りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

妻の靴。

2015-09-30 | Weblog
今年の1月から、市役所の臨時職員として働いていたワタシの妻。

今日、9月末日をもって、退職となった。

別に不祥事を起こしたわけでも、家庭の事情による自主退職でもなく。
なんでも、市役所独自ルールで、臨時職員は雇用期間がキッチリと決まっているそうだ。

妻にとって市役所での仕事は、以前勤めていた職場よりも、格段に働きやすい職場だったようだ。
別に、事細かく妻に尋ねたわけではないが、今年に入ってからの彼女の言動や立ち振る舞いやちょっとした表情から、そんな空気を感じていた。
実際、今日、先に帰宅していた妻にそれとなしに訊いてみたら、ちょっとした燃え尽き症候群になったのか、次の仕事を探すことに対して多少億劫気味になっているような事を言っていた。

良い事と悪い事は、順番に訪れる。

世の中にはそんな考え方があって、ワタシ自身、長年その考えの信奉者なのだけど、仮に今日で終わった妻の仕事が「良い事」だったのならば、次の仕事は、どうか「悪い事」にならないように祈りたい。



写真は、玄関にあった妻の靴。
毎日この靴を履いて仕事に出かけていた。

いつもなら、帰宅した時キチンと並んで脱がれているはずの靴が、今日は片方だけ倒れていた。
それだけ徒労の最終日だったのか、それとも、充実感と解放感に満ちた最終日だったのか。

この後、会話を交わしたけど、どうやら後者だったようにワタシには思えた。

とりあえず、お疲れ様でした。
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中秋の名月。

2015-09-27 | Weblog
雲間から覗く、月。



うろこ雲(でいいのかな?)とのバランスが絶妙に思えたので、咄嗟にスマホで撮ったのだけど。

う~~~~~~ん・・・・・。

やはり、闇雲に写真を撮ればいいというわけではないのだろう。

本当に美しいと思ったモノは、スマホやカメラにではなく、自分の両眼にしっかりと映すだけの方がいいのかも。

・・・と、自分のカメラワークの下手さ加減を言い訳している、中秋の名月 (^^;;
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逃げろっ!!

2015-09-23 | Weblog
連休最後の日の、もう後は寝るだけの時間。

突然、家の外から爆発音が。

なんだ?と思って、窓を開くと、窓の外にオレンジ色のきのこ雲。

一瞬、なんだか分からなかったが、ワタシが理解するよりも先に、遠くから続々と近づく赤色灯とサイレン。

火事だった。
しかも、直線距離で約200m。

すぐに自転車に飛び乗って家を出た。
どこだ?
あの方角には、スーパーがあった。
それとも、最近その隣に出来たドラッグストアか?

もうすでに、人だかり。
自転車を降りてオレンジ色に染まっている場所の指呼の距離まで近づいた。



火事は、スーパーの隣のタクシー営業所だった。
車庫が燃えている。
バスとタクシーが物凄い勢いで炎を上げていた。
ガソリンが燃えているのか、時々、小さな爆発音が起こる。
火勢があるからか、顔が火照りはじめた。

大丈夫かよ⁉︎
周囲にはワタシのような野次馬が数十人。
みんな呆気にとられた顔で、燃えあがる炎を眺めている。

しばらくすると遠くにいた1台のパトカーが、我々の前まで徐行しながら近づいてきて、スピーカーから声が響いた。

「現場には、クルマが多数あります!爆発しています!早く逃げてください!」

こういう時、みんな「自分は大丈夫」と、根拠もなく思ってしまうのだろうか。
見事に、誰も逃げない。
スピーカーの声が次第に感情的になりはじめた。

「爆発してる!逃げなさい!逃げろっ‼︎」

何人か渋々と移動をはじめた。
ワタシも自転車を押してゆっくりと歩きはじめた。
それでも、まだ頑として逃げない連中が大半。
だが、その中の一人が現場の真後ろを振り向いて「やべ、危ないわ、ここ」と言ったとたん、留まっていた人間全てが我れ先に一斉に動き出した。

