早いもので、もう2月。昨日は節分でしたね。
強烈な寒波が日本列島に居座っているとかで北国では大雪の被害が深刻。
東京でも26年ぶりだかの寒さだそうで、インフルエンザも大流行中と
ニュースで言っていました。
皆様、どうぞご自愛ください。
さて。
ツイッターのほうで先日、お知らせしましたが、
長野県の諏訪湖博物館・赤彦記念館にて「幽けき美 能面写真展」が
現在、開催中です。※2/12(日)まで。
こちらの写真展は毎年、開催されているそうで、今回で8回目とのこと。
能面作家の石塚雅弘先生の能面作品を撮影したグループ写真展で
りんぷうの会・会員の森田研作さんも
モノクロ写真・カラー写真の両方で出品されています。
「森田さんの写真は是非、見たいけど、ちょっと長野まではムリ 」というお声を
多数、頂戴いたしましたので、ブログに森田さんの作品を
一部アップさせていただくことにしました。
前回はモノクロ作品でしたので、今回はカラー・バージョン。
モノクロとカラーと比較して是非、ご覧ください
冒頭写真は「小面」(こおもて)。
朝日を受けて、つぼみから開花したばかりの花のように美しい表情ですね。
能楽ファンの方には周知のことですが、
「小面」の「小」は「小さい」という意味合いではなく
「かわいい」という意味です。
(「小さいもの=かわいい」という図式も成り立ちますが。)
能面の中でも、もっとも美しい完成された女性の面(おもて)と言われていて
年齢設定は15才くらいの若い女性だそうです。
現代では15才というと女性というより少女ですが、
平均寿命の短かった昔と今とでは年齢感覚が全然、違うということでしょう。
能楽の流儀の中では喜多流と金春流が特に大切にしている面となります。
こちらは、前回、モノクロ・バージョンでもアップしました「小べし見」。
カラーだと、だいぶ趣が異なりますね。
また、アングルもカラーが左向きでモノクロが正面向きと違っています。
カラーで正面撮影、あるいはモノクロで左向き撮影の場合は
おそらくライティングや角度を微妙に変えて撮影するのが「森田流」と
勝手にオガタは推測しております
要はカラーでもモノクロでも、その特性を生かしたベストの撮影をするということで
最後は、「獅子口」。
モノクロ・バージョンより吠えているように見えます。
口元が強調されて写っているせいでしょうか。
迫力がありますね。
◆ちょっとまた長文記事になってしまいました。恐縮です
よかったら文章は飛ばして、森田さんの傑作写真をじっくりご堪能ください。
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強烈な寒波が日本列島に居座っているとかで北国では大雪の被害が深刻。
東京でも26年ぶりだかの寒さだそうで、インフルエンザも大流行中と
ニュースで言っていました。
皆様、どうぞご自愛ください。
さて。
ツイッターのほうで先日、お知らせしましたが、
長野県の諏訪湖博物館・赤彦記念館にて「幽けき美 能面写真展」が
現在、開催中です。※2/12(日)まで。
こちらの写真展は毎年、開催されているそうで、今回で8回目とのこと。
能面作家の石塚雅弘先生の能面作品を撮影したグループ写真展で
りんぷうの会・会員の森田研作さんも
モノクロ写真・カラー写真の両方で出品されています。
「森田さんの写真は是非、見たいけど、ちょっと長野まではムリ 」というお声を
多数、頂戴いたしましたので、ブログに森田さんの作品を
一部アップさせていただくことにしました。
前回はモノクロ作品でしたので、今回はカラー・バージョン。
モノクロとカラーと比較して是非、ご覧ください
冒頭写真は「小面」(こおもて)。
朝日を受けて、つぼみから開花したばかりの花のように美しい表情ですね。
能楽ファンの方には周知のことですが、
「小面」の「小」は「小さい」という意味合いではなく
「かわいい」という意味です。
(「小さいもの=かわいい」という図式も成り立ちますが。)
能面の中でも、もっとも美しい完成された女性の面(おもて)と言われていて
年齢設定は15才くらいの若い女性だそうです。
現代では15才というと女性というより少女ですが、
平均寿命の短かった昔と今とでは年齢感覚が全然、違うということでしょう。
能楽の流儀の中では喜多流と金春流が特に大切にしている面となります。
こちらは、前回、モノクロ・バージョンでもアップしました「小べし見」。
カラーだと、だいぶ趣が異なりますね。
また、アングルもカラーが左向きでモノクロが正面向きと違っています。
カラーで正面撮影、あるいはモノクロで左向き撮影の場合は
おそらくライティングや角度を微妙に変えて撮影するのが「森田流」と
勝手にオガタは推測しております
要はカラーでもモノクロでも、その特性を生かしたベストの撮影をするということで
最後は、「獅子口」。
モノクロ・バージョンより吠えているように見えます。
口元が強調されて写っているせいでしょうか。
迫力がありますね。
◆ちょっとまた長文記事になってしまいました。恐縮です
よかったら文章は飛ばして、森田さんの傑作写真をじっくりご堪能ください。
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