本日は神田佳明会長撮影
厳島神社 桃花祭御神能(ごしんのう)の
『翁』の舞台写真をご紹介させていただきます
シテは桃花祭御神能執事で
喜多流能楽師の出雲康雅師
今年は宮島の繁栄の礎を築いた平清盛が誕生して
900年の節目の年だそうで、
桃花祭も例年より活気があったとのこと
以下、神田会長よりコメントです
西国に春を告げる厳島神社の桃花祭御神事神能は4月16日朝9時から
海に浮かぶ重要文化財の能舞台で始まった。
揚幕が上がると面箱を掲げる千歳に続いて喜多流 出雲康雅師が続き
出演者一同が橋掛リを渡り、露払いの千歳の激しい舞いが終わると、
白式尉(はくしきじょう)の面をかけた『翁』出雲康雅師の厳粛な舞台が
囃子方の囃子に乗って舞われた。
この御神事神能は4月16日から3日間にわたって催され、
今年は『翁』をトップに
『高砂』と古式にのっとった五番立てが演じられた。
桃花祭の御神能は屋外で、しかも宮島の海の上の能舞台で繰り広げられ
春風を感じながら自然光でのお舞台を楽しめます
太陽の位置と時間によってライティングが変わるので
カメラマン泣かせではありますが
光線の加減で屋内の能楽堂では見られないような力強いおシテの表情が
拝見できますので格別です
今年はもう終ってしまいましたのが
秋には観月能(2018年は10/22 月曜日)もございます
詳細は宮島のホームーページの年間行事予定をご参照ください
http://www.miyajima.or.jp/event/calendar01.html
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