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今週から新シリーズで歌川広重の「東海道五十三次」をブログアップいたします。東海道は江戸を起点として江戸~京都・三条大橋までの120里を結んでいます。
落語に登場します時代背景などをお伝えできたらと思っています。
江戸時代の旅は日の出前に始まります。参勤交代の大名行列が日本橋を渡ります。橋の周りには魚売りや青物売りの姿が描かれています。
灯りの乏しい時代、人々は日の出前に起き、日暮れとともに寝ます。
旅は原則歩きです。駕籠や馬もありましたがふつうは使いません。
旅の初めは足ならしです。足のまめがつぶれ、たこに成り旅慣れて距離を歩きます。
また江戸時代は住居を離れる事は出来ず、物見遊山は原則ありません。例外に神社仏閣のおまいり、商用、参勤交代等の公用の旅だけです。
日本橋は旅の始めです。魚河岸、金座等がありました。
日本橋の魚河岸は芝居、遊廓と並び日に千両稼げる場所です。三井呉服や蔵前の札差しと並び力をもちます。
贔屓の役者や力士の谷町(旦那)になったりと会合で料理店を使います。
落語のネタ・・・「百川」「関取り千両幟」「三井の大黒」
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