お散歩日記 復興の日目指して

写真付きで見たことや日々感じたこと、震災に遭い今感じていることなど、記録にとどめたい。

はらこ飯は、こうして鮭たちの犠牲で出来上がります。鮭さんすみません。

2018-12-03 13:51:38 | 日記

 鮭祭で購入して来たイクラの醤油漬け。一パック1000円。例年より高め。今年は鮭の遡上が少ない。

 僕、いくら大好きといって6パックも買っていったよ。

 鮭はお店で売られるものは海上で捕獲されます。それ以外は川を上り生まれ故郷に帰って卵を産み、新しい命と引き換えに母も父も鮭は川で一生を終わります。 卵を産み終えた母鮭。力尽き死んでしまう。

でも4年後に確実に鮭が戻るために、川に簗という仕掛けをつくり、産卵前の母鮭を捕獲。

そして、捕まえお腹を裂いて卵を取り出しす。よい卵だけに精しをかけて孵化場で 5.6センチの稚魚煮なるまで育てます。  腹を裂かれた鮭は市場からせり落とされ、店や工場に。

昔、主人のおぴいちゃんがぽつりと漏らしたそうな。「人間は、鬼だ」と。本当に。鮭たちに取っては命をかけて海を渡り、次の命を継ごうとする行為を勝手に止められるのですから。無念でしょう。

そのことを思いながらはらこ飯いただきました。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする