りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

ハイサイおばさん。

2014-01-30 | Weblog
今日、娘が修学旅行から帰宅した。

最大の難関(笑)だった人生初の飛行機も、いざ搭乗してみたら快適だったらしく。
まぁ、典型的な“案ずるより産むが易し”ですな。

帰宅して間もなく、まだ旅の余韻冷めやらぬ娘から沖縄の土産話を耳にしながら、
お土産の芋のクッキーをひと口もらって、水族館やら平和公園やら観光した施設の
パンフレットを眺めて(その中に、なぜか泡盛の通信販売のパンフレットも混じっていた)いたら、
こんな紙切れが目に止まった。



何だ、こりゃ?

娘曰く、自由時間に散策した国際通りの土産物屋で貰ったらしい。

「分かりやすい店名だなぁ」とワタシが独り言のように口にしたら、
「どこが分かりやすいの?」と娘。
「昔、沖縄の歌で“ハイサイおじさん”って歌があったんだよ。
その歌にかけた名前なんだろ」
「なんで、その歌にかけたんだろ?」
「沖縄らしい歌だったからな。本土からの観光客にも馴染みがあるから、
店にも入りやすいように・・・って考えたんじゃないか?」
「どんな歌なの?」と娘が訊いてきたので、ワタシは“ハイサイおじさん”の
出だしを軽くハミングした。
すると、娘がつかさず冷静に、ひと言。

「それ、志村けんの“変なおじさん”じゃん」

・・・ダッフンだ(笑)
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機上の娘。

2014-01-28 | Weblog
中2の娘は、今日から修学旅行。

2泊3日で、沖縄へ旅立った。
しかし娘は、修学旅行の話になると、もうずいぶん前から浮かぬ顔。
心配した妻が尋ねたところ、行きたいのは山々なのだけど、とにかく
飛行機が怖いらしい、とのことだった。

ご察しの通り、娘が飛行機に乗るのは、人生初。

あの巨大な鉄の塊が空を飛ぶことが、どんなに頭をひねっても、コテコテの
文系の娘には理解ができないようだ。

もちろん、一人だけ船旅で沖縄に行くわけにもいかないので、清水の舞台から
飛び降りたのか、まな板の上の鯉になったのか知らないけど、とにかく今日、
娘は午前11:30分の広島空港発のANAに乗って、沖縄へと飛んでいった。

修学旅行の道中の様子は、学校のHPに逐一、実況中継状態でUPされるらしい。
それを妻経由で知った時、ひたすら感嘆。
時代が違うんだねぇ。

その実況中継によると、午後2時には、無事那覇空港に着いたとのこと。
体調の悪い子もいないらしい。
とりあえず、ひと安心。

今日は名護市内のホテルに宿泊の予定。
今ごろは宴会場でドンチャンやってるのだろうか?
・・・あ、そうか、中学生だった(笑)

ちなみに、今回の修学旅行のために、娘は旅行バッグを買った。
ちょうどAMAZONに、似たモノが売られていた↓




・・・娘によると同級生の大半がこの手のスーツケースらしい。
“プーマのボストンバッグのヤツとか、いないのかよ?”
・・・とちょうど30年前にワタシ自身が修学旅行で持っていったバッグの名前を持ち出して
娘に尋ねたら、“ナニ言ってんだ?この昭和のオッサンは”という表情で一瞥されただけだった。

時代が違うんだねぇ。
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リアル世代のシッポ。

2014-01-26 | Weblog
今朝、AMAZONで購入した本が届いた。

その名もズバリ、「大瀧詠一」。

今から9年ほど前に発売されて、当時ワタシも書店で目にしたのだけど、
“まぁ、今さらナイアガラの詳細を知らなくても・・・”と全く買う気が
起こらなかった。

それが、昨年末の突然の訃報。

大瀧詠一を知って30年以上が過ぎたが、ナイアガラサウンドを聴きたくなるのは、
毎年決まって初夏を迎える頃だったのに、こんな厳冬の時期に自らナイアガラ
サウンドを頻繁に聴いたのは初めてだった。

YOUTUBEにも、この1ヶ月で様々な動画がUPされた。
もっとも、テレビメディアにはほとんど(というか全く)登場したことがない
御仁だったので、YOUTUBEにUPされているのは、その大半がラジオやFMに出演した
時の音声だけど。
1月の間は、それら、10年前、20年前の大瀧詠一の肉声をスマホで聴きながら
布団に潜り込んでいた。
YOUTUBEといえども、ラジオ番組を聴きながら眠るなんて、もしかしたら高校時代
以来だったかもしれない。

そんな流れのひとつで、この本も購入してしまった。

AMAZONだけでなく、ヤフオクにも数多の大瀧詠一関連の品物が出品されている。
中には、プロモーション用のためだけに制作されて市販されていないレアな
CDも出品されていて、それらには訳が分からないべラボ―な価格が付き、
入札も尋常ではない件数になっているものが少なくない。

おそらく一時的な現象なのだと思うけど、これからしばらくは生来寡作でメディア
への露出が極端に少なかったがために、大瀧氏の非公式な音源を収録したアルバムや、
大瀧氏の周囲から聞き漏れてきたネタだけで作ったような本も発売されるかもしれない。

尾崎豊が、そうだった。

世代的には、尾崎豊もワタシはミドルエイジだけど、そういった“あぶくモノ”の
ような商品には一切手は出していないし、サラサラ出す気がしなかった。

大瀧詠一に関しても、ワタシが14歳の時に「EACH TIME」(これが最新作!)が発売
された。
だから自分は“ナイアガラのリアル世代のシッポ”なのだという自負みたいなものが
自身の中には多少なりともある。

リアルタイムで体験した世代の審美眼は、そうは甘くはないのだよ。
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想像風邪。

2014-01-23 | Weblog
巷ではインフルエンザやノロウィルスが流行しているようで。

ワタシの周りにも、インフルエンザに罹った人がポツポツ現れはじめた。
ワタシ自身はまだ大丈夫っぽいのだけど、これだけ患者が増えたらいつどこで
感染してもおかしくない。
・・・というか、実は発症していないだけで、すでに感染している可能性も
大いにある。

なので、今日からマスクをして出勤。

すると、職場のみんなが“何?ナニ?風邪?”と一様に怯えた表情で尋ねること尋ねること。
“いやいや、マスクは予防でしているだけ”と説明すると、これまた一様に安堵の表情を
するんだ、これが(笑)

しかし、ちょっと不思議なことがある。

今朝方までは心身ともに大丈夫だったのに、マスクをして仕事をはじめたとたん、
少しずつ身体が重だるくなってきた感じがする。
背中に悪寒して、頭がボーっとしはじめ、昼前あたりからトイレが異常に近くなった。

おそらく、マスク独特の匂いや付けた時の感覚から、パブロフの犬のように身体が
風邪の諸症状を思い出したからだと推測しているのだけど。
想像妊娠ならぬ、想像風邪、といったところか(笑)

でも、ちょっと集中力も落ちて来たような気がする。
もしかしたら、本当に発症したのかも・・・。

このブログは仕事絡みの方々も読まれていることもあるから、先に謝っておこうか。

倒れたら、ごめんなさい。
感染してたら、もっとごめんなさい。
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44.25歳。

2014-01-20 | Weblog
この土日は休みだったのだけど、家から全く外出しなかった。

いや、それはウソ。

土曜日に歯医者に行った。
でも、歯医者は自宅から歩いて行ける距離なので、やっぱりほとんど出ていないのに等しい。

その代わりと言ってはなんだけど、ずっとテレビを見ていた。
BSで放送していた「ニッポン100年物語」。
久米宏がナビゲーターを務め、様々な分野の視点からこの国の100年を検証する、BS各局持ち
回りで放送されていた番組なのだが、これが予想以上に面白かった。

土曜日の昼下がりに放送されたのが、医療編。
医療の視点から見た、この国の100年という内容だった。
そこで番組冒頭に説明されたのが、100年前の日本国民の平均寿命だった。

今から100年前、1913年の日本の男性の平均寿命は、44.25歳だったのだそうだ。

愕然とした。

ワタシは、1969年9月生まれ。
今、44歳と4ヶ月。
ほぼ、今のワタシの年齢だ。

このブログでも最近よく“人生の折り返し地点”という言葉を使う。
それは現在の平均寿命と自分の年齢を照らし合わせているからこそ出てくる言葉なのだけど、
実際、周囲を見回せば、本当にそうなのだと実感する出来事が多々起こっている。
しかし100年前は、人生の“折り返し地点”なんてとんでもないことで、44歳はおもいっきり
人生の“ゴール”だったのだ。

ちなみに番組内では、100年前の平均寿命が低いのは、当時は無事生まれても乳幼児で亡く
なる人が多かったことが原因だと説明されていた。
しかしそれを差し引いても、今より医療が発展途上だった当時は、成人した後の寿命も今より
圧倒的に短かったことは、おそらく事実だろう。

だからか・・・とこの時、思った。

今から100年ちょっと前、幕末から明治にかけて活躍した歴史上の人物たちは、明治維新の頃の
年齢は、軒並み30~40代だった。
現代社会ならば、これくらいの世代は、まだまだ若造扱いされておかしくない。
そんな世代が先頭に立ってこの国を大転換させたことに、素朴な疑問を感じることが以前から
少なからずあった。

100年前の人たちは、現代人よりも早熟だったのかもしれない。
長らく“人間50年”と言われ続けたわけだから、50年以内に自身の人生を全うできるように、
今とは比べ物にならないほど様々な事象を圧縮した生き方をしていたのだろう。
それならば、10代で早々に元服や結婚を行っていたことも、自分なりに理解できるような気がする。
おそらく当時の人々の精神年齢は、現代人の尺度で言えば、実年齢プラス20歳くらいだったのではないだろうか。
だから、仮にタイムマシーンが発明され、今の、40代半ばのワタシが明治維新の頃にタイムスリップして、
同世代の勝海舟や西郷隆盛はもちろん、30代前半の坂本龍馬や伊藤博文に出会ったとしても、まともな
会話なんて成立しないような気がする。
ワタシなんかよりも、おそろしく大人の見識や精神力を持っていたのではないだろうか。

