萌映画

映画評と映画与太話

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード(2003)

2004-03-19 | 映画評・アクション
イノセンスで疲れた頭をほぐすのに丁度よかった(^^;

前作「デスペラード」の設定を一部使ってはいるものの、中身的には続きの話ではない。
ので、妄想二次創作みたいなもんと思えば混乱しないだろう。

エンリケ・イグレシアス? と思ったらやっぱあの歌手のエンリケだった(フリオ・イグレシアスの息子)。マリアッチ仲間でおいしい役どころだ。でも、せっかくマリアッチなのに歌わなかったな。
サルマ・ハエックの肢体が拝めるかと思ったのだが、出番が少なくていまいちだった。
巷を騒がせているジョニー・デップは後半の怪演がよかった。

前回ほど踊り撃ちはなかったような…。
そしてエル・マリアッチがいつの間にか正義の味方になっている(^^;

…原題のがかっこいいと思うんだけどなー、なんで妙なカタカナの邦題にしたのかなー。


萌え度:一応、マリアッチに
好き度:
鑑賞:劇場(2004.3)

原題:Once Upon A Time In Mexico
監督:ロバート・ロドリゲス
配役:アントニオ・バンデラス(エル・マリアッチ)
   ジョニー・デップ(サンズ)
   エンリケ・イグレシアス(ロレンソ)

イノセンス(2004)

2004-03-19 | 映画評・SF
映画「攻殻機動隊」の続きの話である。ので、見てないと人物関係がさっぱりわからないと思う。
ただ、ストーリーそのものは「続き」ではないので、本作だけでも十分楽しめる。
「アニメ」ではなく「映画」として見られるクオリティーの高い作品。
…でも頭フル回転で疲れるぜ。

私は「攻殻機動隊」の素子が好きで、おやじくさいバトーはいまいちだったので、キャラ的にはちょっと物足りなかったが(^^;
21世紀版ブレードランナーという気がしないでもないな。いろんな意味で…。


萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:劇場(2004.3)

英題:Innocence
監督:押井守
配役:大塚明夫(バトー)
   仲野裕(イシカワ)
   田中敦子(草薙素子)


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限定品のはずがまだ買えるみたいですね…(2005年3月現在)

007/ロシアより愛をこめて(1963)

2004-03-11 | 映画評・007
第2作にして007必須要素はすべてそろった。
・Qによるスパイ御用達の小道具
・寝返る美女
・強靭な敵の刺客

本作にはドクター・ノオの大仰さはなく、本格スパイ小説として通用するのようなしっかりした内容だ。
硬派の人にもお薦め。
…私は007シリーズの荒唐無稽さが結構好きだったりするのだが。
本作では唯一、毒ナイフ仕込みの靴を蹴り上げるクレッブ大佐が笑える > 危機一髪シーンには見えないぜ(^^;

あと、息子をいっぱい持っているケリムも結構好きかも。
伊達に励んでいるわけではないらしい(^^;
彼がやられた時は本当に悲しかった。いい人なのに…。


萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:DVD(2004.1)

原題:From Russia With Love
監督:テレンス・ヤング
配役:ショーン・コネリー(ジェームズ・ボンド)
   ダニエラ・ビアンキ(タチアナ・ロマノヴァ)
   ペドロ・アルメンダリス(ケリム・ベイ)

007/ドクター・ノオ(1962)

2004-03-04 | 映画評・007
去年の父の誕生日に007のDVDボックスセットをプレゼントした。
…そして私が見ている(爆)

本作は007シリーズの第1作である。いろんな意味で原点となる作品だと思う。今見ても十分楽しい。
…ただし、「ドラゴン」には笑ってしまうが > 後の秘密兵器類に比べてあまりにもちゃちい

元祖ボンドガールのハニー・ライダー(ウルスラ・アンドレス)はこれまたあらゆる意味でボンドガールのお手本だと思うのだ。私が考えるボンドガールの条件とは
・ナイスバディーである < 絶対はずせない(笑)
・気が強い(芯が強いといってもいい)
・頭の回転が速い < 知識の有無ではない
・とりあえず美人である

そして、ジェームズ・ボンドは腕っ節が強くて、シニカルで、お茶目なのだ。

そんな原型をつくってくれたテレンス・ヤング監督に乾杯!

