Rの気まぐれnote

カメラ散歩と気ままなつぶやき日記

世界報道写真展 at 都写真美術館

2016-09-24 20:43:06 | 日記

カメラ散歩になかなか行けてませんが、A新聞のチラシで"世界報道写真展"の開催を知りました。
主人が「迫力あるよ」と言うので初めて訪問する事に。

恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館はリニューアルされ、以前はなかった大きな過去の有名な(らしい)写真パネルと洒落たアプローチを通って中に入りました。

地下の会場に向かうと…
入り口から人だかり、最初に飛び込んできた巨大パネルの写真は、社会問題コーナーで銃撃を受けたシリア市民達の衝撃的な物でした。

特に全身血で真っ赤に染まって亡くなった子供を呆然と抱える父親の姿など、あまりにリアルな映像で 皆言葉を失いながらも目を離す事はできませんでした。
これが現実なのだ。

何でしょう? 日本のニュースなどは 目を覆ってしまうようなシーンはあえて伏せているので、銃撃 爆撃と伝えられても脳裏に入ってきません。

でも今戦禍に苦しむ人々の姿が等身大に近い姿で次々飛び込んでくるので その臨場感に写真家達の決死の思いがガーンと伝わってきました。
そして、市民 難民達の傷み 苦しみがグサグサと胸に刺さりました。

その後 日常コーナーやスポーツコーナーもありましたが、最初のシーンがあまりにインパクトあり過ぎでした。


会場を出た後 ニューオープンらしい"Maison Ichi"カフェに入ろうとしたけど、満席だったので三越の隣にあった"宮越屋珈琲"へ。

目の前の広場で沢山の走り回る子供達(最近のママ達はどこでも出没するのですねー)を眺めながら、
「日本は何て平和なんだろう、有難い事なんだわ」
としみじみ思いました。

ところで写真展内 意外とオシャレな若いカップルで一杯だったので、「へー、若いオサレな人達も世界情勢に興味もってるんだ」とビックリ?しました。