お散歩日記 復興の日目指して

写真付きで見たことや日々感じたこと、震災に遭い今感じていることなど、記録にとどめたい。

国土は、人身によって乱れるのだなあ。 デジブック 『海とひまわり』

2011-07-30 16:41:24 | 日記
 地球温暖化をもたらしたのは人間。それによって様々なひずみを自然界にもたらし、そのひっぺがえしにあっている。新潟も福島も大変だ。

宮城だって牛を飼っている農家とそれらの関連農家は大変なことにまた、遭遇させられている。

小松左京ではないけれど、日本はこのままいったら、海の藻屑と消えてしまうかも。地震もいっこうに収まる気配みせない。

必死になって被災地は、復興しようとしているのに。空き巣泥棒に、自動車道をただ乗りするトラック業者、義援金詐欺など数え切れないほどの悪質な事件も多発している。

本当に、割を食うのはまじめに生きている地方の人間たち。腹を立ててもどこにもあたりようがない。

せめて、花に癒やされながら毎日を生きようと思うだけ。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       デジブック 『海とひまわり』
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訪ねだしてくれてありがとう 

2011-07-24 13:49:58 | 日記
震災から4ヶ月半もたつと、精神的にも肉体的にも、疲れがでできてしんどい。

家がなくなっているというのに、思い出すのは「あれ二階にあったよね。持ってこよう、あっそうだ。無いんだよ。」という感じで日常の些細な物を思い出す。

と、同時に「あっ、あの人はどうなったんだろう。」とやっと知人や友人の安否に思いが行くようになった。

すべて無くしているので、どうやっても安否確認ができない人たちが何人もいる。

そんなひとりから、今日、突然携帯に連絡が入り、本当に良かった。ブログを見たということで、こんなブログでもまた立ち上げて良かったよ。

お互いに、被災地にいる物同士だから本当に Sさん、お互いに生きてて良かったね。

また、いつか誰かがブログを思い出し訪ねだして連絡くれるかもしれない。

避難しているこの地では、夏祭りを今やっているが、祭り囃子の音が違うのでなんか、やっぱりやりきれなさがただようなあ。

夏といえば、南三陸はホヤ。でも、売っているのは、青森産ばかり。実も厚く無ければ、甘さも足りない。写真のようなホヤは5月くらいのホヤで、本当なら売り物にならないは

ず。自分たちがいかにおいしい海産物を食べていたか、改めて思い知らされた。来年はがんばって市場に出せるよう頼みますよ、浜の皆さん。
    
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海とひまわり 震災から4ヶ月

2011-07-18 15:17:12 | 日記
                        ボランティアの皆さんに感謝

この日曜日、被災地南三陸町に再び出かけてみました。

        

あんなに瓦礫が浮かんでいた海がとてもきれいになっていました。海の潮風も以前のものに戻っていました。

        

全国からきているボランティアの皆さんが寝泊まりしいてるテントです。この日は35度もありました。本当に何という素晴らしい人たちでしょう。政府の力で海がここまでなったのでは決してない。自衛隊の皆さんはもちろん、地元の漁師さん、そして、無償で働いてくれているボランティアの人たちのおかげです。

        

36名の役場職員方がなくなったボウサンセンターもこんなにきれいに掃除されていました。広島から来たという方々が、小さな祭壇を作ってくれていました。私も今避難しているところで育てたひまわりを捧げます。ひまわりのような笑顔の美紀さん、そして職員の皆さんありがとうございました。また、放射能で苦しんでいる福島の皆さん。このひまわりがいくらかでも役に立ってくれれば。放射能をすってくれ。
         


 復興すっぺってみんながんばってるよ。
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東日本大震災から4ヶ月

2011-07-12 14:50:00 | 日記
         我が家の瓦礫の中に芽吹いたサンチェ                            避難所で育てているそのサンチェ

                          


あの日から4ヶ月がたつのに、何か一つでも被災者のために解決したことはあるのだろうか。

仮設住宅だっていまだに、全員に用意されていない。

義援金もすべてが、被災者に配布になっていない。

借り上げ住宅支援制度も、条件がまちまちで市、町で一定でなく被災者は、何が正しくて何がだめなのか振り回される毎日。

民間のボランティアや宗教法人の方が対応が早く、きめ細やかで融通が利く。いったい誰が民主党に政権を任せたのだ。本当に何の役にも立たない党だ。

このままでは、福島には誰も住まなくなり、沿岸部も漁業関係者だけ残り、若者は職を求めてふるさとをはなれ、日本の食料を支えてきた東北が力尽きてしまう。

その影響は、都会の人々にも大打撃を与える。世の中は平等だ。皆等しく困難を味わうようにできていると、今回の震災を体験して実感した。他の地域が被災し困窮し
     
ているとき、私たちは安穏としていたもの。

外国人が日本人の我慢強さに感心していたが、美徳でも何でもないと私は思う。他の国のように自分たちの思うことを、声を上げて主張しないと復興なんてできない。

残念なことに被災した方たちには、お年寄りが多く声を上げたくても、あげる力がない。

ふるさとを離れて、都会で生活している皆さん、せめて政治に厳しい意見を突きつけて欲しい。行動を起こして欲しい。
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デジブック 『日本かおり風景百選』 宮城県一迫ゆり園花便り

2011-07-09 16:06:30 | 日記
デジブック 『日本かおり風景百選』



松本龍元防災大臣や政府の対応に、腹だたしい毎日だが。

ささくれ立ち、時に折れそうになる心を、自然は癒やしてくれもする。

人間さえ、間違わずおごらず、欲張らず生きていれば、自然はこんなにも優しいのに。
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