QueenのWe will Rock Youが使われているという中世騎士物語だというので戯れに見てみた。おもしろいじゃん!
舞台は中世だけど全篇に渡って現代的な味付けになっている。ウィリアム役のヒース・レジャー、スチル写真では別にハンサムだとは思わなかったのだが、動いているとかっこいいし、兄貴分ローランド役のマーク・アディがいい味だしている。(あれ、この人、「タイムマシン」にも出てる…。そういえば主人公のお友達の役だったかな…)
ウィリアムのとーちゃんがまたよい。息子に未来へのチャンスを与えるのだ。一人息子(だと思う)なのに、御英断。
ウィリアムは最初はただかっことして騎士になりたかっただけみたいなのだが、だんだん騎士の心がついてくるのだ。身分こそ高貴だが手段を選ばないライバル・アダマー伯爵(ルーファス・シーウェル)と違って真の騎士なのだ。
そして、そんなウィリアムの価値を見抜いてくれる偉い人エドワード黒太子(ジェームズ・ピュアフォイ)がいたりする。身分なんて関係ないといってくれる恋人もいる。
ええ話や。
ということで、はらはらするけど安心してみていられる冒険活劇である。
で、敵役はギムリのトロイでアガメムノンをやっていたルーファス・シーウェルである。ここでも黒くて強い権力者(?)を怪演してくれる。あの欲望あふれる大きな目が怖いですね~。
ヒロインはルックスがいまいち趣味じゃなかったんだけど…。侍女のがかわいいと思うのだが……、まあ、いいか。あ、でも無理難題で男を試すのはよくないと思うぞ。 < 貴人譚の常套手段だから仕方ないか
馬上槍試合のシーンはなかなか迫力あっておもしろいよん。
萌え度:エドワード黒太子に…
好き度:
鑑賞:DVD(2004.11)
原題:A Knight's Tale
監督:ブライアン・ヘルゲランド
配役:ヒース・レジャー(ウィリアム)
シャニン・ソサモン(ジョスリン)
ルーファス・シーウェル(アダマー伯爵)