萌映画

映画評と映画与太話

2008年映画総集編

2008-12-23 | 映画与太話
今年もやってまいりました、日本インターネット映画大賞、自分が「今年見た映画」の中から選ぶのである。
ということで、DVDなんかも有りらしいが、rukkiaは映画館で見た外国映画の25本中から。今年も少ないな。DVDはほとんど見てないし。

[作品賞投票ルール(抄)]

 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

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『 外国映画用投票フォーマット 』

【作品賞】(5本以上10本まで)
  「ダークナイト」   8点
  「アイアンマン」   8点
  「デス・レース」   4点
  「エリザベス:ゴールデンエイジ」 4点
  「デイウォッチ」   2点
  「ウォンティッド」  2点
  「モンゴル」     1点
  「レッド・クリフ Part 1」 1点

【コメント】
アメコミなのに内容が濃くてびっくりな「ダークナイト」と「アイアンマン」、主人公のキャラが正反対なところがおもしろい。どっちも好きだけど。
「デス・レース」はステイサム・ファンってこともあるけど、期待以上に硬質な出来だったと思う。さすが、ポール・W・S・アンダーソン監督。
「エリザベス:ゴールデンエイジ」はDVDで前作を予習してから臨んだわけだが、10年のブランクがあってもきっちり続きものを感じさせる出来に脱帽。
「デイウォッチ」「ウォンティッド」は同じ監督作品、暴力表現が痛いが、それを超越したエンターテイメント。
「モンゴル」はうじうじしない大河ドラマ風味で浅野さんのモンゴル語も素晴らしく、「レッド・クリフ」も陳腐にならずに大きなスケールで爽快だった。
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【監督賞】              作品名
   [ティムール・ベクマンベトフ] (「デイウォッチ」「ウォンテッド」)
【コメント】
映像の新鮮味というか、「そっちへ持っていくかー!」な物語展開というか、米国とも西欧とも一味違う作品に仕上げていくところがすごいと思う。

【主演男優賞】
   [ロバート・ダウニー・Jr] (「アイアンマン」)
【コメント】
おじさんに萌えましたよ(^^;

【主演女優賞】
   [ケイト・ブランシェット] (「エリザベス:ゴールデンエイジ」)
【コメント】
文句なしの女王様。神々しかったです。

【助演男優賞】
   [ジェイミー・ベル] (「ジャンパー」)
【コメント】
あー、ここに挙げたい人がたくさんいますね。きっとヒース・レジャーがダントツだろうから、敢えてこの人。
もう、主人公がなんだかなー(キャラ設定も演技も)、なだけあって、この人が出て辛うじてお話が締まりましたよ、まったくもう。
オタクっぽくてひねているけどいい奴を地に足のついた演技で好演。

【助演女優賞】
   [アンジェリーナ・ジョリー] (「ウォンテッド」)
【コメント】
主演はジェームス・マカヴォイなんですよ、わかってますか!?
ってくらい強烈だったアンジー。もう小気味よくはまり役でした。
最後まで信念を突くフォックス、かっこいい。

【新人賞】
   [ダコタ・ブルー・リチャーズ] (「ライラの冒険 黄金の羅針盤」)
【コメント】
彼女もはまってて、作品もよかったのに、興行成績がいまいちとかで続編の噂が聞こえてこない!ダコタちゃんがオトナにならないうちに撮って欲しいんですけど。
次点はカスピアン王子(ベン・バーンズ)です。久しぶりに王子っぽい王子だったよ!

【音楽賞】
  「デス・レース」
【コメント】
バックの音楽がかっこよかった。担当はポール・ハスリンガーだそうだ。

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*勝手に○×賞

【何を捨てたんで賞】
   [ジェット・リー] (「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」「ドラゴン・キングダム」)
【コメント】
「SPIRIT スピリット 」で一度〆たはずが、兵馬俑になっちゃったり、孫悟空になっちゃったり、不惑にして路線変更でしょうか…。

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 この内容(以下の投票を含む)をWEBに転載することに同意する。
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CHASSEURS DE DRAGONSというアニメ

2008-12-17 | 映画与太話
なんか「映画 ドラゴンハンター」で検索に来る人が増えているのだが、これのことだろうか。

「CHASSEURS DE DRAGONS」
 →公式サイト(英語)
 →imdb.com(英語)
Dragon Hunters (International: English title) となっている。

フランスで制作されたCGアニメみたいだ。TV番組もあったらしい。
日本では公開するんだかどうだかわからない。
ニンテンドウDSのゲームになるのか?

rukkiaが映画化を切望しているのは、これじゃなくて、ロイ・チャップマン・アンドリューズの伝記のほうなんだが…。

ヒュー様アカデミー賞司会!

