時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

第1696回 NHK交響楽団定期公演

2011年02月25日 23時59分59秒 | MUSIC



先週17日(木)は、第1696回 N響定期公演 Bプログラムでした。
この日の演目は…

・ペルト:ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌
・ドルマン:フローズン・イン・タイム(2007)(日本初演)
<休憩>
・ショスタコーヴィチ:交響曲 第15番 イ長調 作品141

指揮:ジョナサン・ノット
パーカッション:マルティン・グルービンガー(2曲目)



ステージ上には打楽器群がずらりと並んでおりましたが、これらは2曲目=フローズン・イン・タイムのため。
まずは1曲目。
一応CDで予習したのですが、鐘の音から静かに始まって、静かに終わる…。
L(左)とR(右)のみのCDからではわからない弦の音の重なりを目の前で聴けました。
音が重なって重なって…、なるほど、予習してみようか、と思いましたね(色々な意味を込めて…ネ)。
2曲目の「フローズン・イン・タイム」
パーカッションのマルティン・グルービンガー、若い男性。
クラシックという括りだけではないパーカッショニスト。
ステージ上には、マリンバ、ヴィブラフォン、センセロ、などなどの打楽器群のほかに、指揮者を見るための鏡があったり、すごいスペースを必要とするソリストなんだなぁ、と。
で、なかなか熱いアジアンなリズムのある演奏で第1楽章:インドアフリカ アレグロ、静かに第2楽章:ユーラシア アダージョ、ジャズっぽい?感じの第3楽章:南北アメリカ(熱狂的な) プレスト、とまぁマルティン氏が叩く、叩く、たたく…。
面白い曲ではありました。が、ちょっとわっかんないなァ、な部分も。
日本初演ですし、これからでしょうか。
BSで放送されるもので聴きなおしができると思うので、もう一度聴いてみたいです。
演奏後のアンコールでは、これまた叩きっぱなしな太鼓。すごかった…。パフォーマンス的にも。背中越しに叩いたり、スティックくるりと回したり…。
これも収録されていたらウレシイなぁ。聴きたい&見たい!

休憩中、今回のステージ上は忙しそうでした。
平たい状態から後方がせり上がり大人数体制へ。

さて3曲目。
ショスタコーヴィチの最後の交響曲、という第15番。
なんだか、もの悲しいような旋律や、自身の曲を懐かしむような旋律、ロッシーニやワーグナーの曲からの引用など、いろいろ盛り込まれたやや重たい曲なのかな、と思いきや、そうでもなかったのはなんでしょうか。
この曲も、復習しようかな、と思いました。

今回は、3曲目第2楽章で、近くの席の男性と思しき方が、いびきを…。
ビックリしました!
そんなに心地よい曲ではなかったと思うのですがねぇ。

そうそう、指揮者のノット氏、以前何かの指揮だったか、それと比べて、動きにキレがあったように見えました。なんというのか、奥さんに言わせると「エレガント」とのこと、なるほど、そういう形容句ですね。

コメント
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