!

まずは、この時代、マンモスがいたのか。
これは問題なくいたらしい。そして、映画の設定どおり、この頃からマンモスが減少していくらしい。
1万年前というのは、ちょうど氷河期が終わる時期にあたるのだ。

次、いつも同じ位置(しかも低いところ)に見える星はあるのか。
動かない星といったら北極星くらいしか思いつかない。北極星があんな低い位置には出るってことはかなり赤道に近い北半球とか?
最初は金星かなと思ったのだが、金星は狭い範囲だが動くし、明け方に見えたり夕方に見えたりするから、「いつもそこにいる星」ではない。
で、調べてて初めて知ったのだが、1万年前だと北極星が今の北極星じゃなくて別の星だったかもだ! 星も微妙に動くらしい。1万年くらい前だとベガが北極星だった可能性もあり、そうすると現在の北極星(ポラリス)より明るく、映画のようなことになっていたかもしれない。
ということで、オリオン座だって今とは違う感じの模様になっていた可能性アリだ。

そして、この人たちは何語をしゃべっているのか。
映画を見ながらなんで色の濃い人たちばかりなのかなと思ってたのだが、星の位置からして、赤道近くの人たちということになるので、そんなものかもしれない。
で、英語以外の言葉だが、IMDbに言語の情報が載ってないので、何語なのかはさっぱりわからない。既存の言語を当てはめているのか、造語なのかもわからない…。
少なくとも、通訳さんの部族の言語、ピラミッドの人たちの言語の2種類はあったんじゃないかと思う。戦士部族の言語、蛇の目のことを教えてくれた部族の言語も別物だったような気がする。
気になる気になる。

しかし、あの色ボケ隊長、悪い人じゃなさそうなのに、かわいそうだったなぁ。優しくしてあげたヒロインにも殺されそうになるし(^^;


萌え度:
好き度:お約束すぎて安心できる
鑑賞:劇場(2008.4)

原題:10,000 B.C.
監督:ローランド・エメリッヒ
配役:スティーヴン・ストレイ(デレー)
   カミーラ・ベル(エバレット)
   クリス・カーティス(ティクティク)



エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007)

2008-02-21 | 映画評・その他のジャンル
うわ、エリザベスもベスもオーストラリア人だよ!
というのはいいとして、黄金時代の開幕にあたるアルマダ海戦をクライマックスにもってきた「エリザベス:ゴールデン・エイジ」、期待通り女王様は神々しかったです。

1作目で予習してから臨んだわけだが、10年の間を感じさせない見事な「続き物感」。
いまやエリザベス(ケイト・ブランシェット)はさらに鋭利になった切れ者女王である。体型も以前に比べてスレンダーになった気がする。 < 演出意図?
求婚者のよその国のおぼっちゃまも超めんどくせぇと思いつつ邪険にすることなく、一応立ててみたりする。絶対君主といえども暴君では決してない。
一方、侍女のベス(アビー・コーニッシュ)はふくよかな感じのする美人。対照的である。分身であることを自覚しつつ、分身ゆえに同じものに惹かれてしまうのは、まあ、そういうものということだ。
ベスを見る年長侍女の冷たい視線がなんか笑えた。 < どこにでもあるナニな風景を偲ばせるあたり(^^;

今回は小言爺役のウォルシンガム卿(ジェフリー・ラッシュ)、拷問もしまくっているが、はやり爺な感じはぬぐえない。もうちょっと黒幕のほうがかっこいいのに。 < こら
ウォルター・ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が今回の華なわけだが、前回のダドリーよりは魅力的に見えた。
海戦の時にドレイク船長が出てきたと思うのだが、キャスト表でみつけられなかった。あ、ドレイク船長も海賊上がりだったのか(^^; < 今調べた

スペイン側の人たちが、濃い濃い(^^;
フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)なんか、メアリ1世の旦那をやっていた頃とは打って変わってねっちねちである。(俳優さんも違う)
裏で糸をひくロバート・レストン(リス・エヴァンス)もなんか不気味でよかったなぁ。イギリスの俳優さんって目力が強い人、多いような気がする。

内容は女王の人としての苦悩と為政者としての矜持を中心にした人間ドラマなわけだが、人間ドラマ嫌いのrukkiaも飽きさせないかっこよさがあった。
「wiseman」とかいってニヤリとするところとか、戦場で兵士を鼓舞するシーンでは涙しちゃいましたよ。 < 何故かこういうのに弱い(^^;

DVDになったら女王様の台詞を英語字幕でチェックしたいですな。


萌え度:女王様、かっこいい
好き度:
鑑賞:劇場(2008.2)

原題:Elizabeth: The Golden Age
監督:シェカール・カプール
配役:ケイト・ブランシェット(エリザベス1世)
   クライヴ・オーウェン(ウォルター・ローリー卿)
   アビー・コーニッシュ(ベス)



