1週間の始めにLIVEで聞いた落語の演目と噺家名を記入いたします。
1.古今亭菊太楼・・・「位牌屋」 まくらで何の噺だろうとあれこれ考えてしまいました。何だろう?と考えていたことがわかってしまいあとで「演目の事を考えていたでしょう!」と指摘されてしまいました。
思い出せないときほど安心して聞けない現象があります。位牌屋だとわかってからは安心してその噺の繰り返しのリズムに心地よく聞いていました。小僧の無邪気さが可愛いのです。
2.金原亭龍馬・・・「青菜」
3.古今亭志ん丸・・・「お茶汲み」
4.柳家喬志郎・・・「味噌豆」・「錦木」
ネタだしでの「錦木」を聞くのは今回で2回目。笑いの少ない噺ですが男の友情に心打たれます。
錦木の真っ赤な紅葉を捜しに昨年の秋に目黒に出かけたことを思い出しながら聞きました。
紅葉の燃え立つ赤にこの噺に登場しますあんまの「錦木」の心情を重ねてみます。あんまの「錦木」が死を迎える最期にこの錦の景色が見えた事でしょう!
5.柳家一琴・・・「もう半分」気合いの入った高座です。久しぶりに一琴節に酔いました。
「二人会なのでかなり意識して倒す気分で口演した!」と。そうですこの力強さが一琴師匠の味です。
そして心優しい師匠のおかげで楽しい打ち上げにしていただきました。
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