萌映画

映画評と映画与太話

2010年に見た映画

2013-02-04 | 映画評・その他のジャンル
6月に見たアイアンマン2までしか書いてなかった。

アデル/ファラオと復活の秘薬(2010)
 ガリガリ姐さんが、涼しい顔して図々しく物事をひっかきまわす映画、だったと思う。
あまり新鮮味はなかった、ような。
続きがありそうだったのに続編の話を聞かないなぁ。

萌え度:…忘れた
好き度:それなりに面白かった
鑑賞:劇場(2010.7)

原題:Les Aventures Extrraordinaires D'Adele Blanc-Sec
監督:リュック・ベッソン
配役:ルイーズ・ブルゴワン(アデル・ブラン・セック)
   マチュー・アマルリック(ドュールヴー)
   ジル・ルルーシュ(カポニ警部)


ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010)
 …もはやどこまでのどんな話だったか忘れた…。
 校長先生が亡くなってからというもの、話が暗いのなんの。

萌え度:…誰かいたかもしれないけど、忘れたので…
好き度:
鑑賞:劇場(2010.12)

原題:Harry Potter And The Deathly Hallows: Part 1
監督:デヴィッド・イェーツ
配役:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
   ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)
   エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)


ロビン・フッド(2010)
 ロビン・ロングストライドが伝説の義賊ロビン・フッドになるまでの話。
なかなかよかったと思ったのだが、詳細は忘れた。

萌え度:凛とした奥方マリアン
好き度:
鑑賞:劇場(2010.12)

原題:Robin Hood
監督:リドリー・スコット
配役:ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド)
   ケイト・ブランシェット(マリアン)
   マーク・ストロング(ゴドフリー)


…感想はすぐ書いとかないとだめえすねぇぇぇぇ。
特にはりぽたはPART2と混じってしまってるし。

ホビットねたバレつぶやき

2013-02-01 | 映画評・ファンタジー
ホビット、都合7回見ました(^◇^)
ということで、以下は好き者のネタバレつぶやき&メモです。
見る前に内容を知りたくない人は見ないようにご注意ください。

なお、普通のレビューはこちらからどうぞ →「ホビット:思いがけない冒険(2012)」



「ロード・オブ・ザ・リング」3部作に続く、ピーター・ジャクソン監督の「ホビット」、当初2部作と聞いていたのにいつのまにか3部作になってた。
第1部:思いがけない冒険(An Unexpected Journey)2012年12月公開
第2部:スマウグの荒らし場(The Desolation Of Smaug)2013年12月公開予定
第3部:ゆきて帰りし物語(There And Back Again)2014年7月公開予定

第2部は竜が退治されるところまで、第3部は五軍の戦いとドル・グルドゥアからサウロンを追い出すエピソードが描かれるのではないかと推察しているのだが、IMDbのあらすじを見るに、竜退治は第3部にまわされそうな感じに読める。
どうなるかな。ドキドキ。

当初、監督はギルレモ・デル・トロのはずだった。脚本もPJたちと一緒に書いていた。
が、制作会社がらみのゴタゴタでスケジュールが遅れて降板した。
…ということになっているが、実のところはどうなんだろう。3部作の構想がデカすぎて辞退したとか、そういう気もしないでもないんだが。 > メイキングのVLOG見てると、もう、ほんと規模がすごいのなんの…
ちなみに彼の名はエンドロールでproduction supervisor(うろ覚え)としても出てくる。

ビルボのマーティン・フリーマンは「銀河ヒッチハイクガイド」で知っていたので、うまい人、選んだなと思った。
ポスターとかで「トーリン・オーケンシールドがこんなにかっこよくていいのか? ドワーフなのにいいのか!?」って思ってた。
美男も美女も原作にはいない(特に前半)ので華がないと心配していたのだが、まあ、PJはうまいことやってくれたと思う。

