りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

40。

2010-02-01 | Weblog
文庫本を購入した。

石田衣良の小説「40(フォーティー)」。
直木賞を獲った「14(フォーティーン)」じゃないよ(笑)
でも、最初はそのパロディーかと思った。
この人、似たようなタイトルが多いのかな?
あらすじを読むと、主人公は広告関係の仕事を生業とする40歳の男。

これって、俺のことじゃないか(爆)

あらすじだけで読むに値する気がして、即行で購入した。
石田さんの小説は、これが初めて。
上記の直木賞受賞作をはじめ、代表作の「池袋ウエストゲートパーク」も、
心のどこかで、“これらは僕が読む小説じゃない”と思って敬遠していた。
でも今回の小説は、石田さん自身も初めて同世代を主人公に書いた
渾身の一作だそうだ。

21歳の時、21歳の学生が主人公の、村上春樹の「風の歌を聴け」を読んだ。
29歳の時、29歳の社会人が主人公の、辻仁成の「クラウディ」を読んだ。

主人公と同じ年齢の時に読んだためか、双方の作品とも僕の心に波紋を生み、
そして今も心に奥底にしっかりと焼き付いている。
さて・・・この「40」は、40歳になった僕の心に、どんな波紋を生むだろうか。
そして、心の奥底に焼き付くことになるのだろうか。
コメント
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