落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

落語と4月16日の歳時記(176)

2012-04-15 00:16:25 | 落語会

明日の歳時記と落語の噺を絡ませながら書いていきます。

「閻魔の日」。。。さくらも終わり藤の花が咲き始めます。亀戸天神は藤の花の名所です。その門前には「花より団子」で船橋屋の「葛餅」が美味しいのです。当時「葛餅」と人気を二分したのは山本屋の桜餅です。

また錦糸町はその門前町になります。本所七不思議の「おいてけ堀」の割堀はこのあたりで今は両国国技館からまっすぐ伸びる北斎通りがその跡です。この「本所七不思議」は江戸時代の都市伝説で落語の噺のネタとして庶民の好奇心をくすぐり親しまれてきました。怪談映画にもなっています。

また鬼平の「長谷川平蔵」や金さんの「遠山金四郎」の屋敷もこのあたりより少し深川寄りです。

落語のネタ。。。「長屋の花見」「蟹満寺」「野崎詣り」


落語と4月15日の歳時記(175)

2012-04-14 23:44:24 | 落語会

落語と4月15日の歳時記です。

「蒲団の日」。。。蒲団も三河で綿が大量生産され伊勢商人によって綿製品が出回りました。それ以前は板の間に畳藁で編むか毛皮の敷物です。

落語のネタ。。。「熊の皮」「おかめ団子」

「遺言の日」。。。遺言は遺訓・家訓が始まりです。徳川家御家系図・御遺状百箇条があります。

落語のネタ。。。「片棒」「遺言」


なかまち落語会

2012-04-14 00:01:27 | 落語会

4月28日「土」午後2時開演いたします 第62回「なかまち落語会」の出演者は柳家右太楼さんです。

この日の右太楼さんはなかまち落語会終演後に柳家さん弥さんとの2人会・「五六の會」がお江戸日本橋亭で公演されます。

それでは「落語と4月14日の歳時記174」です。

「パートナーの日」。。。「破(わ)れ鍋に綴じ蓋」と言われる様にどんな人にもそれにふさわしい伴侶があります。また旅や酒など趣味趣向が合う友人関係など色々なお付き合い相手があります。

落語のネタ。。。「長短」気の長い男と短い男の気性の違いからこの噺の可笑しさが伝わります。「二人旅」「煮売りや」「ずっこけ(居酒屋)」居酒屋の小僧とのやりとりの噺です。「厩火事」「締め込み」「舟弁慶」


倶楽部ぼたん

2012-04-12 22:34:03 | 落語会

第68回の「倶楽部 ぼたん」は4月13日「金」午後7時より開演です。

会場はJR駒込駅より徒歩5分のソフィア・ザールサロンです。この落語会は、ぼたんさんが2つ目に上がった時から開催していますがぼたんさんがインターネットでこの会場を捜して自身の勉強会の為に落語会を立ち上げたのです。毎月第2金曜日の午後7時よりの開催です。

毎回ゲストの2つ目さんと2席づつ演じます。明日のゲストは「三遊亭 天どん」さんです。

終演後には出演者を囲んで無料の懇親会があります。毎回お客様の差し入れのお菓子や ぼたんさんの差し入れの食べ物などで賑やかに開催されますがこの懇親会も落語会参加者の楽しみになっています。

落語を身近に楽しみたい方にお勧めの落語会です。

お問い合わせ 03-3822-9677 ソフィア・ザールサロン

それでは「落語と4月13日の歳時記173」です。

「決闘の日」。。。宮本武蔵が佐々木小次郎と巌流島で決闘した日です。この巌流島は関門海峡に位置する舟島です。

落語のネタ。。。「巌流島」2つ目の柳家右太楼さんでこの演目を何回か楽しんで聞いています。「決闘」「船着き場」という「巌流島の決闘」を習った筋書きが面白く楽しめる噺です。右太楼さんの雰囲気にあった演目の様に感じます。

「浄水器」。。。江戸の町は神田・玉川上水 などから木管で川の水を流してきました。飲み水は水屋から水を買い求め瓶に溜めました。

現代に暮らす私達はガソリンより高いペットボトルの水を飲みながら、台所には浄水器を通した水道水で煮炊きする生活をしていますがこれって豊かになった証にしてはとても矛盾のある暮らし方をしているように感じます。

