りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

なかよく喧嘩しな。

2020-07-12 | Weblog
美術館に、行ってきた。



ワタシは男兄弟の中で育ったからか、ディズニーに興味を持たず、キティちゃんやミッフィーといったキャラクターにもほとんど触れずに大人になった。

そんな中で、この『トムとジェリー』だけは、小学生の頃、毎夕テレビで放送していたからか、唯一と言ってもいい好きなキャラクターで、今でもたまにアニメを見たくなることがある。
なので、先日開催されることを知り、妻と一緒に出かけてきた次第。



大人になって分かったことがある。

物語の中で、トムは毎回ジェリーにコテンパンにやられるが、よく見てみれば、トムは何も悪いことをしていない。

騒動の発端はいつもジェリーで、そのおかげで平穏な日常の邪魔をされたトムは、ただただ元の日常を取り戻そうと七転八倒しているだけなのだ。





実直で必死。
だけど、不器用。

「正直者は馬鹿を見る」を地でゆくようなストーリー。

大人になってから見る『トムとジェリー』は、なんだか自分とオーバーラップさせてしまうことがあり、人生(いや、猫生か?)の悲哀を感じてしまうことがある(笑)





一連の写真は、美術館内で撮影OKだったオブジェの数々。

子どもの頃、テレビの前で爆笑していたトムの七変化が、立体で目にできた嬉しさ。
ワタシと妻だけでなく、来館していた人達は、みんな嬉々としてスマホで撮影していた。





ひとつだけ言わせてもらえれば、ここまで精巧なオブジェを作ったのなら、ぜひあのジェリーの家も作って欲しかった。

あの家に遊びに行きたいという夢は、50を過ぎた今でも、ワタシの中にしっかりと息づいている(笑)
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透明人間、現る。現る。

2020-07-03 | 家族
今日、仕事から帰宅後の我が家。

リビングにワタシと子ども達2人。

ほぼ同じ時刻に同じく仕事から帰宅した妻は、隣のキッチン。
仕事帰りにスーパーで買い物をしてきたらしく、買い物袋から様々な品物をテーブルの上に出していた。
その後、しばらくして、リビングにやって来てこう言った。

「帰りに買い物してきたんだけど、シャンプー買うの忘れちゃった」

そして、

「今、探してみたら、旅行用のシャンプーが棚の中にあったから、今日はお風呂でこれ使ってね」

・・・と続け、その後再びキッチンへと戻ろうと踵を返した直後に、「あ、そうそう、大事なこと」と、思い出したように振り返り、こう付け加えた。

「これ、”リンスイン‘’だからね」

この、妻のシャンプー報告。

終始、ワタシには背を向けて、子ども達の方に向かってだけ、話していた。
まるで、〝あなたには必要のない話よ”とでもいうように。
まるで、存在していないかのように。

少しだけ、透明人間の気持ちが分かった(笑)
コメント (2)
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