あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

織田信長の様子

2020年05月05日 | 

いま読んでいる本で、興味深い記述部分を見つけました。

1563年備前国(長崎県)に上陸した、

ポルトガルのイエズス会のルイス・フロイスの記録です。

日本に布教のため来日したフロイスです。

ザビエルが来日したのは、14年前の1549年です。

 

フロイスの想像画 (記念切手)

 

日本語が話せたフロイスは織田信長・太閤秀吉などの

権力者とたびたび会話しています。

 

織田信長

織田信長について細かな記述文が残されています。

 

ーー抜粋文ーー

彼は中くらいの背丈で、華奢な体躯であり、髭は少なく

はなはだ声は快調で、極度に戦を好み、軍事的修練にいそしみ、

名誉心に冨み、正義において厳格であった。

彼は自らに加えられた侮辱に対しては懲罰せずにはおかなかった。

幾つかの事では人情味と慈愛を示した。

彼の睡眠は短く早朝に起床した。貪欲でなく、

はなはだ決断を秘め、戦術にきわめて老練で、

非常に性急であり、激昂はするが、平素はそうでもなかった。

・・・

・・・

・・・

彼は少しく憂鬱な面影を有し、困難な企てに着手するにあたっては

はなはだ大胆不敵で、万事において人々は彼の言葉に服従した。

(下略)

 

これらの記述内容については慎重な検討が必要であるが、

日本の同時代資料が記述し得なかった極めて貴重なものであると

評価することができる。

            ・・・とのことらしいですよ。

            知らない事を知るって楽しいです。

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