2008-12-14 | ヒュー与太話
なんと、今度のアカデミー賞の司会はヒュー・ジャックマンだそうです! →Hugh Jackman to Host 81st Academy Awards!

トニー賞司会での実績はあるものの、やっちゃうんですね、アカデミー賞も。
ビリー・クリスタルの時はそこそこおもしろかったけど、
近年は毒舌トークの人が司会でおもしろくなかったような(^^; < 英語がわからん
ゴールデングローブ賞のノミネートが出てきて、助演男優賞以外興味無しだったから、今年のアカデミー賞も縁無し、って思ってたけど、俄然、楽しみになりました。

アカデミー賞授賞式は2009年2月22日。

「Good」予告編

2008-12-11 | 映画与太話
以前、ヒュー・ジャックマン&ジェイソン・アイザックでやるかもといわれててぽしゃった「Good」、最終的にはヴィゴ・モーテンセン&ジェイソン・アイザックで制作したようだ。予告編が出ていた。 →yahoo movies
…まあ、見てて楽しい話じゃないな。

で、ロマンス生徒もロモーラ・ガライじゃなくて違う人になってみたい。
Jodie Whittakerって人なのかな。

とりあえず米国では今月末に公開のようだけど、日本では…、やらないかも。


デス・レース(2008)

2008-12-08 | 映画評・アクション
昔やったネタの焼きの直しだそうだ。昔バージョンは舞台が2000年。今回は2012年。今の金融大混乱を考えると笑えない未来だ(^^;

民営刑務所の興行「デス・レース」、文字通り、勝ち残るか死ぬかのレースである。お互いに邪魔しあうだけじゃなく、コースに死のトラップがしかけられてたりして、唖然。
日本ではPG-12になってるけど、どう考えても暴力表現はR-15レベルだと思うんだけどな。 > 北米ではR指定
とんでもないB級ネタだと思っていたが、さすがそこはポール・アンダーソン監督、ソリッドな出来になっている、と思ったぞ。

刑務所にぶち込まれたエイムズ、元レーサーの腕を買われてデス・レースに参戦、勝てば刑務所を出る権利を得るとのこと。
さてさて。

サスペンス要素もあるのだが、そこは結構先が読めちゃう展開。それでも陳腐に感じないのはキャラとアクションの濃さゆえだろうか。
無頼なのに人のよさがにじみ出るエイムズはジェイソン・ステイサムにぴったり。所長のヘネシー(ジョーン・アレン)は美人で冷徹な策略家。メカニックの親分コーチ(イアン・マクシェーン)は深い味があるし、人間データベースのオタク少年(だけど、かれはどんな凶悪犯罪を?)もキテるし、他のドライバーも強面ぞろい。
おっと、デス・レースの象徴フランケンシュタインの声はなんと元ネタ作品で主人公をやっていたデヴィッド・キャラダインだ! < 今調べた

なんで刑務所レースなのに、ボンキュボンなねーちゃんが出てくるのかな、と思っていたら、レースに華を添えるためにナビゲーターは女子刑務所から来るという設定。見栄えのする子が選ばれてくるわけだ、なるほど。

フランケンシュタインを敵視するマシンガン・ジョー(タイリース・ギブソン)の表情がだんだん和らいでいくのが個人的にはツボだったりする(^^;
そして、ジョーのナビゲータはいつも…。お気の毒様。

まあ、とりあえず、ステイサム・ファンなら見るべし。 > 怒りのパンチも見れるし、愛娘にデレデレも見れるし…、筋肉も見れるし、尻も…
こういう役ばっかっていうきらいもあるが、似合うんだからしょうがない。
他の人がやったらまた違う味わいの作品になるんじゃないかな。


