萌映画

映画評と映画与太話

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004)

2004-06-28 | 映画評・ファンタジー
はりぽたものはどれも原作に沿ったつくり、これもところどころはしょられてはいるものの、原作先の人にも違和感なく見れる秀作である。。
息をつかせぬ展開というか、うまく作ってあると思った。

今回の目玉は私的にはヒッポグリフ。かわいかったなー。
しかも、鼬をばくばく食いやがる…。

原作ではルーピン先生の大ファンであったが、映画では…。ごにょごにょ…。悪くないけどやっぱり風采が上がらない風に描かれており、はまっているけどちと残念。
今回、ダンブルドア校長は前回までと違う人がやっているのだが、いわれなければ気づかないって感じ。
シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマンは…思ったほど活躍しなかったな。でもいい味出てたと思う。

監督がかわったことには賛否両論あるようだが、特にはりぽたファンでない私は違和感なし。
主人公の年齢が上がったこともあって、お子様モノから冒険モノになったって感じかな。 < それはそれで好き


萌え度:今回は双子が…(^^;
好き度:
鑑賞:DVD(2004.6)

原題:Harry Potter And The Prisoner Of Azkaban
監督:アルフォンソ・キュアロン
配役:ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
   エマ・ワトソン(ハーマイオニ・グレンジャー)
   ルパート・グリント(ロン・ウィズリー)

はりぽた出演希望

2004-06-28 | 映画与太話
ウィズリー家の長男、ビルに出て欲しいんですけど。
ドラゴン研究家のチャーリーも…。

「アズカバンの囚人」では双子もなかなかいい味を出してました。
ロンも成長したらハンサムになるのか!?

湖の貴婦人

2004-06-24 | 映画与太話
「エクスカリバー」を見ていたら、剣をくれる湖の精のことを"Lady of the Lake"といっていた。
そういえば、レインボウの曲に"Lady of the Lake"というのがある、なにか関係がっ!?
歌詞を検索してみた。
それっぽい、それっぽいよっ!

同じアルバムに"Kill the King"という曲もある。
このKingってアーサー王か?
また歌詞を検索してみた。
…どうもこれは違うみたいだ。


妄想力

2004-06-22 | 雑記
gooのblogには1日の訪問者を数えてくれる機能がある。
閑古鳥鳴くここも、何か書くと10人くらいはアクセスしてくれるらしい。
…人の目じゃなくて自動巡回プログラムだったりして…。

さて、今日は「一番最初に萌えたのは誰だったか」を思い返してみた。 < 閑人
島村ジョーだ。
もちろん、コミックではなくアニメの方。
お若い方はわからないかもね、「サイボーグ009」の009である。
赤いマフラーをなびかせているはずの彼ら、白黒だったらしい < 年がばれる
が、私の頭の中ではちゃんと白い服・赤いマフラーに変換されていた。
偉大なり、思い込みの力。

妄想癖はその頃から粛々と培われてきた。
仮面ライダーとか、ワイルドセブンとか、宇宙戦艦ヤマトとか、妄想しまくったなぁ。
もちろん、妄想の基本は自作の主人公。その世界を借りてやりたい放題するのだ。
で、妄想極大値はやはり中学生くらいかな。 > …登場人物があんなことやこんなこともするようになる…。
オトナになるといろいろ余計な知識が入ってしまい、妄想しづらくなるのだ。
「10世紀のヴァイキングはどんな家に住んでいたか」とか、
「古代日本が舞台だったら『アイシャドー(英語)』とは言わないだろう」とか、
…考えはじめるとわけわからなくなってしまう。

私が歴史や言語に興味があるのは妄想の底力アップのため…なのかもしれない。

エクスカリバー戦記(1997)

2004-06-21 | 映画評・クレッチマン
原作はハル・フォスターという人のコミック。アーサー王の時代に間借りした創作ものである。
場面転換にコミック的画像が挿入されていてなかなか味な雰囲気、そして徹底的にエンターテイメントなつくりである。
衣装担当の人も「若者受けするように派手に作った」といっているくらいだし(^^;