ワタシ達のいた場所の真後ろは、ガソリンスタンドだった。

先ほど帰宅した。
サイレンの音は止んでいる様子。
煙はまだ昇っているが、白い煙に変わっている。

早く鎮火しますように。
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人生と古代ロマン。そして、吐き気。

2015-09-22 | Weblog
シルバーウィークも、後半。

連休といえども、家族それぞれ用事があってすれ違い状態だったのだが、今日1日だけ家族みんなポッカリと時間が空いたので、日帰りで外出してきた。

行き先は、日本ピラミッドの葦嶽山。

興味のない人にとっては、「???」という名称だと思う。
でも、あるんです。ピラミッド。日本に。
ちゃんと、広島県の観光サイトにも掲載されています。
http://www.kankou.pref.hiroshima.jp/sys/data?page-id=4208

まぁ、その真偽は別として、以前から興味があったし、何よりも、せっかくの連休に敢えて人が集まることが分かっている場所へ行くよりも、人が集まらなさそうな自然の中で過ごした方が絶対に良いので、朝8時に出発して、10時に現地に到着。
駐車場に車を停めると、さっそく遊歩道へと。

しかし。
ちょっと、タカをくくっていたかも。

遊歩道が整備されているといえども、中国山地の800m級の山々が連なる山の中。
ハイキングというよりも、登山。
いや、山を歩き慣れていないワタシ達にとっては、登山というよりも、山岳修験道 (ー ー;)
娘なんて、何も考えずにコンバースのハイカットを履いてきたもんだから、最初の登り坂の途中で早くも弱音を吐く始末。

「急がなくてもいい。自分のペースで良いから後からおいで。母さんが一緒にいるから」
と早々にへたり込んだ娘にそう告げて、ワタシと息子が先に行く。

「お姉ちゃん、大丈夫かな?」
心配性の息子が、歩きながらワタシにそう尋ねる。

「別に急ぐ必要はない。目的地は決まってるんだから、ゆっくりたどり着けばいい」
ワタシは、肩で息をしながらそう答えた。そして、こう続けた。
「人と、一緒。人生と、一緒」
なかなか良いこと言うじゃん、オレ・・・と心の中で自画自賛をしながら息子の返事を待った。が、反応がない。
振り返ると、息子は登り坂を歩くのに必死で、ワタシの言葉などまるで耳に届いていない様子。
しかししばらくして、まるでその代わりのように、人が生きていく上で、ワタシの金言よりも遥かに大切な言葉を、息子は口にした。

「水筒ちょーだい。水」

30分ほど歩いて、頂上に到着。
振り返ると、遥か向こうまで中国山地の山々が。



知り合いにも何人か登山が趣味の人がいて、その人達から登山の話を聞いたり、snsの投稿を見たりすることがあるのだが、正直に言えば、今まではその面白さや楽しさがさほど分からなかった。
でも、山頂で感じる心地よい風や眺望のよい景色を眺めていると、何となく分かるような気がした。



山頂の看板。
真の目的地は、看板の左側にある「巨石群」
さぁ、行くか!と、しばらく休憩してから立ち上がると・・・

「ここで待っているから、行っておいで」

山頂からの景色で一定の満足感を得てしまったのか、妻と娘は、ワタシと息子にそっけなくそう言った。

尾根づたいに隣の鬼叫山(それにしても凄い名前の山だ)へ。
急な斜面に何度か足を取られながら、一旦山を降りるや否や、目の前の斜面に奇妙な巨石群が現れた。





説明板には「ドルメン」と書かれてある岩。
明らかに人の手によって加工されたように見える。
説明によると、供物を置いた場所らしい。





獅子岩と呼ばれる巨石群。
上の写真の亀裂は、ほぼ東西南北を示すらしい。
下の写真の亀裂は、自然のものとは到底思えない。



「神武岩」と呼ばれる石柱。
戦前には同じような石柱が周囲に何本も屹立していたらしいのだが、“石の下に神武天皇の財宝が隠されている”という噂が立ち、心ない人たちが次々と石を倒してしまい、今ではこの石柱1本だけになったそうだ。
この石柱の上部が見える場所に移ってみた。



