今日から、年末年始休み。
朝から母とお墓参りに。
9時過ぎに実家に顔を出すや否や、母がワタシにこう言った。
「トイレの換気口の穴がないんよ!」
意味が分からなかった。
父が亡くなって1年と半年。
近所に住んでいるとはいえ、やはり高齢になった母親を独り暮らしさせていることを、そろそろ考えた方がいいのかも(-_-;)
母の言葉にそう思いながら、いったい何のことなのか、もう一度ちゃんと判るように話してくれ、と頼んだ。
すると、母は先ほどよりもゆっくりと事の次第をワタシに話しはじめた。
こういう事は、論より証拠。
その内容をここにダラダラと書くよりも、下の写真を見てもらいたい。
●トイレ内の換気口↓
●その外側の壁↓
お分かりだろうか?
外壁に、換気口が無いのである!
昨日、トイレ掃除をしていて、ふと換気口を見ていて、母は気づいたらしい。
実家は祖父が建てた築60年の建物だが、トイレは今から25年前にリフォームした。
その時に、汲取式トイレから水洗トイレへと変え、内装も外壁も大幅にリフォーム工事をしたのだった。
どうやら、換気口を付けたものの、その時に施工した新しい外壁が塞いでしまったままになっていたのだ。
トイレがあるのは家の北側で、外壁は隣家に接していて普段は目にすることが出来ず、言わば、実家の中でも死角のような場所だった。
だから、今まで全く気づかなかったのだが、それにしても25年・・・四半世紀も気づかなかっただなんて (-_-;)
この25年、家族だけでなく、親戚や友人や知人が用を足す度に換気口のスイッチを入れてファンを回してはいたが、それはいったい何のためにやっていたのだろう・・・(-_-;)
怒りも呆れも通り越えて、母もワタシも笑いしか出てこなかった。
当時トイレをリフォームした業者は父の知り合いの工務店だったのだけど、もうすでに廃業していて、今では連絡の取りようがない。
仕方ないので、ここ数年世話になっているワタシの友人の工務店に連絡した。
とりあえず、年明けになんらかの対処をしてもらうことになるのだろうけど、その一方で、すでに25年もこの換気口で暮らしてきて大きなトラブルもなかったのだから、これからもこのままでいいんじゃないか?と思っている自分もいる(笑)
それにしても、こんな年末も押し迫った時期に、こんな分かりやすい欠陥工事が発覚するなんて、思ってもみなかった (^_^;)
みなさんも、お気をつけて。
では、忘年会に行ってきます。