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空海と密教美術展

2011年09月15日 22時34分50秒 | お出かけ
一昨日(9/13)、遅い夏休みの2日目をとり、上野公園の東京国立博物館 平成館で催されている『空海と密教美術展』に行きました。

開館時間(9時30分)の少し前に現地に到着したのですが、既に数十人が並んでおりました…。
それにしても待ち時間は暑かった…。開門時間がちょっとだけ早まったのですが、敷地内の木陰で待つことに。



しかし木陰にも限界があるということで、日傘の貸し出しが。



さて、館内に入りまして、まずは音声ガイドを借りました。
今回の音声ガイドは、北大路欣也!
そして「アレを最初に観よう!」と奥さんに促され「仏像曼荼羅」の展示室に。
「仏像曼荼羅」が展示されている部屋は出口直前の位置なのですが、ささ~っと進んで展示室へ。
展示されている仏像は、上の画像のチラシにもなっている8体。
チラシの左、上から
国宝 「大威徳明王騎牛像(五大明王のうち)」
国宝 「金剛法菩薩坐像(五菩薩のうち)」
国宝 「降三世明王立像(五大明王のうち)」
国宝 「帝釈天騎象像」
チラシの右、上から
国宝 「金剛業菩薩坐像(五菩薩のうち)」
国宝 「増長天立像(四天王のうち)」
国宝 「梵天坐像」
国宝 「持国天立像(四天王のうち)」
(以上全て平安時代・承和6年(839) 京都・東寺蔵)
いやもう迫力です。
こらら8体のうち「帝釈天騎象像」が一番人気らしいですが「増長天立像」が良かったなぁ。
…カッコいい。眼が黒く光っているんです。
全部で21体のうち8体だけですが、東京・上野に出張してきてくれて、一体一体をグルリと正面から背面と鑑賞できました。
これら8体を、音声ガイドを聴きつつ、じっくり観て、そして、入口側の展示室に移動しました。

展示作品のうち98.9%が国宝・重要文化財、99点のうち98点が、です。スゴっ。
なかなか間近で観ることのできない密教法具などなど、鈍く光って妖しさ満点…。
現在でもそれらが使われているとのこと。

その他、音声ガイドに案内され、壁一面の曼荼羅図、1200年も前からの仏像や書、絵画など、"美術品"としてじっくりと観ました。
それら展示物の中でもちょっと気になったものはお土産のポストカードを買ってしまいました…醍醐寺の五大明王・大威徳明王像。…というか、またがっている牛さんの眼が。

総じて少し薄暗い中の鑑賞で、目がなかなか慣れず、くっきりはっきり観ることができなかったのはナンですが、人工光の中で観るというのもきっと意に反することと思うし、実際に安置されている東寺・講堂の中よりかは明るいであろう博物館内で間近で観ることができたということでヨシとしますか…。




見終えて建物から出ると、暑い陽射しの中に行列!
40分待ちだそうです。



入り口脇の壁。

さて、お土産です。
奥さんが選んだブックカバー。



ポストカードを2枚。


「四天王・増長天立像」東寺(国宝)


「五大明王・大威徳明王像」醍醐寺(重要文化財)
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お土産用の袋には、仏像曼荼羅として展示されていた8体の仏像のシルエットが。







ちなみに東寺のHP(http://www.toji.or.jp/)は写真も綺麗で良いです(TOPページは音が出ます)。



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