りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

RASPBERRY DREAM

2015-09-13 | Weblog


最近、高校時代のことをよく思い出す。

もう30年も前だし、別に今も焼きついているような特別な想い出があるわけでもない。
でも、思い出す。

理由は、なんとなく分かっている。

ひとつは、娘が今年ワタシと同じ高校に入学したからだろう。
高校生になった娘の日常を見ていると、「俺らの頃はそんなに勉強に追われてたかなぁ」とか、「こんなに幼かったかなぁ」とか、どうしても自分の高校時代と比較してしまうことが多くなった。
それを口にしたら、「昔とは、違うんだよ」と、一丁前な言葉を娘から言われるが。

たぶん、ワタシが高校生の頃も勉強はそれなりしていたし、自分が思ってるほど大人ではなく、てんでガキな高校生だったのだろう。
でも、人間は都合よく記憶を取捨選択してしまうから、娘を見てそんな風に思ってしまうのだと思う。

今日、高校時代の友人と会った。

これから新しい事業を立ち上げることを、先日教えてもらった。
それにともなう広告宣伝に関する依頼を受け、今日は昼食を挟んでロゴマークを提案させてもらった。
4パターン提案したのだが、その中のひとつにマスコットキャラクター的なデザイン案があった。

モデルは、その同級生だ。

高校時代、明るくて屈託がない彼は、男女を問わず人気者だった。
ワタシの中には、その頃のイメージが今でも強く残っている。
しかしその一方で、社会人になって以降、自分に厳しく真摯に仕事に取り組んできた姿もワタシは知っていた。
マスコットキャラクターは、その両方の彼をワタシなりに表現してみた案だった。

今回、同級生から依頼があった時、採用不採用は度外視して、どうしても作ってみたくなったのだ。
例えるなら動物のマーキングみたいなものなのかも知れない。

「このロゴマークのデザインは、お前のことをよく知ってる俺がやるよ」

・・・きっと、そんな心境がワタシにそれを作らせたのだと思う。

打ち合わせから帰宅してネットでYouTubeを見ていたら、先月開催されたレベッカ再結成ライブの動画がさっそくUPされていた。

「RASPBERRY DREAM」

まさにワタシが高校時代ど真ん中の頃の曲だ。
あの頃の高校生は、猫も杓子もレベッカだった。
女子はNOKKOのような女性になりたがったし、男子はNOKKOのような女の子を彼女にしたかった。

NOKKO、声が出てるな。
でも、ちょっと低くなった気がする。
当たり前か、あれから30年だ。

誰も、昔のままでは生きてはいけない。

レベッカ 20年振り再結成 LIVE 「RASPBERRY DREAM」
コメント (2)
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