落語のネタ。。。「水屋の富「祝いの壷」「壷算」

 


落語と明日の歳時記(172)

2012-04-11 14:21:45 | 落語会

落語会で街づくりを応援いたします NPO法人リールの菊池明美です。

桜の花の華やかさに目を奪われながら過ごす日々に春を満喫できます。

今日も移動中に目にした光景です。満開の桜がその横のピンク色のマンションの風景とかみ合って、ヨーロッパの街並みの様です。思わず立ち止まってしまいました。

それでは「落語と4月12日の歳時記172」です。

「人類初の有人宇宙飛行の日」。。。1962年4月12日にソ連のガガーリンが約1時間48分かけて地球を1周して帰還した日です。帰還後に「地球は青かった」という言葉は有名です。あれから51年の間に宇宙開発は目覚ましい発展を遂げています。月に着陸したりとますます宇宙が身近になってきています。それにしてもガガーリンが宇宙から地球に帰還する時に大気圏を超えてパラシュートでソ連の牧場に帰還したと思うとガガーリンの強さに驚くばかりです。

落語のネタ。。。「鷺取り」「月宮殿星の都」

 


麺の日

2012-04-10 23:27:27 | 落語会

「落語と4月11日の歳時記171」です。

「麺の日」。。。麺にも色々あって小麦粉では、うどん・きしめん・ほうとう・稲庭うどん・そうめんなどがあります。中国には刀削麺・猫爪麺・拉麺があります。イタリアにはマカロニ・パスタがあります。

蕎麦には更科・戸隠・へぎ蕎麦と土地や地域によって異なります。中には米粉を使用したビーフンや豆も粉を使用した春雨があります。

落語のネタ。。。「風邪うどん(うどんや)」「蕎麦清」「とき蕎麦」

今日の写メは 新春に川崎で開演いたしました「新春財団寄席」の終演後の中華のお店での懇親会での桂 坊枝師匠親子です。毎回お嬢さんが同行して「お茶子さん」として裏方を務めてくれます。明るく気配りのある「お茶子さん」です。そしてとても可愛いのです。


噺家の噺(104)

2012-04-09 15:32:55 | 落語会

花冷えから一転して今日は暖かな一日でした。この暖かさで桜も満開です。世田谷の「蘆花公園」の桜も満開です。

1週間のはじめはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入して行きます。私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。

1.柳家花ん謝「ろくろっ首」

2.古今亭菊六「紙入れ」

3.鈴々舎風車「三井の大黒」「もぐら泥」

4.柳家さん弥「やかんなめ」・「人形買い」。。。五月の節句にちなんだ噺です。高座に上がってすぐに手ぬぐいを忘れたことに気が付き慌てて楽屋に取りに行きました。 こんな事は珍しい事でしょう。でもさん弥さんの仲間内の楽屋話はなかなか可笑しいようです。粗忽の話が多いようです。そのひとつにドアストッパーの黒色の砂袋を忘れ物と勘違いして「どなたか!バックのお忘れ物ですが。。。」と寄席でお客様に言ったこともあるそうです。

つい最近の事ですが、川崎で開演の「東田公園寄席」に出演の桂坊枝師匠が乗りなれない京急の電車を乗り過ごしてしまった事がありました。出番にはどうにか間にあって高座に上がってから「ちょと休ませてください!」と一言!額から流れる大粒の汗に駆けつけた様子が手に取る様に分かり、会場からは暖かな拍手で迎えられていた事も印象に残っています。この日のまくらはこの予期せぬ事を面白しろ可笑しく会場を盛り上げていました。予期せぬ事があった時の一言はその噺家さんの無防備な可笑しさが出ます。