ほぼ正方形。
しかも綺麗な円にくり抜いた痕跡があった。
説明板によると、ここに綺麗に磨かれた玉が置かれていていたとか・・・。

他にも奇岩や巨岩が周囲の至る所に。
どうしてこんな標高の高い、安易に訪れることができない山奥に存在しているのか、首を傾げたくなる。
振り返ると、妻と娘がその山頂で待っている葦嶽山が見えた。



手前の樹木が遮っているので分かりにくいが、その山容は、極めて綺麗な円錐形をしていた。
巨石群の説明板が真実なら、この巨石群の辺りは、葦嶽山を拝むための拝殿だったのだそうだ。

巨石群を後にして、再び葦嶽山の山頂で妻たちと合流すると、登ってきた遊歩道を再び駐車場へと辿った。
途中、二股に別れた道が現れた。
看板を見ると、どちらの道を辿っても駐車場へは行けるようだ。

ワタシは、行きの道とは違う道を行こうとした。
すると、そんなワタシを娘が呼び止めた。

「知らない道、歩かなくてもいいじゃん。何があるか分からないよ」

その言葉を聞いて、ワタシは言った。

「看板を見てみろ、どっち歩いても駐車場まで行ける。知らない道って言っても、見てみろよ、轍があるだろ?誰かが歩いた証拠だから、大丈夫だよ。行きと同じ道を歩いたって、つまらんだろ」

続けて、人と、一緒。人生と、いっし・・・と言おうとしたのだけど、登山の間、終始ゼェゼェと肩で息をしていたワタシは、ゴールが近づいた安堵感からか、突然、胸がつかえて、オエッと、嘔吐いてしまった。

すると、息子がひと言、呆れたようにこう言った。

「タバコ、やめたら?」
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4年ぶり2度目。

2015-09-20 | Weblog
今日は、尾道市立美術館へ。

娘が、「第5回 尾道まんが大賞」 の4コマ部門に応募し、この度、優秀賞を受賞した。
今日の来館は、その受賞式。

4年前、第1回の同賞にも娘は応募して、その時も優秀賞を受賞した。

●その時のブログ↓
http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/cbcbaf90ac97c45ad49629f29549f2e0

一度受賞したコンクールに、再度応募するのはどうなのか・・・とも思ったのだが、娘の話によると、美術の授業の一環で応募したらしい。

それにしても、応募はともかく、また受賞するとは思ってもいなかった。
しかし、人間は都合のよい生き物だからか、それとも単なる親バカだからか分からないが、やっぱりそれでも、自分の子の栄達は素直に嬉しい。

こちらが、受賞作。
今回は、戦後70年ということで、「平和」をテーマに募集したとのこと。
9月23日(祝)まで同美術館に展示されるらしい。



話は変わるけど、今日は17回目の結婚記念日。

17年前。
受賞式が行われた時間帯は、結婚披露宴の真っ最中だった。
あの頃、17年後の同じ時間に、娘のマンガの表彰式に来ているだなんて、想像もしていなかったが。

まぁ、こんな小さな感慨を繰り返しながら、これからも時間を重ねてゆくのでしょう。
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そういえば・・・。

2015-09-19 | Weblog


久しぶりに、洗車中。

ホイールにこびり付いた1ヶ月分の汚れをスポンジで洗い落としていた時、ふと思い出した。

そういえば、今日は・・・・

















ワタシ、誕生日だった。
















まぁ、いいか。
こんな感じで過ごす誕生日も、悪くない。

午後から、整体。
その後、久しぶりに釣りにでも行こうかな。

両親へ。
46歳になりました。
僕を産んでくれて、ありがとう。
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RASPBERRY DREAM