そんなふうに考えれば、現代社会は全てのモノがハイスピードで慌ただしく動いているように感じるが、
もしかしたら、人生が今より圧縮されていた100年前の方が、感覚的にはもっと速く慌ただしい世の中
だったのかもしれない。

そんなことを考えながら番組を見ていたら、ナビゲーターの久米宏が、ニュースステーションの
キャスター時代と変わらない軽快な口調でこんなことを言っていた。

“平均寿命が低かろうが高かろうが、結局、人が最も関心があるのは、自分自身の寿命ですもんね”

うん。ごもっとも。
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サインボール。

2014-01-16 | Weblog
我が家のDVDのデッキの上には、とある元プロ野球選手のサインボールが飾ってある。

昨年末に妻の母からいただいた。
義母自身も、知人からこのサインボールをプレゼントされたらしい。
しかし、自分が持っているよりは、子どもが持っている方がいいだろう・・・と、
孫であるワタシの息子の元に渡ってきたというわけ。
もっとも、息子が生まれた時には、このサインボールの主は、とっくの昔に引退して、
広島弁丸出しで野球解説をしていたのだが(笑)

貴方はには、このサインの主が誰か、分かるだろうか?

アノネ、アノネ、アノネノネ~~。
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都合のいい依怙贔屓。

2014-01-13 | Weblog
昨日は、お隣の島・因島に行ってきた。

同じ広島県、同じ尾道市なのに、ひとつ島が違うだけで表情が違う気がする。
見慣れたはずの景色なのに、高台から眺めた夕暮れの瀬戸内海は、本当に綺麗だった。

道中、スーツを着た10人くらいの集団と遭遇した。
スーツを着ているのではなくて、明らかにスーツを“着さされている”感じ。

そうか、成人式か。

・・・しかし、あんなに幼かったかなぁ。

それが、その集団を目にした時の率直な感想。
自分が成人した時は、もうちょっと大人だった気がするのは、都合のいい依怙贔屓な記憶だろうか。

帰宅してその事を家族に話すと、妻がひと言。

「それは、あなたが成人式から、もう倍以上の時間を過ごしてるからでしょ」

・・・たしかに。
その後、妻がこう続けた。

「でも、外見は20数年過ぎてても、中身は20歳の頃とあんまり変わった気がしないのは、何なんだろうね」

・・・たしかに。
だけど、ワタシには分かる。

きっとそれも、都合のいい依怙贔屓なのだ(笑)
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当たり年。

2014-01-10 | Weblog
2014年がスタートして10日が過ぎましたが・・・。

●1月1日・・・車のドアで顔面を強打。前歯が折れる。

●1月2日・・・長年愛用していたメガネが折れる。使用不可能に。

●1月7日・・・愛車・Twin、パンク。気持ちがいいほどペッチャンコ。

もしもオレが受験生だったら、今年の受験は諦めるだろう(笑)

ちなみに、初詣のおみくじは“大吉”だったんだけどね(笑)
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なたよー。

2014-01-07 | Weblog
もしかしたら、今年の流行語大賞候補・第1号なんじゃないの?

わが家では、すでに流行りはじめています(笑)

喋れるようになたよー。

TKO/キングオブコント2013 
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2014年のドラッグレース。

2014-01-05 | Weblog
昼過ぎから、一人でドライブに出かけた。

カーステレオで山下達郎の番組「サンデーソングブック」を聴こうとチューニングを合わせたら、
予想通り、番組の冒頭で、先日亡くなった師匠・大滝詠一氏のお話。
きっと今日の聴取率は高いんだろうなぁ・・・と、無粋な事を考えながら、目的もなくクルマを
走らせた。

大滝詠一の歌で「1969年のドラッグレース」という歌がある。

疾走感が溢れるサウンドと良質な短編小説のような歌詞。
何よりも、1969年生まれのワタシにとっては、まるで自分への応援歌のように思いながら、今まで
ずっと聴いてきた。

人と同じ道を進むのが苦手で、時間もガソリンも無限にあると思い込んで・・・。
思えば、若い頃のワタシは、この歌の歌詞のまんま生きていたような気がする。
しかし40代になった今では、同じくこの歌の歌詞のように、時間もガソリンも無限になかったことも、よーーく知っているつもりだ。

さて。年末年始の休暇も、今日で終わり。

景色だけが変わり、瞬く間に未来が過去になる日々が、また明日からはじまる。
どんなドラッグレースがはじまろうとも、自分らしいドライブで走っていきたいと思う。
「1969年のドラッグレース」の後半部の歌詞のような気持ちで・・・。


だけどレースはまだ終わりじゃないさ/ゴールは霧の向こうさ


大滝詠一「1969年のドラッグレース」
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