今年の春はどういうわけか私は、お花見の噺を一度も聞かないで桜が散ってしまいます。季節感ある噺を高座でかけてくれると楽しめます。

5.柳家右太楼「巌流島」。。。右太楼さんは、4月28日「土」午後2時開演のなかまち落語会に出演いたします。

それでは「落語と4月10日の歳時記170」です。

「建具の日」。。。建具は差物職人が作ります。都会では畳の文化が少なくなって襖を建具やさんが手がけていた風景も見られなくなっています。

落語のネタ。。。「名人長治」

「女性の日」。。。結婚して女性の亭主が死んだら後家と呼ばれます。

落語のネタ。。。「猿後家」「袈裟御膳」「扇の的」


明日の歳時記

2012-04-08 17:27:02 | 落語会

桜満開で 人々がお花見に繰り出しています。桜の木の下で陽気な笑い声が聞こえる光景に悠久の時代から変わらない日本の光景に幸せを感じます。

今年も池の端のほとりには満開の桜とお花見客でにぎわっています。

それでは「落語と4月9日の歳時記169」です。

「大仏の日」。。。奈良の大仏は毘慮舎那仏です。若草山の麓、春日大社の隣にあります。鎌倉の大仏は阿弥陀仏です。隣には長谷観音があります。鎌倉の大仏様は、お腹の中に入る事が出来ます。

落語のネタ。。。「大仏餅」「鹿政談」「影清」

「左官の日」。。。左官は壁塗り職人です。壁紙がつかわれるようになってからは「左官屋」という職業が町中から消えてしまいました。足場の上で左官屋さんが壁塗りする光景を眼にしなくなったのはいつ頃からでしょうか?

落語のネタ。。。「子別れ」「文七元結」

 

 

 


東田公園で夜桜

2012-04-07 21:41:09 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

東田公園寄席の会場であります「東田公園」で今夜 「夜桜の会」がありました。コミニテイハウス さくらを運営していますメンバーによってこの施設利用者の懇親会です。沢山の地域方々が参加して、 会食やカラオケなどで交流を深めました。私も「東田公園寄席」でこのメンバーの方々のご協力を頂いていましたので 今回初めて「夜桜の会」に参加させていただきました。 心のこもったおもてなしでとても暖かな会でした。

6月2日「土」午後2時開演の「東田公園寄席」のチラシを皆様にお配りしました。

それでは「落語と4月8日の歳時記168」です。

「果物の日」。。。果物は水菓子と呼ばれ古くからなじみのある食べ物です。桃・柿(古事記)梨(日本書紀)栗(奈良延儀式)西瓜(16世紀)苺(明治)

落語のネタ。。。「千両みかん」「柿と栗」「渋柿」「みかん屋(上方)」

「花祭り」。。。お釈迦様の誕生日です。

落語のネタ。。。「お血脈」「宗論」

 


古今亭朝太さん出演(3)

2012-04-06 20:07:50 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

古今亭朝太さん出演の落語会(その3)は6月2日「土」午後2時開演いたします「東田公園寄席」です。

東田公園はJR川崎駅より徒歩7分です。「東田公園寄席」には2回目の出演です。

今秋に新真打に昇進いたしますので 2つ目時代の古今亭朝太さんの高座をお楽しみください。

それでは「落語と4月7日の歳時記168」です。

「健康を考える日」。。。病は気からと言われます。気には元気・陰気・勇気・怒気・正気・狂気・気力などがあります。病気も気力です。日本人の健康志向の強さと健康的な食事の意識が植え付けられた様で世界一の長寿国になりました。ご高齢者が元気で暮らせるような街づくりの意識もここ数年高まってきているように感じます。笑いと健康の関係も医学的に注目されてきています。

落語のネタ。。。「貧乏花見(上方)」この噺の中で「気で気を養う」という台詞があります。「千両みかん」「擬宝珠」「崇徳院」「幾代餅」「紺屋高尾」

 


古今亭朝太さん出演その2

2012-04-05 16:41:19 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

古今亭朝太さんは、6月17日「日」午後3時~5時30分開催の「第1回 経堂3時寄席」に春風亭一左さんと出演いたします。

この落語会のタイトルは開演時間に合わせて「経堂3時寄席」といたしました。小田急線 経堂駅下車 農大通りにあります キッチンハウス コジコジで開演いたします(徒歩3分)。

木戸銭3000円(終演後に食事と1ドリンク付き)。定員30名(要予約でお願いいたします)

