萌映画

映画評と映画与太話

インディー・ジョーンズ4は2008年5月

2006-12-31 | 映画与太話
インディー・ジョーンズ4の脚本が仕上がったようだ。 →ComingSoon.net

公開は2008年5月の予定らしい。ハリソン・フォードはやる気満々らしい。
ストーリーの詳細はまだ内緒らしいが、ミステリーちっくなつくりになっているようだ。
…爺になったインディアナ、果たしてなにをやらかしてくれるのだろうか。

小説「ハリー・ポッターと謎のプリンス」雑感

2006-12-29 | 
ハリー・ポッターのシリーズは友達に借りて読んでいる。
面白いけどお気に入りというほどではない。ぐいぐい続きを読ませてしまう力はあるが、主人公はあまり好きでなかったりする。
映画のほうはいつも娯楽作としてよく出来ていると思っている。こちらも主人公3人はどーでもよくて、フレッドとジョージが好きだったりする。

で、このほど、6巻目を読み終わった。
ミステリーだけどサスペンスなし、アクションなし。
うーん、これ、映画にしたらおもしろくないかも。

以下、ネタバレを含むので、未読の方はご注意。

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

静山社

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この「謎のプリンス」(原題: Half Blood Prince)は、最終巻の序奏という雰囲気もりもりなのだ。その中で下手な学園ドラマみたいな恋愛ごっこが繰り広げられる。
やめれ
まあ、これだけでもrukkiaにとっては減点なのに、謎をいっぱい残したまま続くになる。
スネイプの本意は?
R.A.B.って誰?

まあ、スネイプに関しては、ダンブルドアの頼みで内偵に入り、ダンブルドアの頼みで殺人を実行したと勝手に思っているのだが、R.B.Aは困っちゃうなぁ。未登場でより強力な魔法使いだったらずるいぞ。(ネットをつついていたら故人だという説もあり)

ビルに英語を習っていたはずのフラー、ちっともうまくなっていないようだが…。
憂いの篩は「ある人の記憶」を再生するはずなのに、当人の視点になってないのはどーいうわけだろう。
ハリー、ちっとも懲りてない感じ。16歳ってこんなにガキなのか?

ほんと、映画にしたら思いっきり端折ってスピード感を出すか、ファンタジーを諦めて学園ドラマにするか。じゃないと、すげぇつまらなくなりそう。
今までの経緯からすると、映画に一度も登場していないビルはフラーとともにばっさり切られるだろうし、トンクスも切られるだろうな。
どうせならラベンダーも切っちゃえ!
残るはナメクジ先生と過去への旅。
シナリオライターも決まっててプリ・プロダクションが始まっている。
今のところ、主要3人と、マルフォイとリドル(ただし噂として)の名前が出ているだけ。

小説としての「謎のプリンス」、あっという間に読み終わったのでおもしろくないといえば嘘になるが、単品としてはお勧めではないな。ただし、最終巻の前に読んでおかなければならないものだとは思う。

2006年視聴映画ベスト5

2006-12-28 | 映画与太話
2006年に見た全作品からベスト5及びベスト3を、例によって、劇場とDVDをわけてご紹介。(過去記事:2004年2005年
評価基準は「好き度」(作品の良し悪しとは別)なので、「勝手にムービー・アウォード 上半期下半期」とは一致しません(^^;)

【劇場で見た部門ベスト5】(37作品中)
1:ナイト・ウォッチ
多少グロくても大丈夫になった今日この頃。あっち世界でもこのくらい既視感と意外性があってくれるとうれしい。
2:トランスポーター2
2006年前半はクレッチマン、後半はステイサムでした。この作品のせいです。フランク・マーティンに惚れました。はい。すみません、いつも不純で(^^;
3:007/カジノ・ロワイヤル
なんだかんだいって劇場で2度見たのはこれと「トランスポーター2」
4:PROMISE
ごめんなさい、やっぱキワものが好きです(^^;
ニコラス・ツェー、最高!
5:ロード・オブ・ウォー
なんで世間ではこの映画に対する評価が伸び悩みなのか謎。「ミュンヘン」よりよっぽどおもしろいのになー。過去の話じゃないから痛いのかなぁ。
「アサルト13」も「カオス」もすごくおもしろかったけど、“好き度”でいったら次点でした。