YouTubeに出ている公式VLOGの存在は知らなかった。映画が始まる前に知ってたら見ちゃったかも。
でも、見なくてよかった。あとで見て楽しさ倍増。

ここから映画の中の話。
ビルボが「ago」と書くとき、「a」の上に点々をつけるのは何故だろう。ウームラウトが必要な語とは思えないんだけど。

エレボール脱出場面で、ドワーフの女、髭ないじゃん! 女ってわかるじゃん、って最初思ってたのだが、5回目に顎あたりに毛が生えていることに気付いた!
谷間の町の人、やたらとでかいなと思ってたら、人がでかいんじゃんなくて物売りの女性がドワーフであることに気付いた。ヒゲあったよ!
若いころのトーリン、お肌がマットな感じ。

わたくし、今回、「nasty」という言葉を覚えた(^^; > nasty hole, nasty business, nasty Hobbit...
冒頭、フロドも出てきてびっくり! 健康的につやつやしたフロド!

ガンダルフ、最初に登場した時、だいぶ皺々になっちゃったなと思ったんだが、そのあとはそうでもなかった。あの場面が皺々に見えたのは何か理由があったのだろうか。 > 長旅で疲れていたとか…

ドワーフたち、すべてを自分の都合のいいように解釈するところが、なんというか、ラテン的というか、ええと…。
バーリンの「謝罪を受け入れた」とか、フィーリ、キーリの「キャンセル?聞いてねえ」「キャンセルじゃないのか、よかった」みたいな。
そして勝手に大宴会。イギリス人の家に上がり込んだブラジル人、みたいな…。 < 偏見です(^^;
でも、きっちりお片付けするのよねー。

お皿投げの歌の場面ではいつのまにかボフールが縦笛を吹いていたりドワーリンがフィドルを抱えていたり。
楽器持参なわけね。
そういえば、白雪姫に出てくる七人の小人(ドワーフ)も楽器を持っていたような…。
キーリの人、結構歌うまいかも。

しかし、一人暮らしのホビットの家になんであんなに食材が。
お客好きだったとしても盛りだくさんすぎると思うぞ。どんだけホームパーティーするんだ? > しかもホームパーティー場面は見たことない。飲み屋で宴会はしょっちゅうのようだが…

ガンダルフ、シャンデリアに頭ゴツン、って「ロード・オブ・ザ・リング」にもあった場面だな。往年のファンをクスっとさせる作戦か?

トーリン、最初の登場シーン、かっこよすぎ!
もう、ここで萌えインジケーター、急上昇。 < ちょ
原作では、ドワーフ第3陣が扉を開けた途端雪崩てくるのの下敷きになるってるのだが、敢えてこうしてあるわけだ。
いつもわりと上目遣いなのは、ガンダルフと話をしている場面が多いからか。
…相対する敵のオークもデカイし。
落ち着いてから(6回目くらい)見ると、最初の登場はかなり高慢な態度だったとわかる。
原作のトーリンはかなり尊大で鼻持ちならない感じである。映画では頑固ではあるが、意志が強固で仲間思いの英雄として描かれている。
失った王国の世継ぎなのでポジション的にはアラゴルンとパラレルなのだが、ドワーフなので世界に対する視野は狭い(^^;

最初に見たトーリンの印象は「黒目」だった。
あれ、リチャード・アミティッジって結構スキっとした碧眼じゃなかったっけ? カラーコンタクト?
なんて思ったのだが、2回目ちゃんと碧眼のままであることを確認した。印象って恐ろしい。

ビルボの家でドワーフたちが静かに歌うはなれ山のうた(サウンドトラックでは「Misty Mountains」)、この低音に痺れました!
エンドロールでリチャード・アミティッジ氏自身が歌っていると知って、萌えインジケーター振りきれ! < こらこら
…わたくし、低音美声に弱いのです。
セリフでもトーリンは低~く、ずしんと。
冬休みに「ロード・オブ・ザ・リング」のDVDを見てたんだけど、アラゴルンって声がわりと細くて高いんだよねー、声の分だけトーリンのが萌え度があがった感じ。 < こらこらこら