お問い合わせ:090-2445-4335菊池

今日の写メはコジ コジハウスにこの落語会のちらしをお届に上がった際に同席者がお誕生日でしたので ここのシェフがデザートのお皿にメッセージを書いてくれました。こんな心配りのある会場で 6月から隔月で落語会がスタートいたします。地域に根ざした落語会を目指しています。

それでは「落語と4月6日の歳時記167」です。

[城の日・白の日」語呂合わせの様です

姫路城は 別名「白鷺城(はくろ城)」と呼ばれています。真白な漆喰の美しい城壁からこう呼ばれています。第2次世界大戦でも城郭建築の消失がまぬがれました。現在、世界遺産に登録されています。この姫路城を題材に泉鏡花の戯曲に「天守物語」があります。姫路城の天守に住むもののけの姫と人間の恋を描いています。

また白の反対の岡山城は黒い壁から別名「鳥城(う城)」と呼ばれています。

落語のネタ。。。「猫忠」「お若伊之助」

 

 


古今亭朝太さん出演その1

2012-04-04 20:05:51 | 落語会

古今亭朝太さんが出演していただきます落語会のご案内をいたします。ちらしが作成されている順番で掲載いたします。

まずは 4月27日「金」午後1時~2時30分開演の「多摩川スカイ寄席」です。毎月最終金曜日開催の地域寄席です。

会場までのアクセスは小田急線狛江駅・京王線調布駅からバス7分です。下車は多摩川住宅中央口です。バス亭からすぐの会場です。

入場料は700円・定員50名

お問い合わせ090-2445-4335 菊池 

それでは「落語と4月5日の歳時記166」です。

「ヘヤーカットの日」。。。江戸時代 男の人はザンバラ髪では人前に出られません。髪のない人は隠居の憂き目にあいます。また女の人は身分によって髪型が違います。江戸時代に女髪結いが登場します。この時代に女の人が手に職を持つ職業が登場したのです。このことから手に職を持った女の人を妻に持った男の人を羨ましく思い「髪結いの亭主」と言われるようになりました。いつの間にか、よく働く女の人を持つと遊んで暮らせると、勘違いをする男の人が登場したような。。。?今の時代では職業に男女の差がなくなってきましたのでこの言葉もピンとこなくなりました。いつの時代かに「髪結いの奥さん」という言葉が出てくるのかしら?ね。

落語のネタ・・・「百川」「三年目」「坊主の遊び」「大山詣り」


2つ目チャンピオン大会

2012-04-03 23:21:19 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

第2回「2つ目チャンピオン大会」の公演が決まりました。日時は7月14日「土」午後2時開演~4時終演です。

会場は大田区池上にあります「池上会館」です

昨年に続いての開催です。ちらしは現在作成中です。

出演者は2つ目の 古今亭駒次・古今亭志ん吉・柳家右太楼・春風亭朝也・春風亭正太郎・春風亭昇吉の6人です。ゲスト出演は川崎純情小町(K.J.K)と和太鼓グループS.W.Tです。この大会に出演する条件は隔月開催の「池上落語会」に出演した噺家さんによって競っていただきます。

昨年の優勝者は林家たけ平さん・準優勝は古今亭駒次さんです。

ご来場の皆さんの1票によって当日チャンピオンが決定いたします。こうご期待ください。

それでは「落語と4月4日の歳時記165」です。

「あんパンの日」。。。銀座 木村屋が明治天皇にあんぱんを献上した日です。日本人はあんぱんが好きな様です。何と言っても十勝の小豆で作るあんパンの美味しさと庶民性を感じる甘さがいいのです。このほか新宿 中村屋はカレーや肉まん・銀座 資生堂はケーキ・フルーツパーラーなど有名店が作るメニューが今も人気です。

落語のネタ。。。「おかめ団子」「黄金餅」「幾代餅」

「写真の日」。。。。江戸末期に海外から伝わりました。

落語のネタ。。。「写真の仇討ち」

 


噺家の噺(103)

2012-04-02 22:26:43 | 落語会

1週間のはじめはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入していきます。私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら。。。

