其処ハカとない日報

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フォルクスワーゲン

2022-12-18 17:29:18 | 旧車、旧車イベント

について語ってみるリンキチです。

先日のヒストリックカーデイ11th
会場にも何台か展示されていた
「フォルクスワーゲン」ですが
ネタ時に登場させてなかったので
今回スピンオフしときます。

フォルクスワーゲン・タイプ1、
通称ビートルの累計販売台数は
四輪自動車で2152万9464台と
単一モデルとして世界最多の生産
台数を誇る大衆車。
2輪スーパーカブの1億台オーバー
に次ぐ台数です。


タイプ1の1938~1954年頃の年式。
ウインカーは無く、Bピラーに
セマフォーといういわゆる
アポロウインカー的な腕木式
方向指示器が付いています。


1938~1953年のモデルでは
リアウィンドウが平面ガラスで
2分割のスプリットウィンドウ。
生産台数は少なく、タイプ1
ビートルで1番古く希少なモデル。
テールランプは尾灯、反射板の
機能のみのシンプルタイプ。


スプリットウィンドウの車内。
計器盤は軍用車のキューベル
ワーゲンと同じらしい。
というのもタイプ1がベースで
キューベルワーゲンが生産
されたので。


こちらはナンバーからして
1954年式でしょうか。
曲面ガラスとなったオーバル
ウィンドウモデル。

テールランプはハウジング上に
ブレーキランプが組み込まれる、
ハートテール。ウインカーは
まだ無く、セマフォーなので
点滅はしない。


ウィンカーのある、その後の
タイプ1カブリオレ。
ナンバーからしてベージュの
ほうは1957年式でしょうか。
青いほうはさらにその後の
モデル、ウィンカー位置が
フェンダー上にあります。


空冷水平対向4気筒エンジン、
RRレイアウトはポルシェとも
同じ。ポルシェのホイールを
履いても違和感なし。


日本車のスバル360もタイプ1の
影響を色濃く受けたデザインで
RRレイアウトも同じ。
タイプ1ビートルはかぶとむしと
呼ばれましたがスバル360は
てんとうむしと呼ばれました。


フォルクスワーゲン・タイプ2
いわゆるワーゲンバス。
先日のヒストリックカーデイ11th
会場に展示されていたのは
1950年から1967年のT1モデル。

タイプ1ベースのRRレイアウトの
汎用自動車として登場した
タイプ2はバンタイプと小型バス
タイプがあり小型バスで23個の
窓のある23ウィンドウモデルが
あります。今回の会場には
いませんでしたが。


そしてピックアップトラック
タイプもあり。トラックでも
RRレイアウトなので荷台が
高めなのが特徴。


タイプ2はフロントウィンドウが
オープンしたり三角窓もオープン。
開放的なイメージ。


フォルクスワーゲン・タイプ3、
は今回の会場に展示車が無かった
ので代わりにカルマンギアで。

ちなみにVWタイプ3は1961年~
1973年製造の車両。
ボディスタイルは3種類、
ノッチバックとファストバックと
バリアントがありました。

画像のカルマンギアタイプ1は1955年
デビューですがVWタイプ3と同時代
1961年にカルマンギアのタイプ3
(T34モデル)がデビュー。
しかしカルマンタイプ1ほど人気は
無く、先に生産中止となったT34。


そんなカルマンギアタイプ3のT34。
この画像は2014年のヒストリック
カーデイ会場での撮影。
その時のネタでフロントマスクを
紹介してるので今回はリア画像を。

そんな感じ?どんな感じ?の
フォルクスワーゲン特集でした。

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