りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

本当の還暦。

2012-09-30 | Weblog
昨日は、小学校時代の仲間と飲み会だった。

今回は少人数だったので、同窓会と言うよりは、単なる“集まり”と
言った方がいいかも知れない。
それでも、広島や岡山のような遠い街からも帰って来てくれた人もいて、
幼なじみという、必要以上に気を遣わないでいい間柄だからか、毎度の
ことながら日付が変わる時間まで盛り上がった。

それにしても、ここ数年、昔の仲間との集まりが異常に多くなった。

今年だけでも、小学校、高校、最初に勤めた会社・・・etc.
20年、30年単位で再会する集まりが多いこと多いこと。
最初は、これは単なる偶然なんだろうと思っていたけど、最近では
そうじゃないのではないか?・・・と思うようになってきた。

20代、30代の時は、ひたすら目の前の現実に追われて、過去を振り返る
余裕もなかったし、またその必要もなかった。
しかし、それ以降もそれなりにいろんな経験や出来事を重ねて40代に
入ったら、小休憩というかひと段落というか、ちょっとここらで自分が
歩いてきた道を振り返ってみるか・・・という心境になるのかもしれない。

だからなのか、最近、よくこう思う。
本当の還暦とは、40歳前後なんじゃないか?と。

精神的には、上述したような心境になるし、肉体的にも、四十肩とか老眼
とか発がん率とかが一気に増えるは40歳以降だ。
男の“厄年”だって、そういうこととは無縁なわけではないだろうし、むしろ
そういうことと強いつながりあるのだと思うし・・・。

43年前に、“よーい、ドン!”で一直線で走って来たつもりだったのに、
実は大きな大きなトラックを、ぐるっと1周してきたような気がするのだ。

ただ、もちろんここがゴールなわけではないので。

その証拠かどうか分からないけど、昨日の集まりも然り、小学校や中学時代を
振り返る話の花は咲きに咲いたが、不思議なことにその頃を懐かしがるような
連中は一人もいなかった。

それでいいと思う。
たしかに子どもの頃も良かったけど、それより今の、大人になった自分の方が、
きっと格段に良いのだろう。
少なくとも、ボクはそうです。

最後に、昨夜のお店で出された料理のひとつを。
平家ガニ。
生まれて初めて見た。
本当に、怒ってる(笑)






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サイドシートの影。

2012-09-28 | Weblog
20年前の今ごろ、生まれて初めてクルマを買った。

ボクは当時、社会に出て半年が過ぎた頃で、同じように社会に出てアパレル業界に
就職した大学時代の友人がいたのだけど、彼が突然大阪に転勤になってしまい、
大学時代から彼が持っていたクルマを譲ってもらうことになったのだった。
しかし、タダで譲ってもらうのは忍びなかったので、とりあえず社会に出て初めて
貰ったボーナス、5万円全額を渡して譲ってもらった。

それがこのクルマだった↓



HONDA クイントインテグラ。85年式。
ウィンドウは手動で、燃費もL/8kmくらいで、5ドアハッチバックという、当時の
クルマとしては珍しいスタイルをしたクルマだったのだけど、やはり最初のクルマ
だったからだろうか、もう愛しくて愛しくてたまらなかった。
これ以降、今まで何台も乗り換えてきたけど、愛着という意味では、このクイント
インテグラ以上のクルマには出会っていないような気がする・・・Twin以外は(笑)

手に入れて最初に苦労したのが、駐車場だった。
当時、ボクが住んでいたアパートには駐車場がなかった。
仕方なく周囲の駐車場を当たってみたが、近所に適当な駐車場が見つからなかった。
その頃ボクが住んでいたのは、横川という広島市内の都心に近い町で、しかも当時は
まだバブルの残り火が燻っていた時代だったので、ひと月の駐車代もベラボーな金額
だったのだ。

今でも強烈に憶えていることがある。

住んでいたアパートの隣が月極駐車場だったので、即行で不動産屋に飛び込んで尋ね
たら、なんと自分が住んでいるアパートの家賃よりも5,000円も高かった。
オーナが寝食する場所よりも高いところにクルマを停められるか!
まだまだ青二才だったボクは世の中の不条理に大いに憤慨したが、これまたバブルの
シッポにしがみついているような風情の不動産屋は『だったら、クルマなんて持たな
い方がいい』とそうハッキリと口にして、ボクを鼻で笑った。