1.笑福亭円笑「居残り佐平治」

2.柳亭市也「牛褒め」

3.古今亭朝太「風呂敷」。。。朝太さんの良く通る声で 明るいキャラと共に親近感を感じる高座が魅力です。新真打名が古今亭志ん陽さんとなりますが、高座である師匠が 「志ん陽」の後に銀行がついていますとまくらで言って笑いを取っていました。この意味は「信用金庫」と合わせたのでした。

4.柳家喜多八「笠碁」。。。碁盤の上に雨のしずくが落ちてくるシーンを感じてしまうほど噺に引き込まれてしまいます。碁打ち仲間のほのぼのとした友情がいいですね。

5.林家たけ平「紀州」「味噌豆」「片棒」。。。片棒の噺に出てくる次男の噺の筋書きを聞いていたお客様が「まあ!お祭りのお囃子と同じ調子で凄い!!」としきりに感激していました。落語を初めてLIVEで聞く方にとっては噺の筋より演者がその噺になりきっている世界に引き込まれてしまう様です。

今日の写メは「多摩川スカイ寄席」で終演後の茶話会の様子です。出演者のたけ平さんを囲んでお茶とお菓子で地域交流をしました。この落語会の特色は参加者の9割近くがご婦人なのです。

それでは「落語と4月3日の歳時記164」です。

「しみの日」。。。化粧は災いをさける意味合いもあります。「色白は七難(百難)隠す」と言われます。日本人の着物文化には色白が似合います。。。その昔照明が蝋燭や灯し油だったころは白や紅色が引き立ちました。紅(べに)は紅花の花を練り固めたものです。白粉などと一緒に小間物屋で売っていました。芝居小屋の前にはこの小間物屋の店があります。

いつの時代でも美白は女性の憧れです。わざわざお金をかけて顔黒にする若い女性が数十年後にしみが出来てしまうのも現代人の笑えない現象でもあります。

落語のネタ。。。「小間物屋政談」

「いんげん豆の日」。。。インゲン豆は禅宗の僧の隠元和尚が中国から日本に伝えた物です。隠元和尚はこの他に「タケノコ」「すいか」「寒天」「木魚」「原稿用紙」などいろいろなものを伝えました。

落語のネタ。。。「豆屋」「竹の子」「西瓜売り」

 

 


4月の落語会のご案内(2)

2012-04-01 19:18:24 | 落語会

地域落語会を応援いたします 落語コーディネーターの菊池明美です。

4月の落語会のご案内です。

4月27日「金」午後1時~2時30分「第2回 多摩川スカイ寄席」が開演されます。調布市にあります多摩川住宅ロ棟2階集会室にて開催します。

会場までのアクセスは調布駅からバスで多摩川住宅中央口にて下車します。このバス亭のまん前の建物の2階です。毎月最終金曜日開催いたしますがこの日は地元商店街のワゴン販売の開催日でもあります。第1回目は多摩川住宅中央名店街のお米やさんの「お赤飯」が会場でワゴン販売をしていただけました。4月の落語会にも地元の商店の方の協力があることを楽しみにしています。

出演は古今亭朝太さんです。今秋に新真打昇進が決まっています。新真打になりましたら古今亭志ん陽と名前が変わります。

朝太さんは、明るいお人柄で元気な語り口ですので聞く側も笑顔になります。

それでは「落語と4月2日の歳時記163」です。

「こどもの本の日」。。。江戸時代以前から御伽草紙や物語(源氏・雨月)などがありました。現代では3Dの飛びだす絵本もあります。またこども向けの落語の本もあります。昔はラジオで落語が流れていましたが今ではTV番組の子供向きの落語の番組から「寿限無」「まんじゅう怖い」などの噺を聞くこども達も多いのです。小学校の国語の教科書で「ぞろぞろ」を学んだりしています。古典芸能の落語を色々な形でこども達に伝えていっています。

落語ネタ。。。「寿限無」「饅頭こわい」「ぞろぞろ」「桃太郎」「あたま山(上方では桜ん坊)」。。。ケチ兵衛さんがさくらんぼうを拾って食べると頭の上から桜の木の芽が生えて木になっていきます。小話の延長ですがアニメーション化されたりしています。不思議な展開でオチに繋がります。今年も桜の季節にこの噺を聞くことができるでしょうか?聞きたい噺です。