007シリーズ第20作、ピアース・ブロスナンの4作目にして最後(多分)の作品である。
ええと、
何でもアリ度、高過ぎ(^^;
まあ、ボンド映画にはありがちなんだけどね、最近はそうでもないかなと思ってたら…。見えない車といい、DNA操作による変装といい…。
さらに使い古された手口・衛星からの攻撃。「お定まり」はあってもいいんだけど、そこをお定まりにしちゃいけないなぁ。
最初のほう、話が見えないくてちょっと混乱。…私の頭も老化したということか。
今回の悪役は北朝鮮という設定なのだが、演じているのは韓流スターではなく米国生まれの韓国系の人。親玉役のウィル・ユン・リーは拳法使いだ。彼のプロフィールを調べてたら、あれはカンフーじゃなくてテコンドーのようだ。肉体派悪役ザオのリック・ユーンは後半、不気味に青く光る目で怪演していた。ご苦労様である。
なんとマドンナがフェンシングの教師役で出ている。ほんのちょい役なのにラジー賞ノミネートだ。なぜ~??
ハル・ベリー、初登場シーンは…、完全にウルスラ・アンドレスに負けてます(^^;
そのあとももっと活躍するのかと思ったら、いまいち。ミッシェル・ヨー並とはいかなくても、もう少し見せ場を増やしてほしかったな。
しかし、勝手に暴れ回ったボンドを簡単にゆるしてしまうMI6、そんなことでいいのか!?
今回からQの後をついだRがQになっている(ややこしいが…)。ちょっとうざいおじさんだが、まあ、仕方ないだろう。
タイトルバックはマドンナ。曲だけ聴いたときは、なんだこりゃ、と思ったが、まあ、このタイトルバックになら合っているのではないだろうか。冒頭アクションでボンドが任務達成しておらずタイトルバックに引きずるって、本作が初めてだよな…。
エンドロールも同じマドンナの曲だ。これでいいじゃん。
「リビング・デイライツ」からしばらくエンドロールにぬるいボーカル曲が流れてて違和感あったのだが、前作はそれがやめになってインストになった。今回はテーマ曲の繰り返しだ。うん、インストかテーマ曲にしといてほしいぞ。
今回のDVD特典にはメイキングが入っていなかった(「特別編」と書いてない通常版)。がっくり。
マドンナのミュージック・ビデオは内容に合っていたけど荒っぽくててちょっと恐かったぞ。
前回のGabegeのビデオは「ワールド・イズ・ノット・イナフ」の内容とはつながりなかったけど、あれはあれで結構よかった。
さて、Bond21はどうなることやら…。
萌え度:…萌えない
好き度:
鑑賞:DVD(2005.1)
原題:Die Another Day
監督:リー・タマホリ
配役:ピアース・ブロスナン(ジェームズ・ボンド)
ハル・ベリー(ジンクス)
リック・ユーン(ザオ)
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メイキング付きの2枚組。初回限定だがamazonではまだ買えるみたいだ(2005年3月現在)
こちらのメイキングは007ボックスセットに入っていたのと同じ内容のようだ。 |
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こちらが本チャンのメイキング付き。こっち買えばよかったな(高いけど)。ちと後悔。 |