で、エンターテイメントものだけあって、登場人物もかっこいい。
主人公のバリアント(スティーヴン・モイヤー)はいまいち好みではないのだが、敵役のバイキングの王弟ダグナー(トーマス・クレッチマン)はなかなかイケてるし、アーサー王(エドワード・フォックス)も貫禄と茶目っ気のあるおしゃれなじじぃである。
アイリーン姫(キャサリン・ハイグル)は私好みのお転婆娘だし。
中身はバリアントの冒険物語(原題Prince Valiant)で、悲劇の要素、すなわちギネビアの不倫も聖杯もモルドレッドも出てこない。
ただ、ガウェイン卿があんなところであんなことになるのは、ちょっとどうかと思うぞ…。

1997年の作品(日本では劇場未公開)なのだが、続編はつくられなかったのだろうか。
もっと見てみたい楽しいお話なんだけど。

追記:2回目の感想はこちら。…壊れてますね…。


萌え度:憎たらしい敵・ダグナーに(^^;
好き度:
鑑賞:DVD(2004.6)

原題: Prince Valiant
監督:アンソニー・ヒコックス
配役:スティーヴン・モイヤー(バリアント)
   キャサリン・ハイグル(アイリーン姫)
   トーマス・クレッチマン(ダグナー)


エクスカリバー戦記

エスピーオー

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エクスカリバー(1981)

2004-06-21 | 映画評・歴史系活劇
意欲作すぎてコケてるかも。
なにせ、冒頭の音楽がワーグナーの「ジークフリートの葬送」。暗い、暗すぎる!
まあ、原作を「アーサー王の死」にしているから悲劇の予感は仕方ないのか。
しかし…。
登場人物があまりかっこよくない。ランスロットはいい人だけどギネビアが一目ぼれするほどハンサムとはいえない。 > しばらく付き合ったあとなら惚れるのはわかるが…。
騎士たちは鎧が重いのか疲れているのか、終始よたよたしている。私的にはアーサーとパーシバルの顔の区別がつかないし…。
まあ、現実的に仕上げたといえば、そーなのだろうが…。

ここでは妖姫モルガンは一人3役こなしている。すなわち、魔女としてのモルガン自身と、モルドレッドの母(モルゴース)とマーリンをたぶらかす水の乙女(ニムエ)の役目、全部を負っている。ちょっと無理しすぎ。
エクスカリバーをくれる水の精はかなり変(「エクスカリバー 聖剣伝説」のがずっとそれっぽい)。
アーサーの父が懸想するイグレーヌもギネビアも妙に煽動的。
…全体として女性陣の描き方がいまいちかなぁ。

とまあ、いろいろ不満はあるものの、制作者はアーサー王伝説に愛があると見える。
一度折れたエクスカリバーを再び湖の精から貰い受けるとか、瀕死のアーサーが剣を湖に返すよう頼まれた騎士が最初はもったいなくて捨ててこないとか、最期は3人の乙女と船で彼方へ…とか。
あ、でも最期の船出はちょっと唐突すぎますね。なんのこっちゃという感じですね。

最後は褒めて締めようと思ったのに…締まんなかった(^^;

萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:DVD(2004.6)

原題:Excalibur
監督:ジョン・ブアマン
配役:ナイジェル・テリー(アーサー王)
   ヘレン・ミレン(モルガン)
   ニコル・ウイリアンムス(マーリン)

エクスカリバー3連発

2004-06-21 | 映画与太話
一気に見た。
「エクスカリバー 聖剣伝説」("Merlin", 1998)劇場未公開
「エクスカリバー」("Excalibur", 1981)
「エクスカリバー戦記」("Prince Valiant", 1997)劇場未公開

で、最後の「エクスカリバー戦記」が一番おもしろかった。
…だって、登場人物がかっこいいんだもん…。
本命の「エクスカリバー」はなんだってあまりイケテない俳優ばかり使ったのかね。
そして「エクスカリバー聖剣伝説」でも「エクスカリバー」でもいっしょくたにされてしまうモルゴースとモルガン姉妹。
二人出てくれば迫力満点なのに。

興味深かったのはイグレーヌの差。
「~伝説」は極めて清楚でお上品な奥方、
「エクスカリバー」はおもいっきり煽動的な…公爵夫人というよりは蛮族の娘みたいなお色気派。
このあたり、監督の趣味の差なのだろうか。
ギネビアも「~伝説」はお上品だったけど「エクスカリバー」はちょっとじゃじゃ馬派。
ブアマン氏はエキゾチックなおなごがお好き?

