Tokyo Diary

~よく食べて飲んで、旅に出ます~

木場~陳健一麻婆豆腐店

2007年02月12日 | 木場
昨夜、木場の109シネマズに映画を見に行ってきました。
最近は月に何度か週末にレイトショーを見に行くのが習慣になっており、レイトショーは安いし(1200円)、木場はすいてるし、なかなか快適です。
それで、木場といえばギャザリアの中にあるお気に入りのここ。
ご存知、陳健一氏の店です。
辛さがABCの3段階あって、いろいろ試した結果、「Aの辛さ控えめ」とオーダーするのが一番好みに合うということがわかりました。
ごはんとスープ、ザーサイ、杏仁豆腐が付いて1100円。杏仁豆腐もトロトロ系で好みのタイプです。

昨夜、見た映画は今週末から公開された「バブルへGO ! !」。
「私をスキーに・・・」などを手がけたホイチョイプロダクションの久々の新作です。
先々週くらいに「硫黄島からの手紙」を見に行った時に予告でやってて面白そうだったので、今週はこれに。

2007年、財政難の危機に陥った日本を救うため、洗濯機型のタイムマシーンに乗って1990年にタイムスリップし、バブル崩壊を止めて歴史を変えるというストーリー。
たかがコメディと思う無かれ、この映画、なかなか面白いです。

携帯電話も普及してなく、ポケベルが最先端の通信手段だった時代、駅はまだ自動改札ではなく、改札には切符を切る駅員さんがいて・・・そんな、今との違いを懐かしく思い出させてくれる場面がたくさん隠されています。
そして、バブル時代を象徴するタクシー争奪戦や、大学生のパーティー、六本木で遊んでいらっしゃった方は当時の看板を再現したスクエアビルを懐かしく思われるのではないでしょうか。
当時のファッションや髪型も、今思えば独特の時代だったんだなぁ・・・。

私は1990年当時はまだ学生でしたが、就職は超売り手市場で、みんな名だたる大企業にバンバン内定をもらっていました。
映画にも出てくるように、その後破綻した企業などもあるわけで、それが必ずしも幸せだったとは限りませんが。
社会人の方々ほどではないけど、学生もパーティーやったり、いい車乗ったり、ティファニーのプレゼントが流行ったり・・・派手な生活してた時代でしたね。

ある年(たぶん89年)の苗場プリンスのCMが、ホテルの薄暗い部屋のドレッサーかベッドの上にシャネルの口紅がコロンコロンと転がっているような、いかにもバブリーなOLを意識した作りで、「OLっていいなぁ~」と思った記憶があります。
そのCMソングだったユーミンの「届かないセレナーデ」という曲を聞くと、バブリーな時代を懐かしく思い出します。

映画の中には、意外な大物がスポット的に出てくるのにも要注目です。
特に、1990年のディスコで会ったラモスへの忠告は笑えた・・・。
それにしても、劇団ひとりは器用ですね~、どちらの時代の人物もそれっぽく演じ分けてて中々の演技力!
そして、今でも水着になれるヒロスエ、すごいなぁ。
セーラー服と機関銃の薬師丸とメンズノンノの阿部寛がヒロスエの両親役というのも、ある意味なんだかショック・・・。

映画を見た帰り、いつもは木場からは永代橋の方を回って帰るのだけれど、映画の中で象徴的に出てくるレインボーブリッジを渡りたくなって、お台場を回って帰ってきました。
橋が1本であることを確認しながら・・・。


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