萌え度:ジェイソン、はまり役です♪
好き度:これを4つにすると人格疑われそうだな(^^;
鑑賞:劇場(2008.12)


原題:Death Race
監督:ポール・W・S・アンダーソン
配役:ジェイソン・ステイサム(ジェンセン・エイムズ)
   ジョーン・アレン(ヘネシー)
   イアン・マクシェーン(コーチ)



トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008)

2008-12-05 | 映画評・コメディー
ベン・スティラーが八面六臂の「トロピック・サンダー」、原案はもちろん、脚本・監督・プロデュース・そして主演までやっちゃってるよ。
…やってくれる人が見つからなかったのだろうか(^^;
自ら「お馬鹿映画」と宣伝しており、実際もお馬鹿映画である。お下劣でちょとグロくて、スティラー風ええ話も入ってたり…。
まあ、日本人のセンスには合わないかもと思ったけど、rukkiaにはおもしろかった。
そして、出来も以前の監督&主演作「ズーランダー」よりよくなってたんじゃないだろうか。

リアルな戦争映画を撮ろうとして、本当の戦場に紛れ込んでしまってどうのこうのというお話。

でも、ネタの主眼は映画産業風刺にある。そのせいか、脇役がやたら豪華でみんな楽しそうにやっている。。
いぢわるプロデューサー、レス・グロスマンにトム・クルーズ、タグのエージェントであるリック・ペックにマシュー・マコノヒー、劇中予告編にトビー・マグワイヤー、最後には御本人という設定でジョン・ボイドやランス・ベースまで出てくる。
トムトムの怪演が話題になっているのは知ってはいたが、ここまでとは思わなかった。へんなダンスも披露してるし…。
「今までに無い役」が相当楽しかったのか、あるいは、こういう人物にいじめられた経験があるのか(^^;
マコノヒーの役は、デキるけど突っ込む方向が間違っている勘違い熱血男、なんかぴったりです。

メインのベン・スティラーとロバート・ダウニー・Jrはぶっちぎりだったが、ジャック・ブラックがいまいち活きてなかった気がする。キャラ設定のせいかなぁ。
それにジャック、メタボ度が増してますね、健康のためにもう少し絞ったほうが(^^;
一方、光っていたのは、最初はへなちょこなのにだんだん頼り甲斐がでてくるケヴィン・サンダスキー役のジェイ・バルチェル。ええと、ジャスティン・ロング路線でしょうか。
もうひとり、アルパ・チーノ役のブランドン・T・ジャクソン。この人も後半になって存在感が増す。

で、これ、こういう系戦争映画のパロディーがいっぱいはいっているはずなので、それらを見ているともっと楽しめるんだと思う。
戦争映画嫌いのrukkiaは「地獄の黙示録」も「プラトーン」も「ランボー」も見てないのだ…。
筋のほうは見てのお楽しみということで。

個人的にはバズーカ少年(ブランドン・スー・フー)の熱演が結構よかった、と思う。
しかし、あれだけのお下劣台詞を字幕にするのは大変だろうな。結構ストレートに表現されてたけど、英語のほうはもっと隠語っぽかった気もするけどな。 < 聞き取れてません(^^;


萌え度:
好き度:
鑑賞:劇場(2008.12)


原題:Toropic Thunder
監督:ベン・スティラー
配役:ペン・スティラー(タグ・スピードマン)
   ロバート・ダウニー・Jr(カーク・ラザラス)
   ジャック・ブラック(ジェフ・ポートノイ)

Wolverineの劇中ショット

2008-12-03 | ヒュー与太話
「X-Men Origins: Wolverine」の映画の中のショットの画像が挙ってた。 →SuperHeroHype.com

おや、セイバートゥースと対峙している?
でもなんか雰囲気がストライカーっぽいんですけど。

あちらでは劇場予告編が来週末から流れるらしい。
あ、でも「地球が静止する日」は日本でも今月公開なんですけど。ウルヴァリンの予告編はやってくれないのかな(^^;