「~戦記」にはイグレーヌもギネビアも出てこないので比較できないが、こちらのアイリーン姫は現代的お転婆姫なので、他2つとまた違った風味である。
で、「~伝説」のモルガンはマドンナ風味だった。清楚派イグレーヌといい、こっちの監督のほうが趣味が合うかも(^^;

しかし、「~伝説」も「エクスカリバー」もランスロットがイケてないのはどうしたわけだ?
(「~戦記」には出てこない)
やっぱり貴婦人が嬌声を上げて手を振りたくなるような、そんな美丈夫にやってほしいな。

エクスカリバー 聖剣伝説(1998)

2004-06-18 | 映画評・歴史系活劇
…なんだこれはっ!
「エクスカリバー」なのにマーリンが主人公だ…。
違う、私が見たかったのはこれじゃない!

といいつつ、最後まで見ました。
最後まで見れたのはサム・ニールのおかげです。この人、表情がいいんだよね。

お話はマーリン(サム・ニール)と、マーリンの生みの親である妖精の女王マブ(ミランダ・リチャードソン)との戦い…みたいです。
で、マーリン、よかれと思ったことが次々と裏目にでて、つらい思いをします。
簡単に人間の善を信じちゃいけないんだよ…。

アーサーはずっと若造です。
ランスロットはちょっとしか出てこなくて、しかもかっこよくありません。
モルドレッドの毒の吐きっぷりがなかなかよろしかった。
特撮は今見るとわざとらしくて変です。
(1998年当時は画期的だったのだろうか?)

ということで、人に勧められる映画ではありませんが、マーリン伝説をわりと忠実になぞっているので、そこんとこ知りたい人にはお手軽でいいかも(但しアーサー王伝説には忠実ではないと思う)。
劇場未公開、米国のTV映画、かな。

萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:DVD(2004.6)

原題:Merlin
監督:スティーヴン・バロン
配役:サム・ニール(マーリン)
   ミランダ・リチャードソン(マブ)
   イザベラ・ロッセリーニ(ニムエ)

円卓の騎士

2004-06-18 | 映画与太話
今まで読みかじったり聞きかじったりした中で、円卓の騎士たちのイメージを独断と偏見で書いてみた。

アーサー王:
 威風堂々、シェークスピア俳優が演じる壮年の王、って感じ。
 リア王とかマクベスとかじゃなくて、リチャード3世とか < 悪役じゃん
湖の騎士ランスロット:
 とにかく美丈夫でなければいけない。
 黒髪、すらっとして筋肉質、甘いマスクだがきりり。
トリスタン:
 長身細身。白顔直毛。 < なぜかは聞かないで
ガウェイン:
 マッチョマン…といってもあの、その、ドカベン体型ね。
ケイ卿:
 紳士。執事タイプ。
聖なる愚者パーシヴァル:
 山下清@放浪記(爆)。も少しハンサムでもいいけど。
 ブラピのアキレス@トロイみたいな感じかも。
モルドレッド:
 心根の黒い奴だけどアーサーの息子だし、ってことで、
 矮小版=ジル・ロマン@ベジャールバレエ
 豪華版=ジュード・ロウ@オスカー・ワイルド

あとの騎士はすぐには思いつかない。
その他の登場人物。

魔術師マーリン:
 腰の曲がったじじい。
 ガンダルフ(イアン・マッケラン)とグリマ(フラッド・ドゥーリフ)を足して2で割ったような感じ。
ギネビア王妃:
 とりあえずキーラ・ナイトレイでOKです。
妖姫モルガン:
 マドンナ、でいかがでしょう。マドンナを魔女にした感じということで。
モルゴース:
 マドンナ…もとい、モルガンのおねーさんですから、
 デボラ・ハリー < もうちょっと背が高いイメージだけど
イグレーヌ:
 モルゴースとモルガンかつアーサーの母ですから…
 ケイト・ブランシェット@怖い時のガラドリエル

勢い余ってニュージーランド

2004-06-17 | 映画与太話
ニュージーランドにいくぞ!

とりあえず叫んでみました。
休暇さえとれれば、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地ツアーに参加だ!
ロードオブザリングの舞台ニュージーランド南島7日間

…が、その前にそのツアーが催行されるかどうか…。
最小催行人数15名。
9月に一週間も休める閑人、しかも30万の大枚をはたいて観光地でもないところを徘徊しにいく…、そんな物好き、世間にそんなにいるのだろうか…。