そんな目に遭いながらも、四方八方を探した末、ようやく通りを2つほど隔てた隣町に
めぼしい駐車場を見つけたのだった。

働いていた会社は原則として自動車通勤が禁止だったので、クルマに乗るのは週末だけ
だった。
土曜日の夜、会社から帰宅すると、即行でアパートから自転車を漕いで駐車場まで向かう。
今思えば、ちょっとした遠距離恋愛のような心境だった(笑)

好きな音楽をカセットデッキに突っ込むと、さて今日はどこに行こうか・・・と、目的も
決めずにクルマを駐車場から動かした。

しかし、目的は決めていなくても、だいたい行き先は決まっていた。
東に走れば、呉。海上自衛隊の埠頭やレンガ倉庫。
西へ走れば、岩国。米軍岩国基地や大竹の石油コンビナート。
つまり、広島湾岸を行ったり来たりしていたわけだ。

社会に出たてで、日々の仕事の中で戸惑うことが多かったその頃のボクは、今とは少し
種類の違うストレスを抱いていたような気がする。
今思えば、そんな意味のないドライブをすることで、上手に気分転換をしていたのかも
しれない。

20代の時には当たり前のようにあった、そんな時間や行為も、最近ではすっかりなく
なってしまった。
自分の時間がない。ガソリン代が高い。長時間の運転は身体に悪い・・・それっぽい
理由ならば、次から次へと口から出てくるけど、どうもそれだけではないような気がする。

結論から先に言えば、面倒くさくなったのではないか・・・と (^_^;)

外に出れば楽しいことがあるんだろうけど、億劫だし、面倒だし・・・まぁ、今日は家で
のんべんだらりと過ごすかぁ・・・・・・・こうやって人は老いていくのだろう(笑)

最後に、当時ドライブの時によくカーコンポから流していた曲を。
ドライブする時はほとんど1人だったから、この曲が流れると、まるで自分のことを
歌っているように聴こえたなぁ。

『サイドシートの影』浜田省吾

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アベちゃん。

2012-09-26 | Weblog
てっきり、“石破新総裁”だとばっかり思ってた。

なにはともあれ、とりあえず胃腸薬の常備を。

話は変わるが、“安部”という名字の人は、“アベちゃん”と呼ばれる確率が
他のニックネームと比べて格段に高い気がするのは、私だけだろうか。

そうは思わないか?
全国のナベちゃん、ケンちゃん。

<自民総裁選>安倍晋三元首相が新総裁に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000048-mai-pol
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パノラマ。

2012-09-23 | Weblog
iPhoneをiOS6にアップデートしました。

地図の不具合とか、なにやら不評な部分も
あるようだけど、とりあえず新機能を色々
と試しております。

今回のアップデートで、カメラにパノラマが
付いたそうなので、さっそく試してみました。
自宅から丘を登って、パシャリと。

う~ん・・・(ー ー;)
たしかに広角で撮れたけど。
iPhone4Sで見ると、画像がクリアなのか
どうか、今ひとつ、よく分からないなぁ。
おそらく、画面が従来より縦長になった
iPhone5を前提にした新機能なのかも知れんね。
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誕生日・・・だけれども。

2012-09-21 | Weblog
今日は、妻の誕生日。
本日で、◯×歳になられました(笑)

しかし、別に何も予定はなく・・・。
付き合ってた頃は、2人で食事に行ったり、それなりのプレゼントをしたり、結婚後も数年の間は、
仕事終わりに花束を買って帰ったこともあったけど、ここ数年は、これと言ったプレゼントは
していないのが現状で。

その代わりと言ってはなんだけど、娘と息子が手作りのお菓子や絵を贈っているようで。
見方によっては、子どもたちに甘えているように見えないでもない。
「子どもたちからのプレゼントに勝るものはないだろう」と、自分に言い聞かせているように(笑)

今年は何か贈ろうか。。。。

でも、正直なところ、何がいいかのか分からない。

ケーキは昨日の結婚記念日に妻が買ってきていたし、花束は渡した後に案外場所を取って邪魔になるみたいだし、
指輪やネックレスは財布と相談する以前の話(爆)!