【DVDなどでみた部門ベスト3】(今年初めて見たもの約40作品中。TVシリーズも入っているので勘定がわからなくなってます)
1:セルラー
おもしろいよといわれたとおりおもしろかった。クリス・エヴァンス、いい感じだし、ジェイソン・ステイサムもいい感じに怖い。
2:トランスポーター
途中から燃えよドラゴンになっちゃうし、げらげら。切れ者警部もよかったです。2のあの人がこんな人だったとは(^^;
3:レリック・ハンターのシリーズ(TVドラマ)
なんでもあり過ぎなお宝ハンターのシドニー・フォックス教授。毎回毎回趣向を凝らしてお約束も盛りだくさんで気を緩めて楽しめます。
今年は、クレッチマンがらみでスカ映画とかホラーとか戦争映画とか見まくっていたので、いまいち「これは!」というのには出会わなかった気がする。

【やっぱりいいで賞】(今年視聴全作品の中から)
1:キング・コング
何度見ても船長、かっこいいです。そしてPJの映画、好きです。
2:エクスカリバー戦記
何度見てもダグナー、怪しいです。軽いノリの冒険譚は楽しい。
3:ナイト・ウォッチ
DVDでまた見ちゃいました。続きが見たい~。


最後に今年は【つらかったで賞】 …全部クレッチマンがらみです(^^;
1:スターリングラード(1993)
非常に辛くて寒かったです。救いもないし。戦争の馬鹿~っ。
2:戦場のピアニスト
クレッチマン登場まで2時間近く耐えました(^^;
3:スタンダール・シンドローム
こわいよー、アナの金髪のカツラがこわいよー、正気に戻ってきてくれよー。


はりぽた失速中

2006-12-26 | 
今頃、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を読んでいる。
昨夜、上巻を読み終わったところだ。

…なんかこれ、映画にしたらつまんなそう。
前半はアクションないし。
サスペンスを省いたミステリーって感じでとろとろ話は進む。

最大の難点は…
ガキ同士の恋の鞘当には付き合いきれん
ちゅーことだ。
相変わらずハリーは懲りない性格だし。

フレッドとジョージの出番があまりないのがちょっと寂しい。
そのかわりジニーががんばってるが。 < 彼女はわりと好き

うーむ、下巻に入ったらサスペンスが盛り上がるのだろうか…。

2006年の全米映画興行成績

2006-12-25 | 映画与太話
X-MENが4位、キング・コングが5位♪
allCinemaOnline(日本語)が集計した2006年の全米Box Officeトップ20、ベストテンの半分をお子様映画が占めている。お子様恐るべし!
1年間の集計だと思うので、11月公開の映画はちょっと不利かも。「ハッピー・フィート」はまだ伸びるかな。

ベストテンだけ抜き出してご紹介。
順位タイトル$ 公開月
1.「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」423M(7月)
2.「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」292M (05年12月)
3.「カーズ」244M (6月)
4.「X-MEN:ファイナル ディシジョン」234M (5月)
5.「キング・コング」218M (05年12月)
6.「ダ・ヴィンチ・コード」218M (5月)
7.「スーパーマン リターンズ」200M(6月)
8.「アイス・エイジ2」195M(3月)
9.「ハッピー フィート」 159M (11月)
10.「森のリトル・ギャング」155M (5月)

海賊、ダントツですねぇ。
ナルニアやキング・コングは日本よりあっちのが流行ったようだな。
日本だと「ダ・ヴィンチ・コード」がもっと上にきそうな気がする。
とりあえずrukkiaはこの中でアニメ以外は全部見ている。
…げ、アニメはひとつも見てない! > 「ハッピー・フィート」は見る予定だけど…。


勝手にムービー・アウォード(2006年下半期)

