今朝、目ボケ眼で朝刊をめくっていたら、一発で目が覚めた。
「“尾道ものがたり大賞”大賞に木下さん」
え木下さん
掲載されている写真を見る。
名前もフルネームで掲載されている。
木下訓成。
間違いない。
あの、木下さんだ。
今年の3月。
僕は自分が執筆した小説で「ふくやま文学選奨」という
文学賞の佳作を受賞した。
http://blog.goo.ne.jp/riki1969/d/20100314
佳作は、いわばオリンピックで言えば、銅メダルだ。
その時の金メダル・・・つまり大賞受賞者が、木下さんだったのだ。
それだけではない。
4年前には「中国短編文学賞」という文学賞に応募したのだが、
幸運にも作品が最終候補まで残った。
しかし、あともう少しのところで入賞できなかった(実質第5位だった)
その時の大賞受賞者も木下さんだったのだ
昔、「ふりむけば奴がいる」というドラマがあったが、
僕の場合、「前を向けば木下がいる」状態なのだ(笑)
この“尾道ものがたり大賞”。
今年からはじまった短編文学賞なのだが、僕も作品を1本書いて
応募しようかどうしようか、実は迷っていた。
しかし応募期間が、他に応募したい文学賞(上述した“ふくやま文学選奨”と
“中国短編文学賞”)と重ねっていたため、諦めた経緯があった。
しかし、木下さんは応募していたのだ。
そして、上述した“ふくやま文学選奨”と“尾道ものがたり大賞”の双方で
大賞を受賞したのだ。
すごい。すごすぎる。
失礼だが、もう75歳のご老人だ。
もう、日がなぼんやり過ごしてもいいご年齢だ。
それなのにこのチャレンジ精神、そして受賞に値するだけの文才は、
いったいどこから湧いてくるのだろう。
“ふくやま文学選奨”の授賞式で、少しだけ木下さんとお話させていただいた。
紳士だった。
僕が、“いつも応募した文学賞のトップに木下さんがいらっしゃるから、僕は
いつも悔しい思いをしているんです”ということを笑いながらお話したら、
“年寄りの道楽ですから・・・あと2、3年で私もこの世からいなくなると
思いますから、それまで我慢してください”とこれまた笑顔でおっしゃった。
僕は、知っている。
こういう御仁は、2、3年ではいなくならない(爆)
いや、むしろいてくれた方がいい。
“ちっくしょ~、邪魔だなぁ”と思うような人物がいた方が、
こっちも発奮できるというものだ
35歳上のライバル・木下さん。
絶対に、いつかあなたに勝つような小説を書いてやる。
負けませんよ。
「“尾道ものがたり大賞”大賞に木下さん」
え木下さん
掲載されている写真を見る。
名前もフルネームで掲載されている。
木下訓成。
間違いない。
あの、木下さんだ。
今年の3月。
僕は自分が執筆した小説で「ふくやま文学選奨」という
文学賞の佳作を受賞した。
http://blog.goo.ne.jp/riki1969/d/20100314
佳作は、いわばオリンピックで言えば、銅メダルだ。
その時の金メダル・・・つまり大賞受賞者が、木下さんだったのだ。
それだけではない。
4年前には「中国短編文学賞」という文学賞に応募したのだが、
幸運にも作品が最終候補まで残った。
しかし、あともう少しのところで入賞できなかった(実質第5位だった)
その時の大賞受賞者も木下さんだったのだ
昔、「ふりむけば奴がいる」というドラマがあったが、
僕の場合、「前を向けば木下がいる」状態なのだ(笑)
この“尾道ものがたり大賞”。
今年からはじまった短編文学賞なのだが、僕も作品を1本書いて
応募しようかどうしようか、実は迷っていた。
しかし応募期間が、他に応募したい文学賞(上述した“ふくやま文学選奨”と
“中国短編文学賞”)と重ねっていたため、諦めた経緯があった。
しかし、木下さんは応募していたのだ。
そして、上述した“ふくやま文学選奨”と“尾道ものがたり大賞”の双方で
大賞を受賞したのだ。
すごい。すごすぎる。
失礼だが、もう75歳のご老人だ。
もう、日がなぼんやり過ごしてもいいご年齢だ。
それなのにこのチャレンジ精神、そして受賞に値するだけの文才は、
いったいどこから湧いてくるのだろう。
“ふくやま文学選奨”の授賞式で、少しだけ木下さんとお話させていただいた。
紳士だった。
僕が、“いつも応募した文学賞のトップに木下さんがいらっしゃるから、僕は
いつも悔しい思いをしているんです”ということを笑いながらお話したら、
“年寄りの道楽ですから・・・あと2、3年で私もこの世からいなくなると
思いますから、それまで我慢してください”とこれまた笑顔でおっしゃった。
僕は、知っている。
こういう御仁は、2、3年ではいなくならない(爆)
いや、むしろいてくれた方がいい。
“ちっくしょ~、邪魔だなぁ”と思うような人物がいた方が、
こっちも発奮できるというものだ
35歳上のライバル・木下さん。
絶対に、いつかあなたに勝つような小説を書いてやる。
負けませんよ。