市聖

昨日は久しぶりのお休みでお不動様のお寺に行きました。お護摩を受けてとてもスッキリした気持ちになれて良かったです。

太鼓の音。お護摩の火。お経の声。

住職さんはとても覇気があって山岳修験者のようでした。もともと知り合いだったので少しお話をさせていただき、お互いの近況を話しました。

それから帰る途中で妻にこう話したのです。
私はあの方とはまるっきりタイプの違う僧侶になったと。

もともと似たようなスタイルだったのですが自分は昔でいう市聖。そう空也聖人のようなお坊さんになったような気がします。

一般庶民に中に身を置き、亡くなった人の菩提を弔う。

空也聖人も本来は比叡山で活躍された優秀なお坊さんでした。
それが山を下りて行き倒れの人の遺体をあつめて火葬したり、病に苦しむ人に食事や薬を提供したり。

身近に苦しむ人のそばに寄り添える意味ではとても似ているような気がします。

空也餅を食べたことありますか。絶品です。空也聖人に由来します。