落語コーディネーター菊池明美の公式ブログ

神奈川県川崎市のNPO法人リール理事長の菊池明美です。落語で人と街と世界をつなげます。落語会開催のお手伝いをいたします。

噺家の噺(173)

2013-09-29 08:31:17 | 落語会

1週間の初めはLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入していきます。

私の落語勉強会です。ちょっといい話などを織り交ぜながら・・・

1.春風亭朝也・・・「星野家」「唖の釣り」朝也さんは、「唖の釣り」のサゲの部分のこれでもかと言う手ぶり身振りが見せ場に仕上げてきています。なかなかこの演目はかけずらい様ですが朝也さんの底抜けに明るいキャラとよくあっています。こんなにインパクトのある「唖の釣り」に大満足です。

2.古今亭志ん吉・・・「手紙無筆」久しぶりに寄席でみた志ん吉さんの見た目の大人っぽくなった印象に驚きました。どうしても「なかまち落語会」で前座さんから2つ目に上がった年の1年間の印象がいつまでも残っているのです。着実に力を付けてきています。

3.柳亭左龍・・・「祝いの壺」臭ってきそうな噺の展開が流石です。

4.林家彦一・・・「熱血!怪談部」体育会系の爆笑落語に楽しんでしまいます。可笑しすぎる噺に帰り道はこの話題でとても盛り上がりました。

5.三遊亭吉窓・・・「山号寺号」踊り「茄子とかぼちゃ」

6.柳家さん喬・・・「天狗裁き」重厚感と品のある高座に毎回引き込まれてしまいます。

7.古今亭菊之丞・・・「紙入れ」らしさが出ています。

8.桃月庵白酒・・・「つる」笑顔に噺が引き込まれて聞き入ってしまいます。

9.柳家喬志郎・・・「竹の水仙」新作かと思いきや古典での1席です。真打としての緊張感が伝わってきます。

会場は暖かな声援の中を喬志郎師匠は、「竹の水仙」を丁寧に1席演じていました。

上野・鈴本演芸場では9月30日「月」まで「真打昇進襲名披露興行」が開催されています。今日の写メは鈴本演芸場のロビーがお祝いの花でいっぱいになっている様子です。

10月1日~10月10日まで新宿末広亭(夜席)で開催されます。

真打披露口上もあってとても華やか寄席ですので、まだ真打襲名披露興行に行かれた事のない方は、お勧めいたします。


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