ある日「旧前田家本邸洋館で聴く弦楽四重奏」の当選のお知らせがきました。
以前、お知らせを見て絶対行きたいっ!と速攻ハガキを出したのでした。
「弦楽四重奏大好きでーす。楽しみにしてまーす」と書いたせいか主人のと2枚当たったので 井の頭線駒場東大前駅から徒歩8分程の閑静な住宅街をワクワクしながら歩きました。
旧前田邸とは旧加賀百万石前田家の16代当主前田利為侯爵の本邸として昭和4年に技術の粋を集めて建築され、当時東洋一の邸宅と称せられたそうです。←パンフより。
設計は日本人でチューダー式を取り入れています。←思いきり西洋かぶれですね。
駒場公園東門を抜けると緑豊かな中に先ず和館が表れます。
そして本邸洋館
やっぱり旧古河邸とかと似ていますね。
ただなんと入館は無料!中にカフェがあり、写真撮影OK!
な、なんで?鷹揚なの?太っ腹前田家!?
受付開始までコーヒーを飲みながらあちこちパチパチ(撮影軍団もやってきました。←あ、ここには女性もたくさん)
調度品はとにかく重厚
ランプも素敵。
窓沿いに見える公園ではなぜかコスプレ軍団もいましたが…。
この雰囲気 憧れます。
そしてコンサート開始。
張り切って演奏者の表情も楽しもうと前に座りました。
演奏者は世界的指揮者 故岩城宏之氏創設のオーケストラ アンサンブル金沢のメンバー4人です。
曲目最初は「利家とまつ」など日本の曲でしたが、後半のベートーベン弦楽四重奏第4番 ハ短調はドラマティックで、見事金沢市の和のイメージと洋館が融合している感じでした。
その後はパネル室で加賀藩の参覲交代の様子などの解説があり、再びゆっくり館内を見学しました。
寝室
広い書斎
洋画のワンシーンのような…。
やはり憧れる洋館ではありますが、以前すらっとしたハーフっぽいママ友が 小金井にあるたてもの園見学に誘ってくれた時 畳 障子のガッツリ和風の部屋と造りに憧れると言っていたので、「え?!洋風の方が似合いそうなのに」と思った覚えがあります。
私は洋風に対するコンプレックスなんですかね。σ^_^;