養分の循環

2011年07月07日 | 生物共存農法
家庭菜園において、肥料は欠かせないものです、
自然の野山は、何千年も緑が尽きません。肥料は、どうなっているのでしょう?、それとも肥料は、不要?。

植物が根を張るには、栄養豊富な土地が条件になります。何億年の時間をかけ土壌は、養分を蓄えます。
植物は、その養分を利用して育ち、育った植物は、枯れ、腐食し、たい肥になって土壌の養分になります。土壌の養分は、植物に姿を変え、土壌に戻るという循環を繰り返しています。この循環の手伝いをしているのが、小動物、昆虫、細菌です。海から大気、大気から大地、大地から海という大きな循環もあります。
循環が続く限り、野山の緑は尽きないのです。

農地は、どうでしょうか?。
農地は、農作物を収穫するため、養分の循環は行われていません。循環が届こうると、荒廃が始まり作物の生育が難しくなるので肥料を入れ疑似循環を作ります。
利用する肥料を化学肥料にすると化学肥料に適合した細菌が繁殖し、有機肥料を利用すると有機質に適合した細菌、昆虫が繁殖します。

生物共存農法では、刈り草を圃場に入れ小動物、昆虫、細菌の力を借りて自然な状態でたい肥化し、養分として循環させています。


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