…しかし、ジョゼフ・ワイズマンの中国人メイクには恐れ入った。メイキングDVD見るまで東洋系の人だと思ってたよ!
…ウルスラ・アンドレスが当時あのおいしい俳優ジョン・デレクの妻だったと知ってびっくり! > ほんとにおいしい奴だな…。


萌え度:元祖ボンドガールに(^^;
好き度:
鑑賞:DVD(2004.1)

原題:Dr. No
監督:テレンス・ヤング
配役:ショーン・コネリー(ジェームズ・ボンド)
   ウルスラ・アンドレス(ハニー・ライダー)
   ジョゼフ・ワイズマン(ドクター・ノオ)


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これはもうマーケットプレイス(中古)からしか買えないみたいだ。


ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003)

2004-03-04 | 映画評・ファンタジー
指輪3部作、みごと完結!
何よりもほぼ原作どおりにエンディングを迎えたことがうれしかった。
やはり指輪ファンの監督だけのことはある。
エオウィンもちゃんとやってくれる > 「I am no man!」グサッ
そしてやっぱり3はサムが主役である(^^;

強いて言えばデネソールの扱いだけが不満だった。パランティアはどうした、パランティアはっ!(原作知らないとわかんないかも)

筋とは関係ないのだが、王の戴冠式でエルロンドの後ろで微笑んでいるエルフの殿はグロールフィンデルという噂である。ほほぉ。確かに「ただ者ではない感じのエルフ」ではあった。1のDVDで探ってみたのだが、エルロンドの会議には出てなかったみたいだ。原作では、会議中、エルロンドの横にいたはず。

3ではピピンの歌声とアラゴルンの歌声の両方がきける。ので、思わず1~3のサウンドトラック・セットCDを買ってしまったぜ。
アカデミー賞もノミネートされた全部門で受賞してタイ記録つくったし。
あとはDVDのエクステンディッドが出るのを待つばかり。あんなシーンやこんなシーンが…。 < 妄想中


萌え度:アラゴルン、小汚いほうがかっこいいんですけど…
好き度:
鑑賞:劇場、DVD(2004)

原題:The Lord Of The Rings: Return Of The King
監督:ピーター・ジャクソン
配役:イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)
   イアン・マッケラン(ガンダルフ)
   ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002)

2004-03-03 | 映画評・ファンタジー
1年間じりじり待った第2話である。
なにしろ1があんな唐突な終わり方したもんだから、悶々悶々…。その間、原作全部読んで、1のSEE(Special Extended Edition)を舐めるように見て、来る日に備えました。そして友達からはいつのまにか指輪オタクといわれるようになり…。そうはいっても映画前からの指輪ファンには敵いませんぜ。

で、なまじ原作を知ってしまうといろいろ妄想が募るもんです。
エオメルはさわやかな青年だと思ってたのにあの暑苦しいやつは何だ!…でも、見た目ほど演技は野蛮じゃなくてよかった。
エオウィン、ちょっと老け過ぎではないか?…でも、ステキ。
ファラミアが、ファラミアがいぢめっこだぁぁ。これだけは許せなかった。でもSEE見るといじめっこなだけじゃない・理のある人ファラミーの姿も垣間見れるのだ。あぁぁぁ。
そんなこんなでじだばたしているうちにヘルム峡谷の戦いに突入、あんな人が加勢に来ちゃってびっくり仰天。
そして最後は寂しいゴラムの歌で〆るっと。
ええ、2の主役はゴラムなのです。アンディー・サーキス様様です。いやー、もうスメアゴルが「You never come back!」と戦っているところは引き込まれてしまいましたよーーー。
というわけで、「続く」です。また1年、悶々と待つのです。はぅ。

しかし、1では悪役だったボロミア、2のSEE(回想シーン)ではむちゃむちゃかっこいい。
頼れるにいさん、ほんとに惜しい人を亡くしました…。


萌え度:やっぱりアラゴルン、少しレゴラス、SEEのボロミア~!
好き度:
鑑賞:劇場、DVD(2003)

原題:The Lord Of The Rings: The Two Towers
監督:ピーター・ジャクソン
配役:イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)
   イアン・マッケラン(ガンダルフ)
   ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)

ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)(2001)

2004-03-03 | 映画評・ファンタジー
おおはまり、妄想爆発。
ロードショーは2回見に行って、DVDはコレクターズとエクステンディッドの両方買ってオーディオコメンタリーも全部見て…。

原作の存在はむか~しから知っていたが読まないまま放置。映画も、新聞広告の写真がイケてなかったので見る気なかったのだが、友達に誘われて…はまった!
ちなみに、一緒に見に行った♀6人はアラゴルン派とレゴラス派に分かれた。こっそりガンダルフ派というのもいたりしたが…。
世界にはまりたい人にお勧め。

アラゴルンがヴィゴでよかった。(アラゴルンじゃないときのヴィゴはいまいちだけど)
ケイト・ブランシェットのガラドリエルは一部の原作ファンの間では不評だったようだ。ケイトが悪いわけじゃなくて、ガラドリエルの闇の部分だけが強調されて、慈悲深い奥方の姿が出てないからだそうだ。
私は後光さす姿に十分満足したんだが。
欲を言えば、エクステンディッド版に出てくる「私も指輪保持者です」っていうシーン、あれを入れてといて欲しかったな。一番好きなシーンかも。


萌え度:当然アラゴルン!
好き度:
鑑賞:劇場、DVD(2002)

原題:The Lord Of The Rings: The Fellowship Of The Ring
監督:ピーター・ジャクソン
配役:イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ)
   イアン・マッケラン(ガンダルフ)
   ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)