今回の散策は上野~浅草までです。
上野の西郷隆盛像をおのぼりさん状態で見上げながら上野の森を抜けます。
上野・東照宮で左甚五郎作の「昇り竜・下り竜」を見て寛永寺の前を通り両大師橋を渡ります。
ここから浅草に向かいます。地図を片手に迷いながらもあちこちに寄り道をします。ナビゲートは毎回歌太郎さんにお任せします。
「伊豆長八」鏝絵の名人の墓や「玉川上水」を作った玉川兄弟の墓などを訪ねました。
ゴールの浅草では浅草演芸場を通りすぎ「帯源さん」や「草履屋さん」に立ち寄りました。
草履屋さんの店内では歌太郎さんがあれこれ草履を熱心に見て回っています。新年用に新調したいと。
さすが浅草は噺家さんには馴染みのお店ばかり・・・松之丞さんは浅草演芸場辺りで高座に上がる芸人さんと出会ったりと。私も数年ぶりに演芸協会の方と偶然お会いして懐かしさのあまり立ち話しをしてしまいました。
2回目の散策の場所はネタだし「居残り佐平治」の品川宿を歩きました。
「品川から大井競馬場」まで歩きました。
品川をスタートしてすぐに北品川につきました。「居残り佐平治」にちなんだお店「居残り連」で昼食をとりました。この時歌太郎さんが頼んだ「唐揚げ」の大盛りランチに驚くばかり・・・
このお店を出て「利田神社」を訪ねてから天麩羅「三浦屋」に到着します。先ほどランチを食べて30分しか過ぎていませんでしたがこのお店の天丼が美味しいので立ち寄ったのです。
さすがに大盛りの唐揚げ定食を食べた後の天丼だったのでしたが「復刻品川地ビール」とともに完食しました。
大盛り唐揚げランチの後に天丼を食べたことは、その後も2人の会話にのぼります。
今回の品川宿の道中もかなり歩きました。
やっとの思いで「鈴ヶ森刑場跡」についた時には冷たい雨が降ってきました。灰色の空と厳守さに身が引きしまります。現在の「鈴ヶ森」周辺は第Ⅰ京浜の車の音が絶えず聞こえています。しかしこの一角だけこんもりとした木々で囲まれていて過去の歴史が静かに佇んでいるように感じました。
ここからゴールの「大井競馬場」までもうひと頑張りです。今回も良く歩きました。今回も2人の健脚ぶりについていくのがやっとで「無口」になりながらもゴールを目指しました
「大井競馬場」についてからは松之丞さんは馬を見るどころではなく座席で「爆睡中!」帰りのバスの中でもやはり「爆睡!」
起さずにおいていこうかなと思うくらい熟睡していました。
「歌太郎・松之丞二人会」では毎回2人によるトークもお楽しみいただいています。
トークの内容はネタだしの演目にちなんだ場所を散策した時の様子を話します。ネタだしの場所を訪ねて肌で感じてみるという勉強会的な散策の様子を語ります。
第1回目は夏公演のネタだしの「宗悦殺し」にちなんだ場所「江戸川橋~上野」までを散策しました。38度近くある真夏の7月に出かけました。
本当に日射しの強い中をただひたすら宗悦になりきりながらの散策です。古地図を片手に宗悦が上野・不忍から服部坂までの道を体験しました。
宗悦が歩いた季節は12月の雪道でしたがこの日は真夏の日射しが痛い程の夏日です。季節は違っていましたが過酷な気分は体感出来ました。
この日の余りの暑さに「かき氷」の看板の前で立ち止まってしまった私に松之丞さんが言った一言・・・「宗悦はかき氷は食べませんでしたよ!」と。真顔で言われました。そうです我慢なのです!宗悦を感じとる散策なのですから・・・
1回目の散策は古地図片手に歌太郎さんがナビゲートして歩いた道中でした。松之丞さんは私の遅いテンポを心配そうに振り返りながらも歌太郎さんと楽しそうに会話しながら歩いていました。
途中、寄り道した「縛られ地蔵」での2人の楽しそうな様子が微笑ましかった!2人ともこの「縛られ地蔵」の様子をツィッターに載せていました。
こんなゆるーい感じで「ネタだし散策二人旅」がスタートしたのです。
3月22日「日」午後2時開演で「歌太郎・松之丞二人会・春」が開催されます。
昨年の夏から始まりましたこの会は落語と講談を楽しんでいただく企画でスタートいたしました。
会場も昨年の12月の冬公演から「神田 連雀亭」での開催となりました。
ご予約者全員にお二人の手拭で作るグッツを進呈しています。また今回の春公演で「ポイントカード」をご来場の皆様にお渡しいたします。
ご来場ごとに1ポイント押していきます。6ポイントごとにお2人にちなんだグッツを進呈いたします。
また連雀亭での公演の定員は38名です。どうぞ必ずご予約のうえでご来場ください。
会場までお越しいただいてご来場出来ない事がないようにと考えています。ご予約をしたかどうか今一度ご確認ください。
ご予約:080-4446-9090 菊池
「歌太郎・松之丞二人会・春」は3月22日「日」午後2時開演いたします。
昨年の夏からスタートしたこの会も4回目です。会場も「神田 連雀亭」に移って2回目となります。
毎回1席はネタだしです。歌太郎さん:「厩火事」・松之丞さん:「芝居の喧嘩」
落語と講談でお楽しみください。なおこの会はご予約の方全員にご予約順にてこのお2人の手拭を使って作ったオリジナル・グッツを進呈しています。
ポーチ・かわら版カバー・アクセサリー・etc
ご予約:080-4446-9090 菊池
1週間のはじめはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入します。ちょっといい話などを織り交ぜながら・・・
1.三遊亭粋歌・・・「代脈」・「紀州」
会場で世話人さん達と一緒に粋歌さんは昼食をとりました。お土産も昼食に食べたパンです。
水分でお腹がいっぱいとまくらで語っています。次から次とコーヒーやお茶が控え室に運ばれてきます。
2.柳亭市弥・・・「子ほめ」・「崇徳院」・「猫の災難」
市弥さんが2つ目に上がってから毎月開催の「柳亭市弥の落語会」も今月で24回目となりました。「まだまだこれから」から「またまたこれから」と・・・
引き続き3年目に突入いたします。4月からも応援のほどをお願いいたします。
3月14日はホワイトデーです。「土曜日ながーい市弥の落語会」の終演後に市弥さんからご来場の皆様全員にプレゼントです。
包みの中には「達磨」さんが入っていました。金色・緑色・赤色・白色・青色・黒色と縁起の良い色の達磨さんです。
コジコジハウスさんにも一つ差し上げましたら黒色の達磨さんでした。黒色は「商売繁盛」です。早速お店の入り口に飾りました。
私は「黄色」です。「金運」があがると。皆さんそれぞれ喜んでこの達磨さんの話題で終演後の懇親会も盛り上がりました。