エリザベス(1998)

2008-02-11 | 映画評・その他のジャンル
第2弾が始まってしまうのであわてて見た「エリザベス」、いやー、はやりケイト様はすごいですね。
初々しい乙女から後光の射す女王まで!
結婚話を持ち出される度にどきまぎしていたのに、それを手玉にとれるほど成長する様が見事というかなんというか。

難をいえばダドリー(ジョゼフ・ファインズ)があまり魅力的でなかったこと。世間知らずな乙女が幻惑されるのは無理ないとしても…。あの、フランス大使(エリック・カントナ)のがかっこよかったんですけど(^^;

そして脇役がすごい。いかにもやり手のノーフォーク公(クリストファー・エクルストン)とか、こうるさい爺ウィリアム・セシル(リチャード・アッテンボロー)とか、エリザベスの美しさが引き立つメアリー1世(キャシー・バーク)とか、したたかさが際立つメアリ・ド・ギース(ファニー・アルダン)とか、はちゃめちゃが似合いすぎるアンジュー公(ヴァンサン・カッセル)とか、こんなところに暗躍坊さん(ダニエル・クレイグ)とか…。
もちろん、陰の立役者フランシス・ウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)もね。
あ、スペイン大使(ジェームズ・フレイン)も濃くてよかったなぁ。
ちょっとネタバレ黒文字。
暗躍坊さんが密偵トーマス・エリオット卿を撲殺するシーンは、さすが、ダニエル・クレイグとか思っちゃいましたよ。あとで拷問も受けてたし(^^;

お話はわりと淡々としていたかも。思ったより時代の凄惨さを描いていたような。
今の時代でも女王は大変なのに、あの時代、もっともっと大変だったろうな。強いぜ、エリザベス!


萌え度:時代劇はよいですね(^^;
好き度:
鑑賞:DVD(2008.2)

原題:Elizabeth
監督:シェカール・カプール
配役:ケイト・ブランシェット(エリザベス一世)
   ジェフリー・ラッシュ(フランシス・ウォルシンガム)
   ジョゼフ・ファインズ(ロバート・ダドリー)


エリザベス

ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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クイーン(2006)

2007-04-26 | 映画評・その他のジャンル
ヘレン・ミレンといえばrukkiaにとってはモルガン(@「エクスカリバー」)でディープソート(@「銀河ヒッチハイクガイド」)なわけだが、ここでは女王である。
しかも、御存命で現職の女王である。
これまたすんごいものに挑戦したなぁ。
そして、主演女優賞総なめ、とどめにアカデミー賞も獲得である。挑戦は成功だったってことか。
同じ年に主演男優賞総なめのフォレスト・ウィテカー(@「ラスト・キング・オブ・スコットランド」)はアグレッシブな演技で圧倒した。が、女王の役は静である。大きな感情の起伏を外に見せず、責務の重圧もぐっとこらえ、暴れたりしゃべり倒したりせず女王という存在を見るものに伝えるのである。
押さえた演技の中ににじむ迫力。ある意味、強烈な個性を撒き散らすキャサリン・ヘップバーンやレイ・チャールズの役のほうが簡単なのではないかと思ってしまう。
いいものを見せていただきました。この演技だけで1つ追加である。

お話はダイアナ妃交通事故死を中心とする女王の葛藤の物語。折りしも革新を掲げるトニー・ブレアが首相になって、女王に「民衆が求める対応」を求める。
って聞くとどろどろ政治駆け引き人間ドラマみたいに思えるが…。
そっくりさんな感じの女王と首相に、当時のニュース映像で出まくるダイアナさんとか群集とか、ほとんど再現ドラマのよう。でも、これが意外とくさくならずに見れてしまった。

見終わって作者のいいたいことがまっすぐ伝わってきた。といっても、映画を見たrukkia自身の解釈でしかないのだが、この作品が描きたかったのは、「王として生きてく一人の人間の姿」ではなかったのかと。
難しい決断をしなければならない時に、彼女の側にいるのは頭の堅い旦那と日和見な息子、そして王室の権威体現を期待する母。結構みんな無責任な感じである(多分映画なのでわざと)。女王は誰も頼らず自分の責任において決断しなければならない。彼女の背負っているものは途方も無く大きい。
結局、首相のアドバイスを受け入れるわけだが、それは妥協とかそういうのではなく、「神と国民に奉仕する」という原点に戻って決断した結果なのではないかと思う。
彼女をそっとサポートする侍従長(?)のジャンヴリン卿(ロジャー・アラム)がよかった。

