愚息の結婚式の翌日、朝早く愚息の電話で目を覚ましました。
なんでも中央高速のトンネルで天井が落下との第一報。実は新婦の親戚の殆どが車で
中央道経由で駆けつけており、またボクの親族も甲府在住者がいたりして、安否確認で
大忙しでした。
幸い、皆前日のお酒でまだ帰路についておらず東名高速に変更でつつがなく帰宅したと
午後に連絡がありほっとした次第です。
それにしても、こんなカタチのトンネル事故って高速道路の有史以来のことらしいのですが、
冗談じゃありません。あってはならぬこと。まるで実例がなかったから点検しないで済んで
いたみたいな話に聞こえるのは言語道断です。
まして、今回もしかしたら親族一同が揃ってという可能性もあったわけで、他人事とは思え
ませぬ。
それにしても、あの天井って日ごろ通っていて気づかなかったですが、換気のために天井
を付けてるんですか?なんであんな馬鹿重いコンクリート版を使ったんだろう。それを鉄製
の丸棒のボルト締めだって。恐らく、道路に使う路盤のコンクリート版をそのまま転用したん
だろうけど、50年前の施工時ならもっと軽いALC(軽量コンクリート版)というのもあった筈。
更に言えばトンネルの天井の見てくれなんて特に誰も見やしないのだから、むき出して
でっかいダクトを通せば、寧ろその方がコスト的に安いと思うのですが。
今回、刑事訴追の観点から検察が入ってますが、上記の設計時点に遡り調査して欲しい
なぁ。
それにしても、あの3・11の大震災があったというのに、軽く目視検査だけで済ませていたとは。
びっくり仰天です。恐らく今は民営化されていますが、元々は国の財産。国交省の検査基準に
準拠した検査であろうと思うのですけど、いやはやお粗末。これで地震対策がなされている
なんて嘘でも言えないでしょう。
日本全国鉄道・道路、トンネルの数は幾つあるか見当もつきませんが、これから車で遠出すれ
ば必ず何回かは通らざるえません。ひたすら運を天に任せて運転する、新幹線やら鉄道に
乗ることになるんでしょうか。
最後のダイイング・メッセージを残したトラックの犠牲者の無念さは察して余りあります。他の
犠牲者の命を弔うためにも徹底して原因追及と処罰をお願いしたいものです。
合掌
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Phoenix 東北&関東
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昔の鉄道屋さんだね!
検査も下請けに 値切るだけ値切っての検査依頼!
遥か下から目視だけでOKとの判断!!
止めてけれぇ~!
下らぬことにばかり金をつぎ込んで、修繕費をケチったツケですよ、ったく!
今後、トンネルの他道路、橋梁、空港、港湾他いろんなところで事故が多発しますよ。
怖いのは、まだ一度も事故を起こしていない新幹線です。
我が国にはもはや安全神話なんて存在しません。
NYでも空港から市内までの高速道路が波打っているそうですね。
こちらにも同じ作りのトンネルが有るようで、心配しています。
ドミノ倒しのように天井が落ちたようで、構造の強度や設計ミスなのではと思ってしまいます。
ええ、重たいのをぶら下げ過ぎですね。
古いトンネルは通るのが怖くなって来ました。
運というものの恐ろしさを改めて感じる事故でしたね。
アンカーボルトが、接着剤で固定してあるとは知りませんでした。
接着剤や防水材等々、化学製品の時間劣化は机上では予測できないと
前々から思っていましたが。
作るだけでなくその後の保全が大事と分かったかな、教訓にして貰いたいです。
マンションの外壁のタイルの剥離なんて一発で
素人のボクでも分かりますが。
それすらやっていないなんて、あれだけの地震の
あとですからねぇ。。。
でした。ボクも随分車を転がしましたが、ちょっと
怖くて運転しづらかったですねぇ。
当時から重大事故が頻発で、日本もいずれそうなる
とかなり警鐘を鳴らしたんですが・・・
まぁ、何事もなくてよかったのですけど。
ちょっとなんだか怖いですよね。
に入れて、荷重ももろ垂直に受けていたようですね。
それも接着剤だけで。
多少なりとも構造力学知っていたらとても怖くて出来ない
設計ですよ。
建築の方には想像出来ない設計をするんですねぇ、
道路屋さんは。
多分に設計ミスじゃないかとボクは思ってます。