萌映画

映画評と映画与太話

早くもCrankに続編

2007-04-30 | 映画与太話
なんだかちっとも日本で公開しないジェイソン・ステイサム出演の「Crank」、続編の話が出ている。 →ComingSoon.net
脚本と助監督をやってた人が、続編やるよ、といっているようだ。

「Crank」はあちらでは2006年の9月に公開されている。日本では2007年初夏だそうだが、初夏っていつよ。まったくもう。


ヒュー様、白いタキシード?

2007-04-28 | ヒュー与太話
撮影中の映画"Australia"のヒュー・ジャックマン撮影中画像が出ました。 →Hugh Jackman on the Set of ‘Australia’

え? なにこれ。
荒くれ牛追いじゃなかったの!?

ワイルドから白いタキシードまで七変化されたら、それこそメロメロになっちゃうよ(^^;
実際はどういう役どころなんだろうか。
んー、で、まだヒューの役名がわからないのだ。
なぜ内緒(?)なのだろうか…。

クイーン(2006)

2007-04-26 | 映画評・その他のジャンル
ヘレン・ミレンといえばrukkiaにとってはモルガン(@「エクスカリバー」)でディープソート(@「銀河ヒッチハイクガイド」)なわけだが、ここでは女王である。
しかも、御存命で現職の女王である。
これまたすんごいものに挑戦したなぁ。
そして、主演女優賞総なめ、とどめにアカデミー賞も獲得である。挑戦は成功だったってことか。
同じ年に主演男優賞総なめのフォレスト・ウィテカー(@「ラスト・キング・オブ・スコットランド」)はアグレッシブな演技で圧倒した。が、女王の役は静である。大きな感情の起伏を外に見せず、責務の重圧もぐっとこらえ、暴れたりしゃべり倒したりせず女王という存在を見るものに伝えるのである。
押さえた演技の中ににじむ迫力。ある意味、強烈な個性を撒き散らすキャサリン・ヘップバーンやレイ・チャールズの役のほうが簡単なのではないかと思ってしまう。
いいものを見せていただきました。この演技だけで1つ追加である。

お話はダイアナ妃交通事故死を中心とする女王の葛藤の物語。折りしも革新を掲げるトニー・ブレアが首相になって、女王に「民衆が求める対応」を求める。
って聞くとどろどろ政治駆け引き人間ドラマみたいに思えるが…。
そっくりさんな感じの女王と首相に、当時のニュース映像で出まくるダイアナさんとか群集とか、ほとんど再現ドラマのよう。でも、これが意外とくさくならずに見れてしまった。

見終わって作者のいいたいことがまっすぐ伝わってきた。といっても、映画を見たrukkia自身の解釈でしかないのだが、この作品が描きたかったのは、「王として生きてく一人の人間の姿」ではなかったのかと。
難しい決断をしなければならない時に、彼女の側にいるのは頭の堅い旦那と日和見な息子、そして王室の権威体現を期待する母。結構みんな無責任な感じである(多分映画なのでわざと)。女王は誰も頼らず自分の責任において決断しなければならない。彼女の背負っているものは途方も無く大きい。
結局、首相のアドバイスを受け入れるわけだが、それは妥協とかそういうのではなく、「神と国民に奉仕する」という原点に戻って決断した結果なのではないかと思う。
彼女をそっとサポートする侍従長(?)のジャンヴリン卿(ロジャー・アラム)がよかった。

いくら苦しくても女王は人前で泣くこともできない。rukkiaは今でこそ涙腺崩壊しているが、蒼かった頃は「人前では絶対泣かない」主義だった。若くして女王となったエリザベスは、まだその時のままなのだ、きっと、なんて思ったり。
で、わんこと散歩したり、自らオフロード車を運転しちゃうとこなんか、結構かっこよかった。> エリザベス女王は運転できるんだ、へぇへぇへぇ
責任を負う潔さとアクティブさに脱帽で2つ追加である(^^;
映画の中では当初王室に批判的なブレア首相が途中から女王ファンに鞍替えしちゃう。わかるよ、かっこいいよ、彼女。

配役の妙も感じた。映画の中ではいい人役のブレア首相はわりと似た感じのマイケル・シーン。当初、「いいのか、このやな役俳優が現職首相をやって」とか思ったけど、結果的によかったと思う。この人ならいい役でも決してかっこよくはならないところがミソ。
首相のブレーンのランポート(ティム・マクマラン)がちょっとかっこよかった。
映画の中ではへなちょこなチャールズ皇太子は似てない人がやっている。多分わざとだ(^^;
最後まで王室批判派で正論を吐く首相の妻(ヘレン・マックロリー)がやな感じ女優なのもきっとわざとだ(^^;;;;