当初、ドワーフたちの名前が覚えられず、2回目見たあとにパンフレットを買った。
名前が似てるんだもーんと思ったら、兄弟が何組かいて、名前も特徴も似ているということを知った。あちゃー、これじゃ覚えられないわけだ!
フィーリとキーリはトーリンの親戚だからイケメンなんだ! とか。
…でもボフールとボンブールは名前は似ているけど姿は似てない…。

遠征の経緯は、映画ではドワーフの七王国にもちかけたけど、誰も賛同しなかったとなっている。
が、「終わらざりし物語」を拾い読みしていたら、当初トーリンは王として宣戦しようとしていたのをガンダルフが隠密行動にするよう強く説得した、ということになっていた。
隠密なので、親類縁者ばかりの御一行様になるわけだ。

出発前のトーリンの名台詞。
Loyalty, honor, a willing heart, I can ask no more than that.

あと、バーリンに、敢えて遠征しなくてもといわれる場面で、字幕では最後の一言が「絶対に」となっていたところ、「not for me」だったかな。選択肢はない、自分には、と。王家の血を引く者の覚悟ですな。

ガンダルフがお茶目なのは衆知(?)だが、バーリンも結構お茶目だ。
ビルボの契約書を確認する場面なんか、相当お茶目だ。
PJ作品は、爺がお茶目な映画、なのか。

ビルボの所作がいちいち英吉利コメディーっぽく(ってよく知らないけど)、トーリンの立ち姿がやたらめったらかっこいいのだが、これって所作指導の賜物なのだろうか、それとも俳優さんの資質なのだろうか。
何回か見ていたら、キーリの露出度が他のドワーフより高めであることに気付いた。画面の端々に映っているのだ。
フィーリのが二枚目キャラだと思うのだが、キーリは表情が豊かなので出番が増えているのかな。

トロールたち、「today」を「トゥダイ」と発音していた。オーストラリア訛り? とか思って調べたらコックニーだそうだ。原作からしてそうだったみたい。

「Thorin」は、ドワーフたちは「トーリン」、エルフたちは「ソーリン」と発音している。
ガンダルフは基本的には「ソーリン」と言っているようだが、時々「トーリン」と言うこともあるみたい。
「Thrain」は字幕では日本で出版されている原作にしたがって「スライン」だが、映画の中ではほぼすべて「スレイン」と発音されている。「ダイン」も「デイン」だ。

フィーリとキーリは「lads」って呼ばれている。バーリンもボフールもそう言っていた。「若いの」っていうニュアンスだと思う。

トーリンの宿敵アゾグ(Azog the Defiler)。
原作ではアゾグはモリアの外のあの戦い(アザヌルビザールの戦い)でくろがね山のダインに倒されて、エレボールを襲撃するのはアゾグの息子ボルグということになっているのだが…。
アゾグ、生きてるし、ああ、息子の出番がないのねん、と思っていたらIMDbのキャスト表にBolgの名前が…。
…え、どこに出てきたの?
あ、もしかして、グッズ売り場にあったWクリアファイルに載ってる「見た覚えがないのに扱いの大きいオーク」はボルグ? 今後、前面に出てくるのだろうか。

これ↓
ホビット 文具/Wポケットクリアファイル B/AIG-871
クリエーター情報なし
In Rock


モリアの外での戦いの時、ドワーリンはモヒカンっぽい髪。今の頭頂スキンのがかっこいいな。バーリンもまだ真っ白ではなく、顔の感じもちょっと違う。今の真っ白爺さんのがイケてるな。
 ↑
…わたくし、いつからそんな趣味に(^^;;;
で、突撃の時の剣を振り上げたトーリンの腕、太い! 萌え! < こらこらこら
…素のアミティッジ氏は筋骨隆々タイプではないと思ったのだが、映す角度の問題?

