世の中、全国津々浦々、参議院選挙の真っただ中ですね。
このブログをお読みのみなさんの町にも、いたる所に選挙ポスターの掲示板が
建てられている事と思います。
僕の暮らす街・・・というか、選挙区は、定数2人のところに、5人の立候補者。
当然、掲示板に貼られている選挙ポスターも5枚です。
僕はいつも選挙になると、それが国政選挙であろうが、市議会議員クラスの選挙であろうが、
掲示板の前に立ち、それぞれのポスターの一番下を眺めます。
みなさん、そんなところ、ご覧になります?
たぶん、ほとんどの人がスルーしてしまう部分だと思います。
でも、僕のように広告関係の仕事をしている人間にとって、選挙で一番気になるのは、
この部分と言っても過言ではないです(笑)
ではそこには、いったい何が記されているのか?
実は、そのポスターを印刷した印刷会社やデザイン会社が記載されてあるのです。
どの候補者のポスターが、どこの会社や事務所で制作されたのか?
ここをチェックするのです。
すると、おぼろげながら色んなことが透けて見えてきます。
“あれ?この候補者、前と違う印刷会社だぞ、あっちの会社とは袂を別れたのかな?”
“あぁ、あのA印刷の社長はこの候補者を後押ししているのか。。。ということは、
市議会選挙では◯◯派のポスターを一括で受注するつもりなのか”
“ほぉ~、この候補者はあっちの都市圏の印刷会社を使ったのか、たしかにあの会社の
所在地辺りは大票田だからな”
・・・などなど、いろいろな“オトナの事情”が見え隠れするわけです(笑)
もちろん、選挙ポスターそのもののデザインも見ますよ。
これは僕の私見ですが、選挙ポスターのデザインって、デザイナーの力量が問われる
仕事のひとつではないか?と思うことがあります。
選挙管理委員会が設けた、記載内容や制作概要に関する様々な細かい規定をパスして、
その上で他候補よりも分かりやすく、親しみやすく、目立つポスターを制作しなければ
いけない。
まるで、鉄壁のディフェンスを打ち破ってゴールを目指すサッカー選手のようです(笑)
そんなわけもあって、世の中に出回っている選挙ポスターの大半は、“細かい規定なんて
クリアさせれば、それだけでいい”というふうになってしまい、逆にすべて同じような型に
はまったデザインの選挙ポスターが溢れてしまっている感があります。
だからこそ、そんな画一的な選挙ポスターが並ぶ中で、「お」と思わせる
斬新なデザインのポスターを見つけた時は、嬉しくなりますね。
そしてそれと同時に、“俺もこんなポスターを創りたいなぁ”と、クリエイターの端くれ
として、ごく自然な願望が芽生えてきます。
来年は、統一地方選挙の年。
僕が勤める広告代理店も、春には選挙がらみの仕事で多忙な日々になる予定です。
もちろん、その仕事の中にはポスターのデザインも・・・。
今、盛り上がっているWカップやオリンピックではないけど、選挙関連の仕事は、
4年に一度、自分のスキルがどれだけ上達したのかどうか、それを知ることができる
いい機会。掲示板を見た有権者に「お」と思ってもらえるようなポスターを
僕も制作してみたいものです。
このブログをお読みのみなさんの町にも、いたる所に選挙ポスターの掲示板が
建てられている事と思います。
僕の暮らす街・・・というか、選挙区は、定数2人のところに、5人の立候補者。
当然、掲示板に貼られている選挙ポスターも5枚です。
僕はいつも選挙になると、それが国政選挙であろうが、市議会議員クラスの選挙であろうが、
掲示板の前に立ち、それぞれのポスターの一番下を眺めます。
みなさん、そんなところ、ご覧になります?
たぶん、ほとんどの人がスルーしてしまう部分だと思います。
でも、僕のように広告関係の仕事をしている人間にとって、選挙で一番気になるのは、
この部分と言っても過言ではないです(笑)
ではそこには、いったい何が記されているのか?
実は、そのポスターを印刷した印刷会社やデザイン会社が記載されてあるのです。
どの候補者のポスターが、どこの会社や事務所で制作されたのか?
ここをチェックするのです。
すると、おぼろげながら色んなことが透けて見えてきます。
“あれ?この候補者、前と違う印刷会社だぞ、あっちの会社とは袂を別れたのかな?”
“あぁ、あのA印刷の社長はこの候補者を後押ししているのか。。。ということは、
市議会選挙では◯◯派のポスターを一括で受注するつもりなのか”
“ほぉ~、この候補者はあっちの都市圏の印刷会社を使ったのか、たしかにあの会社の
所在地辺りは大票田だからな”
・・・などなど、いろいろな“オトナの事情”が見え隠れするわけです(笑)
もちろん、選挙ポスターそのもののデザインも見ますよ。
これは僕の私見ですが、選挙ポスターのデザインって、デザイナーの力量が問われる
仕事のひとつではないか?と思うことがあります。
選挙管理委員会が設けた、記載内容や制作概要に関する様々な細かい規定をパスして、
その上で他候補よりも分かりやすく、親しみやすく、目立つポスターを制作しなければ
いけない。
まるで、鉄壁のディフェンスを打ち破ってゴールを目指すサッカー選手のようです(笑)
そんなわけもあって、世の中に出回っている選挙ポスターの大半は、“細かい規定なんて
クリアさせれば、それだけでいい”というふうになってしまい、逆にすべて同じような型に
はまったデザインの選挙ポスターが溢れてしまっている感があります。
だからこそ、そんな画一的な選挙ポスターが並ぶ中で、「お」と思わせる
斬新なデザインのポスターを見つけた時は、嬉しくなりますね。
そしてそれと同時に、“俺もこんなポスターを創りたいなぁ”と、クリエイターの端くれ
として、ごく自然な願望が芽生えてきます。
来年は、統一地方選挙の年。
僕が勤める広告代理店も、春には選挙がらみの仕事で多忙な日々になる予定です。
もちろん、その仕事の中にはポスターのデザインも・・・。
今、盛り上がっているWカップやオリンピックではないけど、選挙関連の仕事は、
4年に一度、自分のスキルがどれだけ上達したのかどうか、それを知ることができる
いい機会。掲示板を見た有権者に「お」と思ってもらえるようなポスターを
僕も制作してみたいものです。