19年振りのインディー・ジョーンズ4である。
時は第二次大戦後の1950年代。米ソ冷戦の時代。
ソ連の諜報部隊に捕まったインディーはあるものを探せと、どたばたどたばた…。
と、スケールも大きく展開していくお話。
予告編を見たとき、ナショナル・トレジャーとかぶるな、とか思ったけど、なんのなんの。
スケールが違いますね。
ETまで出てきちゃうし(^^;
こいう冒険ものはネタバレしちゃうとなんなので、一言だけ。
今回は蟻です。
冒頭のプレーリー・ドックがつくりものくさいのは大目に見るとして…、
半分不良息子なマット(シャイア・ラブーフ)、「親譲りの無鉄砲」ってこのことだなという風情。養父に対して情が厚いところも見せて、なかなか。
どこまでいっても口の減らない元カノのマリオン(カレン・アレン)、歳を重ねても落ち着くどころかって感じですな(^^;
で、相棒のマックをレイ・ウインストンがやっているのだが…、
「ベオウルフ」とは似ても似つかぬオヤジ振り。ボース(@
「キング・アーサー」)の時よりさらに…。
オクスリーの人(ジョン・ハート)ってどこかで見た人なんだが…、と思って調べたら
「V・フォー・ヴェンデッタ」でサトラー議長をやった人だった。悪役じゃないのもやるのねん。
そして今回の見所はソ連スパイのケイト様。予告編を見た時は、彼女がやる必要があるのか? とか思ったけど、
見事な訛に気迫。やっぱ、女王様は凄いや。
副官(イゴール・ジジキン)も
007の体力担当東側スパイっぽくてなかなかよかったです。
このシリーズらしい小ネタも満載。怒涛の2時間。かなりおなか一杯になったのだった。
あー、設定では
この時すでに、インディー・パパは他界されているということに。孫に会わせてあげたかったですねぇ。
萌え度:このシリーズはあまり萌えないんだよね
好き度:お話としては3のが好きだけど
鑑賞:劇場(2008.6)
原題:Indiana Jones And The Kingdom Of The Crystal Skull
監督:アンドリュー・アダムソン
配役:ハリソン・フォード(インディアナ・ジョーンズ)
シャイア・ラブーフ(マット・ウィリアムズ)
ケイト・ブランシェット(イリーナ・スパルコ)