春に咲く紫苑(シオン)という意味で春紫苑(ハルジオン)と言う名前がつきました。道端などでよく見かける野草です。
花は可憐ですが「貧乏草」とも呼ばれて嫌がられています。そのわけは繁殖力が強くあたり一面に広がります。畑が駄目になるので嫌がられます。
タンポポの様な花の絮がつきます。
花ことば・・・「追想の愛」「さりげない愛」
俳句では「ハルジオン」は春の季語にはないのですが「ヒメジオン姫女苑」は夏の季語になっています。
「姫女苑しろじろ暮れて道とほき」・・・伊東月草
「姫女苑や雨後の日射しのことさらに」・・・雁又みち子
秋に薄紫の花を咲かせるのを「紫苑(シオン)」と言います。
「紫苑咲き静かなる日の過ぎやすし」・・・水原秋桜子
「鎌倉や紫苑畠に寺の影」・・・有働亨
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