2006-12-25 | 映画与太話
2006年下半期に映画館で見た映画はちょっと少なくて13本。
公開時期ではなく自分が見た時期が基準。年内はもう見に行かないので、そそくさと発表だ。
今回もMTVムービー・アウォードの真似して部門賞をば。(2006年上半期はこちら
作品賞…「カオス」
大作続編が大味な中、全く期待せずに見たこれ、おもしろかった。役者をうま~く使ってました。
男優賞…ヒュー・ジャックマン@「ファウンテン」
一粒で二度おいしい:一途だけどちょっと邪なトマス、一途で余裕のないトミー。
いっちゃってるのに悟りの開けてないトムはいまいち。
女優賞…マギー・Q@「MI:III」
アクションもカクテルドレスも決まってる。アジアン・ビューティーはこうじゃないと、ね。
ヒーロー賞…ブランドン・ラウス@「スーパーマン リターンズ」
嫌味なく先代クリストファー・リーブのイメージを受け継ぐ大型ヒーロー。
ブライアン・シンガーったらいい人みつけましたね。えへえへ。
悪役賞…ビル・ナイ@「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
あんなに仮装してても中身はビル・ナイってにじみ出てくるところがさすが。
アクションシーン賞…@「エラゴン 遺志を継ぐもの」
過去シーンのドラゴンの戦闘。あれをもっと見たかったぞ。
格闘シーン賞…ナチョ&ヤセVS獣面ちびちびレスラー@「ナチョ・リブレ」
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、これぞメキシコ・プロレスの真髄! < ほんとか?
音楽シーン賞…エド・ハリス&オケと合唱とサントラ@「敬愛なるベートーヴェン」
第九に歓喜!
キスシーン賞…ファムケ・ヤンセン&ヒュー・ジャックマン@「X-MEN: ファイナル・ディシジョン」
あのジーンが、えっ? 違うぞ! きゃー、どこまでやるの!?
セクシー演技賞…カタリーナ・ムリーノ@「007/カジノ・ロワイヤル
やっぱり人妻がええのぉ(涎) < おまえが垂らしてどうする
殊勲賞…マイケル・ケイン@「トゥモロー・ワールド」
一瞬だけどエアギターしてました。去年あたりからrukkiaの中では爺役で大ブレイク中。
技能賞…ダニエル・クレイグ@「レイヤー・ケーキ」
役がはまれば魅力一万倍( < 大げさ)ということが判明。この作品あっての007だ。
敢闘賞…ミラ・ジョヴォヴィッチ@「ウルトラヴァイオレット」
どこまでいっても1対多。ぐるっと回ったら雑魚全滅!

見たのが少なかったので、無理矢理全部いれちゃいました。
見てるものが見てるものだけに、悪役賞とアクションシーン賞だけやたら候補が多くてね(^^; > デイヴィアンもレックス・ルーサーもマグニートも捨て難かったぞ。

年間ベストはまた別途。

まだでないDay Watch

2006-12-24 | 映画与太話
レンタルで「ナイト・ウォッチ」をまた見た。
で、続編の「デイ・ウォッチ(Night Watch2)」が出てないかと探してみたのだが…。

まだ米密林でもロシア語版しか出てないみたいだ。
いくらなんでも字幕なしロシア語版はなぁ。
公式サイトっぽいところにつながらなくて予告編が見れなかったのでYouTubeで探してみたらあった(^^;
うーん、1作目よりさらにトンデモ映画になっているような…。

日本では来月「ナイト・ウォッチ」の1000円以下の廉価版が出るみたいだ。
買っちゃおうかな。どうしようかな。

ミニミニ大作戦(1969)

2006-12-23 | 映画評・アクション
マイケル・ケインが若くてぶいぶいいわせていたころの主演作、かつ、先日リメイクを見たのでオリジナルはどんなもんかと「ミニミニ大作戦」をレンタルしてみた。

マイケル・ケイン(チャーリー)初登場のシーンで、
 あ、ジュード・ロウに似ている…。
って、こっちのが元祖です
チャーリーったら、やってることは007以上にたらしで無謀。それなのにチームを指揮しているんだから、ある程度の人望が必要だ。人をこき使っているわりには憎めないというのが味だろうか…。
チームの人数が多いので、個々の個性がリメイクほどはっきりしていないのがちょっと評価を下げた理由かな。
とりあえず、リメイクよりはミニクーパー、活躍します。

あとね、ラストが…。
続ける気たっぷりだったようだが、続編は出来ていない(^^;

rukkiaがいうのも僭越な気がするが、イギリスっぽい笑いの好きな人にはお勧め、だな。


萌え度:
好き度:まあまあ、だけど嫌いじゃない
鑑賞:DVD(2006.12)

