Rの気まぐれnote

カメラ散歩と気ままなつぶやき日記

タップ ダンス Journey in the Rhythm "NEW BEGINNING"

2017-08-27 11:20:06 | 日記

初めてタップダンスの公演に行ってみました。
場所は目黒パーシモンホール

折り込み宣伝で見つけた"タップダンサー 熊谷和徳"の"New Beginning"です。

タップダンスというとアメリカのミュージカルに出て来る楽しい感じでしたが、この公演はちょっと趣が違いました。

Kumagai Kazunori の軌跡はこちら→

一部は音楽なしに一時間ひたすら熊谷さんとその他二人の男女によるタップの披露。

それも両足のシューズの先とかかとのふみ鳴らし方を変え、タンタカタンタカじゃなく、タタタタタカツカツカツカツ シュワッ(←これはかかとで床をなぞります)

もう太鼓のような打楽器の世界?
それもストイックにひたすら足をふみ鳴らしているのを見て、「修行」をしているのか?もうこの人達はタップで悟りを開いたのではないか?とさえ思えました。

第二部はピアノ トランペット ベース ドラム 弦楽器にパーカッションとクインテット&ストリングスとの共演。
彼独自の世界を編み出していました。

でも正直私が感動したのは、パーカッションの黒人のリズム力はさる事ながら その美声。
この日は仕事の後にかけつけたので、疲労感にシーンと染み込みました。

最後は熊谷さんのタップダンス教室の生徒100名程が総出で 一部が一人一人 リズムを披露。

5-6歳の既に才能を開花?しているような男の子もいれば、頭の前半がスポットライトで光り輝いているおじ様まで皆楽しそうに 足をふみ鳴らしていました。

アンコール後も多分身内で盛り上がっている風で タップとのセッションはエンドレスだったので 終了前に出ました。

人生楽しむ事は大事ですね。

でも熊谷さん、仙台市出身のせいか、いや、仏教国日本人のせいかとても真面目で アメリカ人が捉えるタップとはまた違った境地に入り込んでいて、芸術音楽というより哲学を感じてしまう気がしました。