オークとの因縁話をバーリンが語り終えたあと、みんなの忠誠の眼差しに目礼加減で応えるトーリン、うひゃー、王者!
で、トーリンがアゾグはとっくに死んでいると言った時のガンダルフの微妙な表情、生きているって知っているのねん。そしてその表情を見たバーリンも「…生きているのか…」って思ったはず。
…いびきをかいて蛾を吸い込んでいたのは誰?(^^;

トロールとのやりとりで「いたち」のことを「ferrets」っていってたよね?「weasel」じゃなかったよね?

ラダガストってどこに出てきたかなー、と思って「指輪物語:追補編」チェックしてみたのだけど、記述がみつからなかった。「終わらざりし物語」にはイスタリの詳しい解説は載ってたけど、ラダガストのエピソードはなかった。指輪本編だったか。うむ。
ハリネズミのセバスチャン、可愛すぎる…。ちょっと声がマンガっぽいのが気になったけど。

ワーグに乗ったオークから徒歩で逃げるドワーフたち。
原作にはこの場面はない。ドル・グルドゥアのネクロマンサーのこともガンダルフはずっと前に知っていて、それがトーリンの遠征を支持する理由でもある。…というのは置いといて、

あの重そうな装備に装束でよく走れるな。ドワーフ、フィジカル強し!

逃げてる間にもガンダルフの誘導先に疑念を持つトーリン。鋭いですねー。
そしてここではなんといっても、キーリの弓! イケメンは弓!?

兎との追いかけっこを離脱して様子を伺いに来たオークを仕留める場面、トーリンの目配せとキーリの弓! < かなりの萌えポイント
落ちてきたワーグとオークはドワーリンとビフールで滅多打ち。この2人、武闘派だね。
ちょっと気の毒なのはオーリ。パチンコはトロールには効いてもワーグにはまったく通用しなかった。レベル違いすぎ。所詮、トロールとのいざこざは子供の喧嘩レベルということか。

トーリン、みんなを逃す穴の入り口に立って護衛する。さすがキャプテン!
最後に飛び込んできたのはフィーリとキーリだと思う。若いもんは鉄砲玉ということか。彼ら、飛び出していくのもいつも最初のような気がする。

トーリンも穴に飛び込んだところで、角笛、そしておお、聞き慣れたエルフの音楽!
実は、「ロード・オブ・ザ・リング」のほうのサントラが深く染み込んでいたせいか、「ホビット」の音楽にしばらく馴染めなかったのだ。
5,6回目から、ドワーフの活躍場面ではなれ山の歌のテーマが繰り返されることに気付いた。
もう馴染んだと思う。

さて、裂け谷ですよ、美しいですよ、ビルボはうっとりしてますよ。
挨拶に出てきたエルフ、あ、この人見たことある。リンディアという名前は記憶にないけど。
…「王の帰還」のDVDを見て了解した。この人、灰色港に向かう一行から離脱しようとするアルウェンに声をかけた人だ。ちょっと間抜けな感じの…。 < をぃ
で、このリンディア、ガンダルフとドワーフの一行を歓待するエルロンドに、終始迷惑そうな顔で仕えている。がさつな連中が嫌いなんだろーなー、って感じ。
報告も間抜けだよね、「ドワーフがいなくなりました」って。エルフ全員が切れ者ってわけじゃないってことかな。 < ちょ

館に入る前、トーリンはドワーリンとこそこそ話をしている。他の場面でも、この二人はこそこそ話をしていることが多い。若かりし頃からの戦友だからだろうか。
エルロンドたちが馬でとっとこやってきた時、思わず円陣に固まるドワーフたちだが、ボフールがビルボを掴んで輪の内側に入れていた。優しい!
字幕のつかないエルロンドの歓待の言葉(とガンダルフが言っている)は、あれ、エルフ語なんだろうか、それとも古ドワーフ語なんだろうか。語調が強かったので気になった。
…検索してみたら、エルフ語だそうです。あはん。