とりあえず、今日は仕事が終わったら、早く帰りますか。
それが一番のプレゼントじゃ(爆)。

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象牙婚式。

2012-09-20 | Weblog
「人生の荒波を乗り越えてゆくには、2人はまだまだ未熟者でございます・・・」

結婚披露宴の最後に、出席してくださった方々に向かって、親父がそうスピーチしたことを
今でもよく憶えている。

あの日、ボクと妻はおそるおそる出航した。
他の人から見れば荒波とは言えないかもしれないが、それでも、それまでに経験したことが
なかった波や流れに何度か遭遇しながらも、幸いにも沈没も座礁もせずに、なんとかここまで
やって来れた。

港を出た時は小さな手漕ぎのボートだった船も、気がつけば乗組員が2人増え、船体も少しは
大きく、乗り心地も良くなったのではないか?と自画自賛している。
もっとも、相変わらずボクと妻が必死にオールを漕いでいることは変わりないけど(笑)

今日は、14回目の結婚記念日。

ありがとうね。
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43歳。

2012-09-19 | Weblog
本日、9月19日で、43歳になりました。

子どもの頃はもちろん、大人になってからも誕生日が近づけば、少しは(いや大いにか?)
意識していたものですが、ここ数週間は公私でバタバタしていたためか、今朝、自宅の庭で
澄み切った秋空を眺めながら目覚めの一服をするまで、自分の誕生日なんてすっかり忘れて
いました (^_^;)
ついに私もそういう年齢になりはじめた・・・ということでしょうか(笑)

毎年、誕生日の日記には書いていますが、すっかり大人になってしまった今では、誕生日と
いうものは皆さんにお祝いしてもらう日ではなく、皆さんに感謝する日ではないだろうか?
と思うようになりました。

“生まれてくれて、ありがとう”から、“生かしてくれて、ありがとう”へ。

毎日顔をあわせる家族はもとより、数年に1回しか会えない人、または、結局1度しか
会えなかった人まで。
すべての人が自分と接点を持ってくれたからこそ、今の私はあるのだと思いますし、
またそれは紛れのない事実なのだと思います。
その思いは、年を重ねるごとに強くなっています。

40代に突入して、早3年。

平均寿命からすれば、私も折り返し地点を過ぎました。
まだまだ未熟で中途半端で、“こんな40代でいいのだろうか”と、日々戸惑うことばかりで、
“不惑”には程遠い暮らしぶりですが、これからも自分らしさを失わないよう、自分自身に
正直な生き方ができたならば・・・と思っています。

本日は、たくさんの方からお祝いのメッセージやメール、お電話をいただきまして、
本当にありがとうございました。
この場をお借りして御礼を申し上げます。

そして、最後に・・・。

親父、お袋。
43歳になりました。
生んでくれて、ありがとう。

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iPhone6、もしくは、7。

2012-09-18 | Weblog
昔から、“間”の悪い男なのである。

財布が空っぽになるような高い服を買った翌週にバーゲンがはじまったり、
貯金をかき集めて新車を買ったら、半年後にフルモデルチェンジをしたり、
一生の買い物だ!と覚悟を決めて中古の家を買ったら、翌年、近所の畑が
広~い分譲住宅に様変わりしたり・・・

まぁ、そんな人生を歩んできたのです。私という人間は。
(BGMは、吉田拓郎の『今日までそして明日から』をお願いします)

だから今回のiPhone5の一件・・・つまり、iPhone5が近々発表されるのは
確実だというのに、その直前の7月下旬に嬉々としてiPhone4Sを購入したことも、
“あぁ、やっぱりオレらしい・・・”と思っている。

いや、本当にそう思っている。
意地を張ってるわけじゃない。
嫉妬も後悔もしていないって。
本当だってば。

ところで、今日、ネットで面白い画像を見つけた。
勝手な推測だけど、この画像を作った人って、もしかしたらiPhone4Sのオーナー
じゃないだろうか。
なんだか、画像の裏にジェラシーのようなものを感じる(笑)

かく言う私も“へっ、本当にこうなってしまえばいい!”と心の中で嘲笑している。
・・・やっぱり、おめー、嫉妬してるんじゃねぇか(笑)