2015-09-13 | Weblog


最近、高校時代のことをよく思い出す。

もう30年も前だし、別に今も焼きついているような特別な想い出があるわけでもない。
でも、思い出す。

理由は、なんとなく分かっている。

ひとつは、娘が今年ワタシと同じ高校に入学したからだろう。
高校生になった娘の日常を見ていると、「俺らの頃はそんなに勉強に追われてたかなぁ」とか、「こんなに幼かったかなぁ」とか、どうしても自分の高校時代と比較してしまうことが多くなった。
それを口にしたら、「昔とは、違うんだよ」と、一丁前な言葉を娘から言われるが。

たぶん、ワタシが高校生の頃も勉強はそれなりしていたし、自分が思ってるほど大人ではなく、てんでガキな高校生だったのだろう。
でも、人間は都合よく記憶を取捨選択してしまうから、娘を見てそんな風に思ってしまうのだと思う。

今日、高校時代の友人と会った。

これから新しい事業を立ち上げることを、先日教えてもらった。
それにともなう広告宣伝に関する依頼を受け、今日は昼食を挟んでロゴマークを提案させてもらった。
4パターン提案したのだが、その中のひとつにマスコットキャラクター的なデザイン案があった。

モデルは、その同級生だ。

高校時代、明るくて屈託がない彼は、男女を問わず人気者だった。
ワタシの中には、その頃のイメージが今でも強く残っている。
しかしその一方で、社会人になって以降、自分に厳しく真摯に仕事に取り組んできた姿もワタシは知っていた。
マスコットキャラクターは、その両方の彼をワタシなりに表現してみた案だった。

今回、同級生から依頼があった時、採用不採用は度外視して、どうしても作ってみたくなったのだ。
例えるなら動物のマーキングみたいなものなのかも知れない。

「このロゴマークのデザインは、お前のことをよく知ってる俺がやるよ」

・・・きっと、そんな心境がワタシにそれを作らせたのだと思う。

打ち合わせから帰宅してネットでYouTubeを見ていたら、先月開催されたレベッカ再結成ライブの動画がさっそくUPされていた。

「RASPBERRY DREAM」

まさにワタシが高校時代ど真ん中の頃の曲だ。
あの頃の高校生は、猫も杓子もレベッカだった。
女子はNOKKOのような女性になりたがったし、男子はNOKKOのような女の子を彼女にしたかった。

NOKKO、声が出てるな。
でも、ちょっと低くなった気がする。
当たり前か、あれから30年だ。

誰も、昔のままでは生きてはいけない。

レベッカ 20年振り再結成 LIVE 「RASPBERRY DREAM」
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後から来たのに、追い越され。

2015-09-10 | Weblog
右、ワタシのスニーカー。24.5cm。

左、息子の運動靴。25cm。

齢12にして、父親を抜きやがった。
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その先の、光。

2015-09-08 | Weblog


暗雲の向こう。


明日は良い日でありますように。
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復讐・・・ではなく、復習。

2015-09-07 | Weblog


映画「激動の1750日」。

この映画、ワタシはホントに大好きで、「仁義なき戦い」以降のヤクザ映画の中では最高傑作だと、勝手にワタシはそう思っている。

その思い入れようは、このブログを立ち上げて間もない頃、他にも書きたいネタが色々とあるにも関わらず、この映画をネタに日記を書いたほどだから、我ながらよほど好きなのだと思う(笑)
http://blog.goo.ne.jp/riki1969/e/9aaa879d299938e5b4043f367e94f956

好きが高じてDVDも購入したが、しばらく見ることもなく、遠ざかっていたのだけど、昨日の休日、久しぶりに鑑賞した。

理由は・・・まぁ、この映画のあらすじをご存知の方ならば、多くを語らなくても分かってもらえるでしょう(笑)

予習の前の復習ってとこか。

でも、何も起こらないのが一番なんだけどね。
神戸、好きな街だから。


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