入船亭遊一改め「入船亭扇蔵」真打昇進襲名興行が3月25日に鈴本演芸場にて開演されました。
私も楽しみに鈴本に出かけました。
会場は満席でお祝いに掛け付けた多くの晴れやかなお客様でいっぱいでした。襲名披露の会場は華やかです。
壇上に登場します各師匠がたの口演も楽しめます。初めて会場に来たお客様も多いことでもあってとても熱い口演が続きます。
そして「口上」では市馬師匠が「相撲甚句」でいい喉を聞かせてくれます。馬風師匠のいい匙加減での司会進行の林家正蔵師匠をリードしています。
笑いのある大喜利状況の「口上」で沢山のお客様を楽しませています。期待通りの「口上」で大爆笑です。
そしてトリの「ねずみ」で扇蔵師匠が真打第一声です。
この「ねずみ」は昨年の私の川崎での落語会でトリネタで「ねずみ」をかけてくれました。
この時から「ねずみ」をかけるつもりでいたのだなーと。
見事な「ねずみ」で大きな拍手をもらって緞帳が降りました。緞帳が下がるまでに高座布団をはずし床にじかに座りながら丁寧にお辞儀をします。
やがて舞台袖から仲間たちの祝福の手拍子が聞こえ会場のお客様もその音に反応して会場でも手拍子を打ってお祝いムードでこの日の幕が下がりました。
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