Rの気まぐれnote

カメラ散歩と気ままなつぶやき日記

左脳と右脳で楽しむ日本の美

2019-05-01 12:49:09 | 日記


ゴールデンウイーク初頭は気が緩んだのか身体が動きませんでしたが、せっかくの長期休暇、探した訪問場所は、ミッドタウン内 サントリーホール。
「左脳と右脳でたのしむ日本の美」という副題に惹かれたからです。



デザインオフィスnendo代表佐藤ナオキさんプロデュースとありますが、実はこの人建築科をでたデザイナーで世界で活躍し、ニューズウイーク誌で「世界が尊敬する日本人100人」に選出されたとか。知らなかった〜。

美術館には10:00過ぎに着いて受付通ると 最初の入り口を「インスピレーション」と「インフォメーション」のどちらか選択します。

作品展示であろう、インスピレーションコーナーから入館。

中は薄暗くて小さな覗き穴から作品を観る感じ。一人ずつしか見れないから、混んでいたらどうなんだろう。
ガラス作品には照明によって別の表情を生み出そうとしていたり。


野々村仁清作 色絵鶴香合
要するにお香の容器
この丹頂鶴を模したデザインがとても素敵。


これも江戸時代前期のお香枕です。
え?この上に長髪を載せて香りをつけるらしい。

昔は相当長髪だから洗髪よりこれ?
昔フランスもまめにお風呂に入る代わりに香水が流行ったといいますものね。
でもこのデザインはシンプルながら素敵。(以外の言葉見つからないのかい)


江戸中期の藍色ちろり。
Japan blueが出てきた頃ですね。

全体では作品数は少なかったけれど、じっくり鑑賞し(させられ?)ました。

江戸時代から随分モダンな作品があったのですね。

そして戻ってインフォメーションの入り口から解説を読む。
ただ外国人もいたのに全てが英語ではなかったです(≧∀≦)

とりあえずくるくる回って鑑賞してお腹空いたので、隣の併設カフェ"ShopX Cafe produced by 加賀麩 不室屋"へ。
石川県加賀市の麩のお店?


ちらし寿司セット。
変わりどころは揚げてあるお餅とすまし汁に入っている大きな麩。ちらし寿司の中の赤い麩。
優しい味でした。

ついでにこの際甘味もと、

抹茶あんみつ。
ここにもお麩が。

お腹一杯なり過ぎで店出ると 閉まっていたお店もオープン。


ミッドタウンの好きな所はこの開放感と和のインテリア。


かと思うと上から水が流れている。


逆UFOがライトを当てているかのようなデザイン。

大賑わいの外のガーデンを過ぎると、今度は鯉のぼりが沢山。




見ると鯉のぼりデザイナーの紹介がありました。


楽しい。



空が青くて適度に風が吹いていたら もっと良さが発揮できたのにね。



こんなアウトドア展示もいいですね。

でも意外と寒かったのでそそくさ帰りました。

令和スタート

2019-05-01 11:51:46 | 日記
「令和」の新たな時代が始まりました。
私はなんで日本は西暦以外に元号にこだわるのだろう といぶかっていました。

でもメディアにより、今回の退位 即位の儀式、そしてそれに興味を抱く人々を見て、日本はやはり「天皇制」であり、それによる元号の重要性を改めて認識しました。
そして日本の元祖は天照大神による神道。儀式も飾りも音もないシンプルな様式。これが侘び寂びを大切にする日本の文化なのかなぁと。

今回の改元は200年ぶりの儀式を含めた事前からの告知、準備時間がたっぷりあった事によって、これぞ日本なのかと考えさせられました。