時間は横軸

時々刻々と変化してるのですわ...

アミューズ ミュージアム

2010年07月04日 23時59分59秒 | お出かけ
山形のHiROさん、chopeさんからの「是非行ってみて~」シリーズ第2弾。
浅草『アミューズ ミュージアム 布文化と浮世絵の美術館』の招待券をいただきまして、昨日(3日)行ってきました。

浅草、、、そんなに遠いところじゃないのに、すっごく久しぶりです…。
場所は浅草寺本堂右手・二天門前。

そこは、1階にお土産やさんとカフェのある建物で、以前からそこにあるのは知っていたものの2階から上に何があるのか全く知らないビル内の施設でした。

2階の第1展示室。
『奇跡のテキスタイル・アートコレクション「BORO」』
"デザイン"という言い方がほんとに正しいのかは自分的にはちょっと疑問なところもあるのですが、モノを大事にすることがアートになっている、という歴史的とも言えそうな衣服の展示物。



ほんとにぼろぼろな衣装に見えますが、これは裏地で、表地は綺麗に見えるように繕って…パッチワークされています。



ここでは、これらの展示物の撮影はOKで、なんと触ってもOK。
ほんとうにコレを着ていたんだなぁ、という感触をナマで。
端切れを継ぎ合わせ、某新聞社の布袋まで使って、補強、補強で代々使い続けるそうです。



↑これは「ドンジャ」という夜着。いわゆる"かいまき"。
なんと15~17kgという重さ。もちろん持ちあげてみましたが、すごく重い…。中に綿を詰めるのがほんとらしいけど、綿が手に入るとは限らず、麻が中身になっているとか…。
"美しさ"を目指していたわけではなく、着るものをなんとかするためにこういうカタチになったものが、後世で"デザイン"として、知恵(エコ)として見直される、ということでしょうか。

さて、3階では『麻と毛糸のハイファッション・美しい手仕事展』という「重要有形民俗文化財「南部菱刺し前かけ」」です。



ひし形を基本に約400種類もの図案を使っての前掛けです。
ここの展示品は触るのは禁止ですが、ルーペが備え付けられ、それを使ってじっくり見なさい、ということでルーペ越しにパチリ。
細かなデザインがとても綺麗です。

次は6階。「織り姫の間」。



ここではチーム織り姫が、織り機を使って「裂き織り」を実演しているところを見学できました。
チーム織り姫は歌って踊って機を織る、という方たちだそうでブログもやってます。

この6階から屋上に出られ、そこはなんとまぁ見晴らしの良い「浅草展望デッキ」!



浅草寺が見渡せるのはもちろん!なんと…



スカイツリーも目の前!
この屋上にはテーブルとイスが並べられており、夕方からビアガーデンになっちゃう?!
実は穴場かも!

HiROさん、chopeさん、ありがとうございます!


コメント
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