いくら苦しくても女王は人前で泣くこともできない。rukkiaは今でこそ涙腺崩壊しているが、蒼かった頃は「人前では絶対泣かない」主義だった。若くして女王となったエリザベスは、まだその時のままなのだ、きっと、なんて思ったり。
で、わんこと散歩したり、自らオフロード車を運転しちゃうとこなんか、結構かっこよかった。> エリザベス女王は運転できるんだ、へぇへぇへぇ
責任を負う潔さとアクティブさに脱帽で2つ追加である(^^;
映画の中では当初王室に批判的なブレア首相が途中から女王ファンに鞍替えしちゃう。わかるよ、かっこいいよ、彼女。

配役の妙も感じた。映画の中ではいい人役のブレア首相はわりと似た感じのマイケル・シーン。当初、「いいのか、このやな役俳優が現職首相をやって」とか思ったけど、結果的によかったと思う。この人ならいい役でも決してかっこよくはならないところがミソ。
首相のブレーンのランポート(ティム・マクマラン)がちょっとかっこよかった。
映画の中ではへなちょこなチャールズ皇太子は似てない人がやっている。多分わざとだ(^^;
最後まで王室批判派で正論を吐く首相の妻(ヘレン・マックロリー)がやな感じ女優なのもきっとわざとだ(^^;;;;


萌え度:
好き度:人間ドラマにしては珍しく好きだった。やっぱ主人公がかっこよかったから > ミーハーです
鑑賞:劇場(2007.4)

原題:The Queen
監督:スティーヴン・フリアーズ
配役:ヘレン・ミレン(エリザベス2世)
   マイケル・シーン(トニー・ブレア)
   ロジャー・アラム(ロビン・ジャンヴリン卿)


ポリス インサイド・アウト(2006)

2007-04-03 | 映画評・その他のジャンル
The Policeのドラマーだったスチュワート・コープランドが撮り溜めた映像を編集したドキュメンタリー映画である。
なんというか、ファンが見たかったポリスの栄光の軌跡ではなく、スチュワートの視点で見たポリスの起承転結って感じ。
なので、ミュージック・ビデオ世代以降のポリス・ファンが見てもつまんないかもしれない。
「ポリスがどういうバンドだったのか」というのはあまり語られてないのだ。それを知っているという前提で組み立てられているのだ。
多用されている楽曲もファーストアルバムの「Next You」だったり、ワーディング不能な「Masoko Tanga」だったりする。わざとなのか激しくマニアックである。
最大のヒット曲「Every Breath You Take」を含む最後のアルバムからは「シンクロニシティ」しか使われてなかったような…。

「起」は、rukkiaも知らなかった「英国での嫌われ者ポリス」の話。
「承」は、それなら米国で売ってやろうじゃないのと巻きを入れる話。
「転」は、熱狂的なファンを持つようになった姿。
「結」は、さらりと、行き先をなくしてしまった彼らがあっさり旅を終える話。

若かりし頃の彼らの映像は期待してたほど鮮明にたくさんは入ってなかった。が、やっぱ、若い頃のスティングはかっこいいねぇ。
そしてプライベートショットというわりには、あまりプライベートな素顔は映ってない気がした。強いて言えば、アンディ・サマーズが意外とお茶目だっつーくらいか。
あー、しかし、スチュワート君、おそろしく手が速いですな、ドラムをたたく時の。

で、精神的に一番苦しい時期に作ったアルバムが「ゴースト・イン・ザ・マシーン 」のようだった。実は、rukkiaが一番好きなアルバムはこれ。Kate Bushのも一番好きなのはイっちゃってた「The Dreaming」だったりするから、そういうのに反応するのかも(^^;

特に仲たがいをしたとも聞いていなかった彼ら、なんでプッツリとは思っていたのだが…。(解散宣言も聞いた覚えはなかったような…)
頂点を極めるというのは檻に入れられてしまったようなものなのねん。

万人に勧められる映画ではないと思うが、往年のポリス・ファンだったら見ておいて損はないと思う。ツアーの途上、後ろから撮ったライブ風景、レコーディングの様子などが入っているし。
そして何よりも怖い、暴徒のようなファン!(笑)
あなたもあの中に一人だったりする?

…いや、rukkiaは2度の日本公演、どちらもいかれなかったのだよー。ひーん。



萌え度:若い頃のスティングにもっと萌えるかと思ったが…
好き度:
鑑賞:劇場(2007.3)

原題:Everyone Stares: The Polic Inside Out
監督: スチュワート・コープランド
配役:スティング
   アンディ・サマーズ
   スチュワート・コープランド
   


おまけ:原題見て思い出した曲
Does Everyone Stare(in 2rdアルバム)
Voices Inside My Head(in 3rd アルバム)
Fallout(アルバム未収録の初期の曲)


ドリームガールズ(2006)