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台風一過。

2012-09-17 | Weblog
心配していた台風も、なんとか上陸は免れたようで。
でも、高潮や暴風雨にはまだ警戒が必要らしいので、
油断は禁物。

先ほど、自宅の裏の丘に登って、空を見ました。

天気図を見ると、中国地方には台風のしっぽのような
雲がかかっているらしく、たぶんこの雲はそれなんだろう。

でも、台風が過ぎさった直後の空は、キライじゃない。

多様なカタチをした様々な雲が幾重にも層を重ねて
猛烈な勢いで西から東へ、もしくは東から西へ流れ去ってゆく。
なんとも幻想的な景色だと、昔から思う。
その景色を、なんとかして綺麗に写真に収めようとか、
絵として描きたい、という気持ちはあるんだけど、
なかなか重い腰をあげられない。
今回、とっさに丘に登ってiPhoneで撮ったけど、
もっと本気になれば、たぶんちゃんとした写真が
撮れるんだろうな。

ところで、話は変わるけど、昔から「台風一過」と聞くと、
物凄い大暴れの家族を連想してしまう。

・・・まぁ、そういうことです(笑)
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体育祭。

2012-09-16 | Weblog
今日は娘の中学校の体育祭でした。

この日記にももう何度も書いているように、今春、娘が入学した中学校は
ボクの母校でもあって。
だからボク自身も中学の体育祭に行くのは、約30年ぶりなわけです。

娘の体育祭に行くにあたって、数日前から、おぼろげに自分が中学の時の体育祭の
ことを思い出そうとしたのだけど、不思議なことになぜか思い出せない・・・。
記憶力は悪い方ではないし、むしろ“お前、なんでそんなことまで覚えているの?”と
友達に呆れられるほどの記憶力があるのだけど、なぜか中学時代の体育祭は、ほとんど覚えていない。
そんなこともあって、今回あらためて考えたのだけど、おそらくその理由は、体育祭のことなど
覚えていられないほど、あまりにも印象深い出来事が中学時代は多すぎたせいじゃないか、と。
それくらいのほうがいいよ。10代の頃は。

それでも、少しは覚えていることもあって。

開会式の入場行進を目にした時、ちょっと驚いた。
ボクらが中学時代に比べて、生徒の数が少ないこと少ないこと。
昔はあふれるように生徒がグラウンドいっぱいに並んでいたのに、開会式に並んだ生徒は
きれいにトラックの内側に整列していた。
話に聞くと、生徒数は30年前の1/3程度らしい。
確実に、少子化は進んでいるんだなぁ・・・。
そういえば保護者用のテントの中も生徒数に比例するのか、空席というか隙間というか、
小学校の運動会に比べると、空きが目立って、ちょっと淋しかった。

肝心の競技だけど、演目の初っ端が、なんと中学1年生の徒競争。
どちらかというと、娘はあまりスポーツが得意とはいえない方なので、“まぁ、とにかく
ダメでも全力を出し切ってくれればいいや”という感じで、親の方も臨んだのだけど、
結果は、なんと2位
しかも、こんなベストショットまで撮れてしまった↓




その後も、様々な演目が行われたけど、当たり前だが、やっぱり小学校の運動会とは
迫力が違う。
選抜リレーの中3男子なんて、ほとんどオリンピック選手のように見えた(また大げさな・・・

そういえば、そのリレーをテント裏で見ていた時、たまたま中学時代の同級生とバッタリ
会って少し話をしたのだけど、その話の中で、お互いが中学の時に陸上部に所属していた
ことを、思い出した。

「お前、今でも走れる?」
「ああ、大丈夫だろ」
「・・・強情、張るなよ・・・」
「やっぱり、無理かなぁ・・・」

虚しい会話が、砂埃と歓声にかき消された(笑)

今日は台風が近づいていたにもかかわらず、晴天に恵まれ、しかも朝早くから一日中、
グラウンドにいたので、終わって帰宅したら、観戦していただけなのに、もう砂埃だらけ。
しかし少し遅れて帰宅した今日の主役の娘は、もっと泥だらけ&日焼けで真っ黒。
さてはて、今日の体育祭が、彼女にとって中学時代の忘れられない思い出の1ページになるのだろうか。

いや、願わくば。

願わくば、父親のように数十年経って、体育祭のことなんて、まったく覚えていないような、
そんな中学生活を送ってくれるほうがいいかな。
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