普通のレビューのほうにはスーケール・ダブルも気にならないと書いたが、唯一、エルロンド、ガンダルフ、トーリンがテーブルに着くときのトーリン(後ろ姿)のスケール・ダブルが気になった。だって歩き方の雰囲気が全然違うんだもん。物腰って大事だよね。

で、次々とウンチクを披露するエルロンド卿、オトナです。トーリンも結構いい年なはずだけど、エルロンド卿は何枚もウワテに見える。やはりエルフの長寿は桁違いだからねー、かないませんねー。
オルクリストを検分してトーリンに「とっとけ」みたいなことをいうあたりとか、月光文字に気付いた時に「運命はそなたの味方だ」みたいなことをいうセリフとか。 > どっちも正確には思い出せないけど(^^;

ビルボの剣に対するバーリンのコメント、字幕は「ペーパーナイフ」ってなってたけど、なんか聞き取れなくて、6度目にやっとわかった。「letter opener」だった。

地図を見せる見せないの押し問答の時、ガンダルフがトーリンに「その頑固さが命取りに」とか言ってる。
言わないでー! < 第三部の展開を想像してガクブル
…原作のトーリンははなれ山に入ってからはまことに偏狭でよろしくない態度だったのだ。でも映画のトーリンはもっとまっとうな英雄として描かれている。この英雄の行く末がアレってのはどうかと思っているのだが…。> 最期はああなってしまうとしても

ああ、裂け谷の月光、美しいですねー。
文字の謎が解けた所で、目論見をばらしちゃうバーリン(^^;
地図見せろ押し問答の時にしゃべっちゃいそうになるトーリンといい、ドワーフって頑固な一方、策謀っぽいことは苦手みたいだね、一直線な性格なのか。

で、白の会議です。これもホビット原作には出てこなくて指輪物語に出てきているはずの場面(まだ読み直してないので…)。
ガラドリエル様、神々しすぎ!
そして、サルマンの声を聞いた時のガンダルフの「あちゃーー!」という表情と作り笑い。もうマッケラン爺、ガンダルフが乗り移ってるとしか思えない。
そしてサルマンのお説教を無視して、ガラドリエル様とガンダルフはテレパシー密談(^^;
ちょ、白のサルマンの権威は!?

…てな感じでいちいち突っ込んでいると終わらない(^^;

話は飛んで、岩の巨人、1回目に見た時、こんなのありかーーーー!?って思ったけど、ちゃんと原作にも出てきてた。(1回目を見たあとで原作を読み直したのです、十年ぶりに(^^;)
だがしかし、あの場所で巨人の戦いは怖すぎるだろ、誰も墜落しなかったのは奇跡かと…。
岩が割れて離れ離れになっちゃうときのキーリの表情がまた…。 > 女子のツボだとおもいまーす
落っこちたビルボをさくっと助けてくれるトーリン、そしてトーリンを助けるドワーリン。美しきかな連携プレイ。
だけどビルボは怒られちゃう。
そういえば、出発前はビルボに対して懐疑的な発言をしていたドワーフたちも、旅の途中ではそんなこと一言も言わないし、むしろビルボを庇っている。怒る役はリーダーのトーリンだけだ。それも一行の安全のためには必要な役目だ。
…ドワーフの世界にイジメはないと見た。

さて、このあと、ボフール良い人! と、キーワード「帰りたいところ・故郷(home)」が浮き彫りになるのだ。

で、話は飛んで、はしゃぐゴブリンのお頭、楽しそう過ぎる! なんか顎のぷよぷよ加減がスターウォーズのジャバ・ザ・ハットを彷彿とさせる。
しかしあんなにたくさんのゴブリンが食べていくためにはどれだけの食物が必要なんだろう…、とかいらんことを考えたり。 > そういえば、モリアのときは考えなかったな…
滑車で伝令に向かうちびゴブリン、なんかヨーダっぽい…。