萌え度:
好き度:人間ドラマにしては珍しく好きだった。やっぱ主人公がかっこよかったから > ミーハーです
鑑賞:劇場(2007.4)

原題:The Queen
監督:スティーヴン・フリアーズ
配役:ヘレン・ミレン(エリザベス2世)
   マイケル・シーン(トニー・ブレア)
   ロジャー・アラム(ロビン・ジャンヴリン卿)


ケイト様エリザベス再び

2007-04-24 | 映画与太話
ケイト・ブランシェット主演のエリザベス1世もの「The Golden Age」の予告編が出た。 →DailyMotion
まだポストプロダクション中みたいなんだが。
公開予定は2007年10月。(日本の公開予定は不明)

今度は冒険家ウォルター・レイリー卿(クライヴ・オーウェン)となんたらかたららしい。スコットランド女王メアリー(サマンサ・モートン)も出てくる。
予告編そのものは…、あまりおもしろそうじゃないんだけど、ケイト様、乗馬姿がすげぇかっこいい。
それから、クライヴ・オーウェンが以外とかっこよく見えるぞ。なんでかな。

さて、そのまえに「エリザベス」を見てしまわなければ < DVDは買ってあるんだけど(^^;

いくらジェイソンがドライバーだからといって

2007-04-23 | 映画与太話
「デスレース2000」という作品のリメイクにジェイソン・ステイサムが出るそうです。 →allCinemaOnline(日本語)

元の映画はデヴィッド・キャラダインだったんですねー。
レース中に人を殺しまくる、というルールらしいです。げげげげ。
まあ、リメイクがどんな筋になるのかはわかんないですが。

英語の壁

2007-04-22 | 雑記
洋画洋楽は情報を探そうとすると英語のFORUMとかMySpaceとかにぶちあたる。
英語のニュースはだいぶ読めるようになったが、文章のプロでない人たちが書いた情報を読み取るのはとてもつらい。
FORUMなんか、何書いてあるのか要点がさっぱり…。
MySpaceに至っては、どれが本人の書いたやつでどれが外野の書いたやつか区別つかない。

おそらく日本語で書いてあっても、欲しい情報を拾うのは大変なのかも、とも思う。

それを思うと、rukkiaがたびたびお邪魔する方々のブログって読みやすい。
読みやすいからたびたびお邪魔するのかもしれないけど…。
やはり発信する側の心がけ(?)なのだろうか。

FORUM読むのって、英語の試験の読解とは別の意味の読解力が必要。そういう訓練ってどうすれば…。根性しかないのだろうか。
同じ意味で、YouTubeの動画についているコメントも読みづらい。…流れがわからんというのかなんというのか…。
せっかくID登録してみたものの、何の手出しもできないよ。

ああ、FORUMなんかやってないで、ファンサイトつくってよぉ。
MySpaceなんかやってないで、公式サイトを更新してよぉ。

まだ続くらしいスパイダーマン

2007-04-21 | 映画与太話
スパイダーマンの4、5、6がある、という話が出ていた。 →ComingSoon.net

監督のサム・ライミ氏が、「ソニーピクチャーがやるといっている」といったらしい。ライミ氏自身が監督するかどうかは別として。

…まあ、こんだけ流行ればやめらんないだろうね。

ちょっと前にライミ氏が「4、やりたいよ!」とも言っていたけど。 →こちらもComingSoon.net
キルスティンも、監督とトビーマ・マグワイヤーがやるなら自分も出るぞ、と言ってるらしいです。

かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート(2006)

2007-04-19 | 映画評・アクション
「かちこみ」ってなんじゃらほいと思ったら、殴りこみのことだったのねん。

原作は漫画である。
冒頭は「ありゃりゃ、マンガだ、マンガだ」って喜んでたのだが、途中からついていけなくなってしまった。
…香港映画に慣れていないからかもしれない。
吹替えだったからなおのことマンガっぽいのはよしとして、途中から臭い芝居になったり、カンフー・ハッスルになったり、中国昔話みたいになったり、仮面ライダーになったり。

羅刹門の首領は何がしたかったんでしょうかね…。
ショッカーのアジトみたいなところに一人で住んでるようだったし……。

なんて考えちゃうと楽しめないのだよな、きっと。
幼少の頃の回想が入るって、「カンフー・ハッスル」もそうだった気がするし、「PROMISE」もそうだったような。香港に限らず、アチラのお約束なんだろうか。

失速の最大の原因は、ニコラス・ツェーのミッチー度が足りなかったこと。 > 「PROMISE」参照(^^;
普通にかっこいいにーちゃん役なんだもん、つまんない!
それと、ドニー・イェン。この人「HERO」の時も気合の割りにイマイチくんと思ったけど、今回もなぁ。若作りもほどほどにしろよという感じがしないでも…。
それにしても、あの前髪、邪魔だと思うのだが、カンフー使いは前が見えなくてもいいのだろうか(^^;

若手の二人(ツェーとユー)の風貌がなんとなく似ていて、髪の色がおなじだったら区別つかなかったかも、とも思う。
女性陣は、無駄に色気を振りまくローズ(リー・シャオラン)と清純派で押し通すシャオリン(ドン・ジェ)。まあ、定番かな、とも思う。

うーん、B級好き・何でもあり好きのrukkiaだが、香港映画を楽しむにはまだ修行がたりなかったか!? 