2007-04-02 | 映画評・その他のジャンル
元ネタはミュージカルである「ドリームガールズ」、最初は歌のシーン+お芝居でこのまま進行するのかと思いきや、途中からお芝居部分で突然歌いだした。ばたり。
心情は台詞でなく全部歌で表していると聞いていたが、こんな風にはさまなくてもなぁ。
…というところで、rukkiaは失速である。

内容はおいといて、ドリーメッツの連荘ステージとか、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)七変化とか、そういうところは楽しかった。
ビヨンセって、染め甲斐のある素材だねぇ。
奇しくも、劇中で「個性が強くないから、加工できる」っていってたカーティス(ジェイミー・フォックス)の言葉、噛みしめてしまったよ。
そういえば、ダイアナ・ロスもブラックのシンガーらしくなく、ふにゃらかな歌い方してたような気がする。

実は、これを見る前、自分の中でエディー・マーフィとジェイミー・フォックスと、この作品には出ていないウィル・スミスがごっちゃになっていて区別がつくかどうか心配だったのだ。
心配には及ばなかった、というか、ジミー役がエディー・マーフィと気づくのに時間がかかった(^^;
で、結局、今でも3人の区別、ついてないかもしれない。

エフィーのにいちゃんのCC(キース・ロビンソン)がちょっと可愛いかもと思った。字幕では兄になってたけど弟に見えたぞ(^^;

ずーっと歌っている映画なだけに、その歌が趣味かどうかで映画の好き度が大幅に左右されると思われる。rukkiaは好きでも嫌いでもなかったので、ストーリーそのものの好き度がそのまま出てしまった結果になった。
「One Night Only」はいい曲だと思うんだけどねぇ、もっと聞きたかったな。
映画どろどろ人間模様より、カーティス・プロデュースのめくるめくドリームガールズのステージのほうを見てたいな。

この作品からはアカデミー賞の歌曲賞部門に3曲もノミネートされていたが、1曲もとれなかった。
やはり元ネタ・ミュージカルから持ってきた楽曲のほうがインパクト強かったからだろうか。

エフィー役のジェニファー・ハドソンが助演女優賞をとったが、ええと、映画でも主役はエフィーだと思うぞ。 > 主演/助演は物語内での役割ではなく出演者の格で決まったりするんだろうか
ビヨンセはエフィーとの喧嘩(ここも歌のシーン)が一番迫力あってかっこよかったと思ったり(^^;


萌え度:
好き度:歌をとったら何も残らない
鑑賞:劇場(2007.3)

原題:Dreamgirls
監督:ビル・コンドン
配役:ビヨンセ・ノウルズ( ディーナ・ジョーンズ)
   ジェニファー・ハドソン(エフィー・ホワイト)
   ジェイミー・フォックス( カーティス・テイラーJr.)
   

ラストキング・オブ・スコットランド(2006)

2007-03-22 | 映画評・その他のジャンル
「ラストキング・オブ・スコットランド」って、なぜアミン大統領がスコットランドの?
と思いつつ見たんだけど、やっぱいまいちよくわからなかった。それに関連した台詞が出てくるけど、記者会見でちょっといってみただけって感じだったし。

rukkiaは普通はこの手の映画は見ない。出演者がどうしても見たいときにだけ見る。今回の目当てはジェームズ・マカヴォイ。アミン大統領の主治医のニコラス・ギャリガン役である。タムナスさん以来なので、普通の人を演じるのを初めて見た、っつーことだ。
ニコラスは医者としてはかなりデキる人なのではないかと思うが、いかんせん、軽薄尻軽青二才である。いい役というのとはちょっと違うが、お話は彼の視点で展開する。ので、やっぱ彼が主人公だと思うのだが、主演は今年の主演男優賞総なめのフォレスト・ウィッテカー(アミン大統領役)で、マカヴォイくんは助演なのだ。
で、マカヴォイくんだが、もっとかっこいい役ならかっこよくみえるんだろーなーって感じで今一歩。キリっとする一瞬があるんだけど、そこはかなりかっこいい。
そして、なぜだか脱ぎまくりである…。
あの、欧州人は素肌にジーンズなんですか!? > sven@「Die Ratte」もそうだった…。
尻大サービスである。こっちは目が点である。
そんなところに注目する映画ではないはずであるっ

人間ドラマ系の映画のはずなのに、映画の描きたかったこと、訴えたかったことがいまいち伝わってこなかった。俳優の演技に頼りすぎて、脚本の構成が弱かったのかな。


萌え度:キリっとした時のマカヴォイくんはかなりかっこいい
好き度:この手の話は好きじゃない(映画の出来の善し悪しとは別)
鑑賞:劇場(2007.3)

原題:The Last King Of Scotland
監督:ケヴィン・マクドナルド
配役:フォレスト・ウィッテカー(イディ・アミン)
   ジェームズ・マカヴォイ(ニコラス・ギャリガン)
   ケリー・ワシントン(ケイ・アミン)