原題:Italian Job
監督:ピーター・コリンソン
配役:マイケル・ケイン(チャーリー・クローカー)
   ノエル・カワード(ブリッチャー)
   ラフ・ヴァローネ(アルタバーニ)

ミニミニ大作戦

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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エラゴン 遺志を継ぐもの(2006)

2006-12-22 | 映画評・ファンタジー
出演者を見たときに盛り上がり、予告編見たときに盛り下がり、と、期待の浮沈が激しかった映画「エラゴン」を見てきた。
おもしろくもあるし、物足りなくもある、って感じかな。

どうしてもドラゴンに違和感があったのだ。
人間的すぎる表情が…。うーん、架空の動物だから別に動物的である必要はないとは思うのだが、でもやっぱり。
あ、これ、擬人化されすぎた動物アニメのあれだ。
ディズニーの「ダイナソー」に感じた違和感と同じだ!

あー、もしかしてアメリカ人がつくるとこーなっちゃうのか!?

ドラゴンが地面にドシンと降りる度に違和感が。そりゃ、重量は象以上だろうけど、衝撃を吸収するようなふわっとした降り方を期待しちゃうんだけどなー。そういう足の構造になっているはずだよなー(とか勝手に思ったり)。

と、文句ばっかになってしまったが、予告編で感じたよりはおもしろかったぞ。
少なくともナルニアの時とは違って原作を読んでみよう思うくらいには気に入った。

エラゴン(エド・スペリーアス)とブロム(ジェレミー・アイアンズ)の関係は、ルークとオビワンかとか、バリアンとイベリン卿かとか色々思ったりしちゃったけど、ジェレミー・アイアンズの哀愁加減がなかなかよろしかった。
王がマルコヴィッチである必要はあるのか? とか思ったけど、短い出番で普通じゃなさ具合を感じさせたので、その必要はあったのだろう。
マータグ役にギャレット・ヘドランドはパトロクロス@トロイのときよりずっと目力があってよかった。
どんな役か楽しみだったキャロライン・チケジー(ナスアダ役)、出番は短かったがかっこよかった。欲を言えばもっと戦ってる姿を見たかったなー。
日本の公式サイトには書いてないけど、サフィラの声はレイチェル・ワイズである。オスカー女優なんだから書いておけよ~。

以下、ネタバレ気味なので、とりあえず黒文字で。
小娘にしか見えないエルフの姫(シエンナ・ギロリー)。世俗的すぎる気がしたのだが、この作品ではあれでいいのだろうか。エラゴンよりかなり年上だが、エルフだから年齢は関係ないのだろう(^^;
敵のアジトに簡単に潜入できすぎじゃないか。そんなわけないだろー。
あれほど魔力のあるダーザが王を畏れる理由は?
いくらドラゴンライダーとはいえぽっとでの小僧がそう簡単に黒魔術師を退治できるとは思えないのだが。
王の竜、ステロタイプな悪役竜の顔で笑った。
英語サイトでみるとゲイリー・ルイスは「キング・フロスガー」となっているのだが、どうみてもアジハド(ジャイモン・フンスー)の家来にしか見えなかった。どうやらドワーフの王ってことらしいのだが…、小さくないぞ?普通に「人」だぞ。いいのか?
それにしてもドラゴンって成長早いな。
ええと、ドラゴンって「知識」も持って生まれてくるんだね。後天的な学習じゃないんだね(^^;
あー、しかしエラゴンはどうしてサフィラが♀ってわかったんだ?“心の声”を使う前に「She」っていってたよね?


あの景色はハンガリーなのだろうか。
とりあえず、続きが楽しみだ。

ところでカトリーナ(タムシン・エガートン)ってどこに出てきた人?


萌え度:うーん、もうちょっと。
好き度:最近、ちょっと厳しい 
鑑賞:劇場(2006.12)

原題:Eragon
監督:シュテファン・ファンマイヤー
配役:エド・スペリーアス(エラゴン)
   ジェレミー・アイアンズ(ブロム)
   シエンナ・ギロリー(アーリア)