萌え度:これじゃーねー
好き度:乗り切れなかった
鑑賞:劇場(2007.4)

原題:龍虎門
監督:ウィルソン・イップ
配役:ドニー・イェン(ドラゴン・ウォン)
   ニコラス・ツェー(タイガー・ウォン)
   ショーン・ユー(ターボ・セック)


サンシャイン 2057(2007)

2007-04-19 | 映画評・SF
真田広之が出ているせいか、わりと宣伝している「サンシャイン 2057」、この監督&キリアン・マーフィで怖い映画「28日後…」を撮っているので、ちょっと心配しつつ見たのだが…。

心配的中しました(;_;)

途中から、「イベント・ホライズン」になっちゃったよー、こわかったよー。しくしく。

先に言っておくが、rukkiaはクリス・エヴァンスくん目当てで見たのである。
クリスくんはいい役だったが、萌えるにはもう一歩。
で、
 クリスくんの胸板無し。
 ローズ嬢の露出無し。
 キリアンさんのサイキック無し。
 真田広之&ミッシェル・ヨーのアクション無し。
  ↑なにを期待してるんですか(^^;

ってことで、途中まではかなりまっとうなSFだった。
突っ込みどころとしては、50年後の宇宙服があんな機動性悪いとは思えないっつーことくらいかな。
あと、それぞれ専門があるにしても、大事な針路変更設定は一人ではやらないでしょう、ってのもね。

サスペンス要素のある作品なので、以下、軽く。

大筋は、弱っちゃった太陽を燃え上がらせるために核爆弾をぶち込みにいく、というお話。

メイス(クリス・エヴァンス)のミッションに対する熱意はメンバー1のようだし、危機対応能力もメンバー1だと思う。
好きなタイプです(*^o^*)
もっと彼のことが知りたいなぁ。乗組員の背景についてはあまり語られないのだ。 > まあ、そんなことしたら密室人間ドラマになちゃうから困るけど
散髪する前の目力がよかったんだけどなぁ、なんで散髪したらあまり映えなくなってしまったのだろうか。

カネダ船長(真田広之)は、まあ、はまってたんじゃないかと思う。真田さん、やっぱ発音すごいよ、全然日本人英語じゃないよ!
キャパ(キリアン・マーフィ)は物理学者で爆弾担当。変人とまではいかないが、ちょっと変わった人、という位置づけか。その微妙なラインがなかなかよかったのではないかと思う。

爆弾のことは一貫して「payload」といってたから普通に訳したら「核弾頭」なんだろうな。

本格SFというとちょっとコケるが、B級に転んでも許せる人だったらお勧めだ。
圧倒的な太陽エネルギーの表現は秀逸だったと思う。水星を眺めるシーンとかもね。
他もSFの世界としていい味出てる映画だと思うぞ。

以下、激しくネタバレ感想につき、黒文字↓
イカロス1号の船長ね、あれは何なんですかね。強烈な太陽光に晒されて頭変になっちゃったんですかね。
S.O.S.は後続を確信しての罠なんでしょうね。
しかし、なんで不死身(?)なんですかね…。ファンタスティック・フォーみたいなことになっちゃったんですかね。 < 宇宙線にさらされて超人化
あれさえなければ、本格SFとして絶賛したのに(^^;
↑ここまで


萌え度:クリスくん、もう一押し欲しかった
好き度:途中まではよかったのだが、怖かったから
鑑賞:劇場(2007.4)

原題:Sunshine
監督:ダニー・ボイル
配役:キリアン・マーフィ(キャパ)
   クリス・エヴァンス(メイス)
   ローズ・バーン(キャシー)


予告編談義未遂

2007-04-18 | 映画与太話
予告編談義をしようと思ったのにあまり面白いのやってなかった。
なんだかな~。
まあ、とりあえずスパイダーマン3はみるかな。
海賊とかプレステージをやってくれればいいのに。

しかし、レディースデイで300人入るシアターに10人以下って(^_^;)
採算、大丈夫かな。潰れないでほしいな。