時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

NHK音楽祭 第3夜

2014年11月03日 23時59分50秒 | MUSIC
NHK音楽祭2014の第3夜。10/29(水)、NHKホールへ。
この回は3階の前側ステージ向かって右側の席。今回もちょっとステージまで遠いです。


奥田 佳道氏のプレトーク。
シューベルトの曲については、あまり演奏される機会が少ないという第6番、この曲が作曲された頃、シューベルトはベートーヴェンの影響を受けており、曲のそこここにそれが見られる(聴こえる?)とか。そして、マーラーの第5番、この曲ではホルン奏者に注目、とのこと。


曲目は、
シューベルト:交響曲 第6番 ハ長調 D.589
 <休憩>
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調
<アンコール曲>
マスカーニ作曲:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲

イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ

1曲目のシューベルト第6番。なるほどベートーヴェンの影響ね、というメロディなどなど。
なかなか楽しく聴くことができました。
第3楽章や第4楽章はベートーヴェンの第7番っぽいですね。ほんとに。
メータ氏、指揮台に向かう足取りに軽やかさがなかったように見えましたが、指揮は全くそんなことはありませんでした。スパッ!サクッ!ビシッ!としてました。
休憩後の2曲目、マーラー第5番。
この第5番、第4楽章 アダージェットは以前ナマで聴いたことがあったのですが、全楽章通して聴いたことはありませんでした。
出だしのトランペットからちょっと鳥肌。
重く始まる曲、期待通りに気持ちよく始まりました。
ホルン、弦、ハープ、木管、どれも気持ちよい音、すんばらしかったです。
そういえば、1曲目からコンマスが変わってましたね。

そして、アンコール。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」から間奏曲。染みます、心に。じんわりと。

前回とは違う3階の席だったせいなのか、それとも前回とは違うオケだったからなのか、この日は良い音で聴こえました。




今年のNHK音楽祭は、第1夜と第3夜の2回を聴きに行きましたが、堪能できました。



コメント
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