さてさて、ゴブリン穴からの脱出ですよー。不安定な足場、群がるゴブリン!
ドワーリンは丸太でなぎ払うし、キーリも梯子で突進だし、オイン(多分)もくるくる回ってなぎ払ってましたねー。
歴戦の勇士バーリンもさすが華麗なたちまわり、トーリンもひらりばさばさ無敵過ぎる。

そしてひとりの脱落者もなく脱出。ドワーフ、フィジカル強すぎ!!

一方、ビルボとゴラムのなぞなぞ遊び、ゴラムの表情をフィーチャーするためにひっぱったかと思う場面もあったけど、あれでも原作よりは短めなんだよねー。
ゴラムを切り捨てようとしてためらうビルボ。このあたり以降、ビルボがハンサムに見える瞬間が時々。さすが、マーティン・フリーマン、名優! とか思ったり。 < ちょ

ビルボがいなくなって残念そうなドワーフたち。
そして登場してうれしそうなドワーフたち。
ドワーフって友情に厚いらしいね、ビルボのことをすっかり仲間だと思っていたんだね。
ビルボの復帰理由「あなたたちの故郷を取り戻す手伝いをしたい」に、トーリン、何も言わなかったけど表情が「かたじけない」と言っていた。 < rukkia勝手解釈

ゴブリン穴から出た所でまたワーグがやってきた!「一難去ってまた一難」
 トーリン「out of the flying pan」
 ガンダルフ「into the fire!」
って、この慣用句のウンチクを以前、どこかで読んだ気がするのだが、どこだったか忘れた。どこぞの国の人はフライパンじゃなくてうんたらという話だったような…。
このフレーズそのものはホビット原作の第6章のタイトルである。

あ、蛾です、ガンダルフが鷲を呼んでます! > って「ロード・オブ・ザ・リング」を見ていた人たちは思ったはずだ(^^;
…原作では呼ばれなくても来るんですよ、鷲。
で、アゾグ、トーリンと対決するのが楽しそうである。おまえな…。
進退窮まって正面からアゾグに挑むトーリン。ここでなんとかしないと仲間が全滅である。いつの間にか、木の枝の盾を装備している。
ここでまさかのビルボの突撃! わぉ。
ガンダルフがビルボに剣を渡した時の台詞が現実となる。
True courage is about knowing not when to take a life, but when to spare one.

ビルボの加勢に出てきたのは、キーリ、フィーリ、ドワーリン。1回目に見たときはみんな出てきたのかと思っていたが、そういうわけではなかった(^^;
あ、鷲さん、トーリンの体をゴロっとしてちゃんと剣も拾い上げてくれたぞ。
トーリンの腕から落ちる盾。バンドみたいなのがついてたからずっと持ち歩いてたのかな、オーケンシールド(樫の木の盾)。

ああ、そして見張り岩。
ひとさまのblogで知ったのだが、この岩が熊の頭に見えると。あ、本当だ!(7回目に確認)
最初に見た時、熊の耳にあたる部分が人工的な積石に見えて、「ああ、ここでビョルンが休憩するのかな」なんて思っていたのだが。
ガンダルフ、なにやら蘇生術。たちまち回復するトーリン。早すぎねぇ? といのは置いといて、

語気荒く「You!」って、トーリン、ちょ! 

ってみんな思ったよね、でも、謝罪のハグ。生涯における最大の間違いと。
…この大々的な信頼の場面のあとに、ええと、やっぱり第三部での原作の展開はどうなのかなと、また余計な心配を…。

そして、トーリンの眼差しの先にはエレボール。「our home」 > その瞳に萌えすぎて悶絶

以上、かなりな長文になってしまった。おつきあいくださった方、多謝。